ハンド分析(3bet pot Kc 9c 4h)
再びスターズから$400レーキバックプロモが来ました。確率とかは知りませんが(未プレイ期間とか関係あるんでしょうか?)、流石に凄い上振れの気がします。レンジ入力が思ったよりも手間なので今度はプリフロップソリューションとか欲しいです。
プレイ量を確保する必要もでてきたので、今回はハンド分析にします。Pio回しながらスターズ打ちたい・・・。
https://www.boomplayer.com/32948486_C8DD5809BC
相手のハンドが見れませんが、QsJsでした。BOOM初めて利用したんですが、なんか設定とかがあるんでしょうか?
プレイ自体は普通というか平凡だと思うんですが、ターンのTcは相当こちらに有利な気がします。ドンクとか、リバーx/rとか、オーバーベットとかのラインがあるのか全く分からなかったので。もしかしたらフロップx/rもあるかもしれません。
1.前提条件
BUの3betレンジ想定
MPのcallレンジ想定
Pioの設定。オーバーベットとドンクの選択肢を追加しました。
2.フロップの戦略
まず、フロップでのEQ比較。K highボードはそこまでBUに有利というわけではないです。とはいえ、EQの実現のしやすさが大差なので、EVは乖離しています。
SB 3bet vs EP callの記事から予想すると、このボードでのBU側の戦略はCB率ほぼ100%、ベット額は33%と66%が半分ずつという感じでしょうか。
フロップでのMPドンクレンジは無いので、BUの戦略から見ていきます。
予想通りですね。実践でも相手は8割強のCBを打ってきました。CBに対するMP側の戦略は以下のようになります。
99とKQsくらいしかバリューハンドがないので、レイズは余りできません。以下はc持ちのハンドの戦略です。AcQxはレイズ or コール。あと、Ax系のフラドロでx/rするなら、一番ショウダウンバリューのないATでやりなさいと。
3.ターン戦略
さて、実戦ではCBにコールしてターンでTcが落ちました。割とMP側に有利なカードだと思われますが、果たしてドンクレンジはあるのでしょうか。
むしろドンクレンジしかなかった・・・。ほぼレンジ全体で33%のドンクを打っています。
Hotnessを確認します。クラブというか、T自体がこちらに有利なんですね。T以外のクラブではドンクしていませんし、他のスートのTでもドンクしています。
33%ドンクに対するBUの戦略。
QJs(cを除く)はレイズです。相手がレンジ全体でベットしてくる(はず)なので、フラッシュ以外には勝っていると。ドンクを打たなかったことで、GTO相手には凄まじくバリューを取り逃していますね。まぁ、ストレートでレイズしてくる相手は50zoom以下にはいないと思いますが。
Tに反応してドンクを打てないと、どのくらいEVが下がるのか見てみます。ドンクの選択肢がある時のMP側のEV。
ドンクの選択肢を除外して再計算したときのMP側のEV
クラブのTcでは1BB、それ以外のTでは3.5BBほどEVが減少しています。
MPのチェックに対して、BU側は33%ベット or チェックが主流となります。ベット頻度が想像していたよりも全然高いです。QQやAQs、クラブ持ちのAQoなどでもベットしていきます。
check→BUの33%に対するMPの戦略
主なコールレンジはAcQc、2ペアやKヒット、クラブのあるJJですね。
レイズレンジはAcJc、QJsを軸にAcQxをブラフとして混ぜています。
4.x/x時のリバーの戦略
リバーの5sは完全なラグです。この時のMPの戦略です。
オーバーベットどころかオールイン or チェックなんですね・・・。チェックバックされてBUのレンジにフラッシュがほぼ無くなったのをいいことに、色々突っ込んでいます。
正直、今はプレイ中に自分のレンジがどうなっているかも怪しいレベルなんですが、ちゃんと理解した上で、ドンクやオーバーベットができるようになりたいです!
当然ながら、リバーは落ちるカードで戦略がガラリと変わります。
Tや9でペアボードになっても、BUのチェックバックレンジにはセットもないので、フラッシュやストレートでオーバーベットオールインしてますが、私みたいな弱い相手はセットを結構な確率でチェックしたりすると思うので気を付けてくださいw
最後に1点疑問があるのですが、ブラウザでの頻度とHotnessの頻度がわずかにズレている部分があるのですが、原因が分かる方いましたら教えていただけないでしょうか。
リバー5sの際、ブラウザでのcheck頻度66.14%が、ホットネスだと64.76%になっているんです。誤差の範囲ではありますが、気になるので。
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