見出し画像

2024年3月 採卵後の体調の変化 受精卵の様子 副作用の便秘

妻:30代前半、AMH値:8.28、DVサバイバー
夫:40代前半、IBD患者
妊活:2020年2月〜
初診+タイミング法:2023年5月〜
転院+タイミング法:2023年8月~
人工授精:2023年10月〜
採卵:2024年3月 ←今ココ!

 採卵の翌日は体のだるさ、下腹部の痛み、胃のむかつきがあった。採卵直後の診察で主治医からは「卵がたくさんとれた分、副作用/合併症のリスクもある」ということで、ホルモンの調整のため(?*疲れすぎていて説明を覚えていない)レルミナ、レトロゾール、カバサールを処方されて服用していた。このカバサールの副作用に「便秘」があるようで、確かにお通じが無かった。そのため、お腹が張っても便秘のせいなのか分かりかねてしまった。
 食事はとれていたものの、夜からは微熱が出てきて、お腹も小さくなるばかりかどんどん張ってきて大きくなってとても苦しかった。

そして採卵の2日後の朝、微熱は引き続き37.4℃程度。下腹部が痛くて重くて辛さが限界だった。突き刺すような単発的な痛みではなく、ジリジリと痛む感じ。病院に電話できる8時になるまでじっとこらえて、営業時間になったらすぐさま電話した。微熱は大丈夫だけれども痛みが気になるということで、本来その日は電話で受精結果を聞くだけの予定であったけれど、受診することになった。

13:00の受診。午後イチにねじ込んでくれた。結果、卵巣の腫れ、それと子宮/膀胱のうらに腹水も。卵巣が腹水に軽く浮いた状態になり、それが動くときに痛むのだろうとのこと。寝るときはお腹が突っ張らないように、腰から上を10度くらいあげて寝るといいとアドバイスをもらった。

もう起きているだけで泣きそうなくらいだったのに、これはたくさん卵が取れた人の中では軽症の部類のようで、次の月経まで安静にするほかないとのことだった。ひとまず重篤なものでないことで私も安心したけれど、重症な人はいったいどんな苦しみを経験するのだろうか。

軽症なのに時間をとってもらったことが申し訳なかったけれど、それを察してか「こちらも診られて安心だったよ」と声をかけてくれた。

そのまま受精卵の状態を聞く。
卵胞数:20個
正常な(成熟した卵):12個
受精卵:10個

この10個を引き続き細胞分裂させ、胚盤胞になったら凍結する。次回の診察は8日後。

この後も採卵から4日後まではお腹が痛くて力が入らず、6日後までは張りもおさまらなくてジーンズが履けなかった。張りが良くなってから体重を測ると、MAXでお腹が張っていたわけではない排卵日の体重より2kgも落ちていた。受診したころの体重はもっとあったはずなので、かなり体に負担だったなと思う。

そして、忘れられないのが副作用の便秘のこと。

なんと1週間もまともなお通じが無かった。普段はそんなことないので、日が経つごとに「これは解消されるときこそ恐ろしい事態になるのではないか」と不安だった。。。そしてカバサールを飲み終わった2日後(採卵から7日め)の深夜、突然の腹痛で目が覚めた。

トイレかな?と思って便座に座り排便はするけれども、お腹が痛いだけではなくて、気分が悪くて、血の気が引いて背中がサーっと冷えて、冷や汗がたくさん出てフラフラする。さすがにトイレで意識を失って頭なんか打つわけにはいかないと、体を壁にもたれさせる。どうやら「迷走神経反射」のよう。

私は生理の時にこの症状がでることがあったので、感覚は知っていたものの、今回はなかなか症状が落ち着かない。トイレ内でなんとか検索してみると、冷やさないことと足をあげることが多少効果的とのことだったので、波が落ち着いて出られるようになったタイミングでソファの背もたれに足をあげ、心配で起きてきた夫に湯たんぽを用意してもらいお腹に乗せた。

それからも差し込むような腹痛でトイレに駆け込み、おさまったらソファに…とだいたい2-3時間くらい繰り返すことになった。

これで採卵関連のマイナートラブルは終わりだったみたい。久々の排便で体が驚いたのかもしれないが、夫がIBD患者の我が家にとっては、トイレを占領しなければいけないことはなかなか問題だった。冷や冷やしながら過ごすのはもうこりごり。こんなこと二度とありませんように。

これを読まれる誰かがいれば、伝えたいのはカバサールが要因の便秘はいつか解消されるので、その日に備えてデリケートゾーンに使える軟膏を用意しておいてほしいということ。お尻が痛いです。

#不妊治療 #妊活 #タイミング療法 #人工授精 #体外受精 #顕微授精 #採卵 #胚盤胞移植 #胚移植 #DVサバイバー #年の差婚 #不妊治療クリニック #IBD #沖縄

いいなと思ったら応援しよう!