消化の良い食べ物とは…
■胃腸の調子が悪い時の食事
ー食事療法のポイントー
風邪、ストレス等により、下痢、胃もたれなど胃腸の具合が悪くなる時がある。そのような症状があるときの、消化の良い食事のポイントを下にまとめます。
1、消化の良い食品や調理方法を選びましょう
胃腸の調子が悪い時は、できるだけ食物繊維や脂肪が少ない食品を柔らかく調理した料理が適している。
食物繊維 多い
たけのこ、きのこ、海藻
(消化の悪い)
食物繊維 少ない
青菜、にんじん、ジャガイモ、りんご
(消化の良い)
脂肪 多い
脂身の多い肉
(消化の悪い)
脂肪 少ない
鶏ささみ、白身魚(たら、カレイ等)
(消化の良い)
調理方法 切り方(大きい)
かたさ(かたい)
油の使用量(多い)
↓
消化の悪い調理方法
切り方(小さい)
かたさ(やわらかい)
油の使用量(少ない)
↓
消化の良い調理方法
2、胃酸の分泌を高める食品は、控えましょう
香辛料の多いもの こしょう、唐辛子
甘味の強いもの 煮豆、まんじゅう
食塩の多いもの 漬物、塩辛
酸味の強いもの 酢の物、柑橘類
嗜好飲料 アルコール飲料、炭酸飲料、コーヒー、紅茶、
濃い緑茶など。
3、食事は、ゆっくり良く噛んで食べましょう
4、冷たいものは、一気に飲まないようにしましょう
5、食後は、休息をとりましょう
ー生活習慣上の注意点ー
胃腸の調子は、日頃の生活習慣との関連が深いと言われています。
次のことを心がけた生活をしましょう。
なお、胃腸の調子がよくない状態が続くようであれば、早めに医療機関を受診しましょう。
1、規則正しく食べよう
2、就寝前の食事はできるだけ避けましょう
3、栄養バランスの良い食事を心がけよう
4、暴飲暴食は避けましょう
5、睡眠を十分にとり、疲労の蓄積を避けましょう
6、たばこは止めましょう
7、適度な運動をしましょう
■参考文献:東京都病院経営本部、食事療法のすすめ方、胃腸の調子が悪い時の食事
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