『サタスペ』世界の大阪を歩く
やあやあ皆様初めまして。
今回は遊戯王の事ではなく、久々に趣味の話をします。
その趣味の話をする関係上、今回はいつも以上に茶番を入れていく事になります。
そういったノリが受け付けられない人はここ辺りで記事を読むのを止めといた方がいいです。
ＯＫのようですね、物好きな方もいらっしゃる。
『サタスペ』世界を歩いてみる
そもそも『サタスペ』って？
まず皆様はＴＲＰＧというものをご存知でしょうか？
定義とか触り始めると長くなるのでそこはカットします、気になったら調べるのが人間ですしね。
多分『クトゥルフ神話ＴＲＰＧ』とか単語だけなら知ってるという人も少なくはないでしょう。
私もかつては卓修羅になる程度にＴＲＰＧをやっており、色々あっても動画視聴勢になる程度にＴＲＰＧにどっぷりハマっておりました。
そしてその中でも特に気に入っていたシステムがあります。
それがこちら、混沌渦巻くケイオスなアジアンパンクＲＰＧ『サタスペ』です。
かつてはこのＴＲＰＧで気が狂ったようにプレイを勧めるレベルにまでハマっていたゲームを今回紹介していきます。
理由は『サタスペ』というゲームそのものが遊戯王プレイヤー、もといカードゲーマーとの相性が良さそうだなーが４割くらいで、残りは大体個人の趣味です。
舞台背景
舞台は第二次世界大戦後の日本ですが、サタスペ世界線ではナチス・ドイツの勝利に終わり、日本は大量の核爆弾で焦土となりました。
その後は列強と呼ばれる国々が分割統治を行い、諸々終わった後に大阪だけが近畿特別区と呼ばれる地域となりました。
そしてざっくり言うとこの世界線の大阪は『ブラックラグーン』のロアナプラに『ボーボボ』の狂気を内包させた街になります。
ここではあらゆる犯罪が栄えており、盗みや殺しは日常茶飯事、警察が麻薬を売り捌いていたり、一桁の少年少女が花を売り歩き、時には文字通り人間を部位売りしてたりと中々に楽しい世界です。
時たま食い倒れ人形が巨大化して動いていたり、太陽の塔とゴジラっぽい怪獣が死闘を繰り広げていたりするのも日常茶飯事、エルヴィスが死んだニュースは毎日流れ、キラートマトと呼ばれる品種のトマトに襲われる話も珍しくないです。
そんな混沌と狂気渦巻くこの街でビッグドリームを掴むために来た馬鹿達、亜俠と呼ばれるキャラクターを作り、遊んでいくのがこのＴＲＰＧとなります。
ビックリなことにこれでも中身のほんの一部となっており、中身を語り出すとキリがないのでこの段階で気になったらもう手遅れです。
ルルブを買いましょう。
『サタスペ』世界の命の軽さ
まず前提条件として『ＴＲＰＧ』における『ゲームマスター(以降ＧＭ)』は敵では御座いません。
確かにプレイヤー達に数々の試練を課したりする時もございますが、あくまで協力してゲームを作り上げていることを忘れないでください。
では何故こんな事を言うのか？それはビックリするレベルで亜俠の命が軽いからです。
まず亜俠は特別な力(異能)を所持していますが基本的には人間です。
勿論銃に撃たれれば基本的には傷付くし、下手をしたら死にます。
犯罪都市だからといって、犯罪をしても許される訳ではございません。
ヘマをやらかした結果海上刑務所にぶち込まれたり、精神病棟に幽閉される事もあります。
なんならそこに行かなくても路上にいる人喰いワニのご飯になったり、ゲーム終了時にキャラロストするパターンもございます。
しかもこれ全て自らがダイスを振った結果となる為、基本ＤＤ(サタスペにおけるＧＭ)は関与しません。
何故か勝手に野垂れ死ぬ可能性があるＴＲＰＧ、それがサタスペの恐ろしさかもしれませんね。
『サタスペ』と『カードゲーマー』の親和性
何故『サタスペ』の記事を書こうと思ったか。
それは『サタスペ』というシステム自体が『カードゲーマー』との相性が良いと考えてるからです。
より具体的に言うと『コンボデッキ』を組むタイプの人間と親和性が高いと私は考えています。
このＴＲＰＧ、最終的に『経験点』と『カルマ』という二つの要素によってキャラクターを成長させて行きますが、『経験点』による成長は本当に微々たるものです。
『サタスペ』におけるキャラの成長の大部分は『アドバンスドカルマ』と呼ばれるスキルの取得によって強さを発揮していきます。
『カルマ』には『異能』と呼ばれるメリットと『代償』と呼ばれるデメリットをそれぞれ内包しており、本来は成長すればするほどデメリットが重くのしかかって来ます。
しかし極まった亜俠達はこのデメリットすら活用していき、デメリット同士を掛け合わせて相殺、あるいはメリットの強化を狙っていきます。
『経験点』による成長は少ないと言いましたが、極まった亜俠達は経験点を大量に荒稼ぎする事で大幅な強化を狙ったりする人もいます。
あらゆる要素をコンボしていける『コンボデッキ』を好む人は『サタスペ』との親和性が高いかもしれませんね、知らんけど。
『サタスペ』をオススメする：動画編
ここまでザックリとした紹介をして、面白そうと思っても実際にどういう流れで進むか分からないと思います。
というよりもこのＴＲＰＧ、やれる事が非常に多い為、説明をするとそれこそ冗長になってしまうのでここでは敢えて説明しません。
なので『サタスペ』の動画を視聴する事をお勧めする事にします。
多分これが一番わかりやすいと思います、ほんまか？
なのでここではオススメの動画をご紹介します。
レジェンド・オブ・レジェンド、一番最古の『サタスペ』動画
これがきっかけで『サタスペ』の売り上げが伸びたりしたとの噂もあるくらい。
投稿本数の鬼の動画、２〜３日に１本動画を上げているヤバい人。
一本一本が短いので見やすいかもしれない。
他にも色々ありますので是非是非どうぞ。
『サタスペ』をオススメする：現物編
ここまで読んだり動画を見たりして実際にやってみたい！と思ったそこのあなた、大分手遅れですが歓迎致します。
しかし何を買えば良いかわからない…そう思いませんか？
まずは基本ルールブックを購入して頂ければ基本的なルールやデータは分かります。
そして膨大なデータと共に胡乱な内容が散りばめられており、これを読むだけでも楽しめます。
まずはこのルルブで遊ぶ事でルールの全容を覚えていきましょう。
これが実質ストラク３箱買いとほぼ同じ値段です、安いね！！
ほんまか？？？？？
もし数回やってなんか物足りないな、と感じたそこのあなた。
もう引き返せないレベルの沼に沈んでます、ようこそ。
なんとＴＲＰＧにはサプリメントという追加データ集が存在しており、『サタスペ』も例外になく存在します。
この『ロケットNo.1』には異能や代償の追加、やれることの追加があります。
これを使う事でさらに一段と沼にハマれます。
ただしこれを使うかはどうかはプレイヤー、ひいてはＤＤが判断するのでそこは確認しましょう。
とりあえずは『基本ルールブック』と、あったら便利な『ロケットNo.1』があれば大体のやれることは揃います。
他にも『サタスペ スペシアル』や『鉄火場と鉄砲玉』、『デッドマンウォーキング』などなど様々なサプリがある為、余裕があれば欲しいですね。
他にも公式側からサタスペのリプレイ本が発売している為、それを読むのもオススメです。
動画とはまた違うテイストに仕上がっている他、シンプルに読み物として面白いです。
後書き
というわけで突発的に『サタスペ』の記事を書くことにしたらんどるさんです。
理由は単純明快、久々にサタスペ動画見たらリビドーを抑えられなくなった、それだけです。
ＴＲＰＧは時間がかかる遊びのため、特に社会人に突入してからメッキリやる事が無くなってしまいました。
しかし逆に考えたのです。
ここでサタスペ人口を増やしてプレイヤーを増やせばサタスペをやれるのではないか、と。
まあそういう打算的なものを抜きにしてもサタスペは面白いシステムで、みんなに知ってほしいという願いを込めて今回は筆を取りました。
もしこの記事を読んでサタスペのルルブを買ったよ！って人が居たら話しかけてみてください。
私、ＤＤ出来ますよ(👓🤏クイッ
というわけであっさり目に今回は終わらせましょう。
ではここいらで、Byeです👋👋👋