コンクリートとコンクリートの原料になっている砂について…
夏の災害級なみに暑い日が続きますが…
ふと南米から日本に来た外国人のあるテレビのコメントで、「南米より暑い。向こうは、道路が地面なのでコンクリートによる照り返しがある日本(まあ日本に限らずかも知れませんが…)は暑さが何倍にも感じる」
というのを目にしました。
なぜ、コンクリートについてふと調べてみようと思ったかは、最近災害の対策で、コンポストトイレ、それからコンポスト(生ごみを燃えるごみを介さずに土に返していく方法)などを考えていたら、
土ってそういえば身近にあまりないし、例えばもし少量の土が欲しかったら、買うとなっても捨てることが案外難しいことなどに気づいたり、実際に土の状態を管理したりとかなどが難しいことに気づいたり、と
なぜかふと身近なコンクリートのことを調べたいと思いました。
コンクリートは水の次に使用されている材料らしい。
実は私たちの周りはコンクリートで溢れているらしい。
都会だけでなくて行くところ全てでコンクリートを目にしないことはないかも知れません。
コンクリートは橋や建物、ダム、あらゆる構造物に使われていて現代の社会では欠かせないもののひとつになっていると思います。
コンクリートの最大の特徴としては自由に形を変えられると言う事です。
コンクリートは約5000年前から歴史があるようです。
5000年前というと、エジプトではピラミッドが形成されていた頃らしい。
コンクリートはどんな材料で作られているかというと、セメントと水と骨材から形成されている。
だいたい、パーセンテージでいうと、骨材:セメント:水が8:3:1位の割合(モノによっては比率が違いますが…)です。
骨材というのは、砂(主に二酸化ケイ素:SI O₂)と砂利(主に塩化カルシウム??のことです。
セメント自体も主成分は石(石灰石CaCO₂)なので、水以外は石の仲間が混ぜ合わさってできているという物になります。
その為コンクリートは人口の石といえるものになります。
参考文献:
https://youtu.be/tsscfkXbNAY?si=FoQgcpDJp2uwCaEl
ちなみに、ガラスも似たような成分から作られるみたいで、
材料は、
ケイシャ(石英)珪砂(SiO₂)、
ソーダ灰(塩)(塩化ナトリウム)、
石灰石(炭酸カルシウムCaCO₂)
の3つです。
ケイシャとは、石英や珪石と呼ばれる鉱石を細かくくだいて使います。
石英自体は無色ですが、不純物が混ざって色が付く場合があります。
例えば、紅石英(ローズクォーツ)、とか。
ソーダ灰とは元々草木を燃やした灰を使ってましたが、今は塩から作った無水炭酸ナトリウムを使います。
ガラスのほかには石鹸や洗剤、入浴剤の原料にも使われますし、中華麺を柔らかくする「かん水」にも含まれています。
ガラスはケイシャや、ソーダ|灰≪ばい≫、石灰石を1500~1600℃の釜の中でドロドロに溶かし、それをドロドロに引き延ばして作ります。
参考文献:
また、近年砂不足で世界で争奪戦⁇になりつつある砂、
パソコンに入っている半導体は砂(二酸化ケイ素)SiO₂(シリコン)が原料となって使われていたり、砂の成分(シリコン)って結構身近にたくさんありますが、貴重になりつつ⁇あるようです。
参考:クラーク指数(地球の表面より地殻16kmまでの岩石の中の元素量を100分率で示したもの)