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『ネクロニカ』世界を彷徨う、そして別れる

アンシャンテ、らんどると申します。

久々に遊戯王以外の趣味を語ります。
と言っても最近は出来てないのでこれを趣味と言っていいかは悩みますが、そんなこと言ってたらキリがないのでさっさといきましょう。

『ネクロニカ』世界を彷徨う

そもそも『ネクロニカ』って?

まあまずそもそも『ネクロニカ』が何?って訳ですよ。
『永い後日談のネクロニカ』、通称『ネクロニカ』はつぎはぎ本舗/神谷涼さんが作られたTRPGのシステムの一つです。
本来なら表紙をバーンと表示したい…ところですが、このTRPGはR15指定とまさかの年齢制限付。
なのでサムネも一部モザイク加工されています。


エロい、というよりはグロい。


主に表紙の女の子に半身が文字通り無かったりモツがまろび出てたりしてるので一応配慮のために表紙は載せません。
代わりに公式ルールブックに記載されている漫画が公式サイトに上がっているのでそちらをご覧下さい。

このゲーム、凄く俗っぽく言うと『百合姉妹イチャイチャ終末ハートフルボッコストーリー〜ビターエンドのみ〜』となっています。

舞台背景

舞台は終末世界。
永き戦争の果てに人類は量子・粘菌コンピュータの実用化、ナノマシンの実用化によってあらゆる技術が大いに発展しました。
しかし悲しいことにそういった技術の独占は戦争を激化させる火種にしかなりません。

やがてその技術は人類に適用され、とうとう人類は『アンデッド』という禁忌の扉を開けてしまいました。
アンデッド大量投入による人道的戦争、野生化した変異昆虫兵器の暴走、そして各国で多発発生した核爆弾の使用。
それ以外の大なり小なりの原因が積み重なり続けた結果、人類のほぼ全てが死滅した事で戦争は終わりました。

そんな終末世界に溢れ返ったのは大量のアンデッド達と異形化した動植物、そしてそれらを統括する技術を持つ『ネクロマンサー』によって支配されました。
そして長い永い時を経て『ネクロマンサー』達は気に入ったアンデッド達に人の心を与えました。

これは後日談。
荒廃した世界の、狂った世界の、終わった世界の物語の後日談。
そんな物語になります。

つまり何のこっちゃと思いますがざっくり言っちゃうと『ローゼンメイデン』の皮を被った『バイオハザード』世界で『少女終末旅行』をやっていると思えばいいと思います。
ちなみに『ローゼンメイデン』と『バイオハザード』は公式でも参考文献として載ってます。
販売された時期が少しずれていたら『少女終末旅行』も絶対入ってたと思います。

システムの特徴

①キャラクターとの掛け合い

このTRPGの大きな特徴として自然に百合の花が咲きます。
男性プレイヤー同士だと薔薇の造花で作られた百合の花が咲きます。
キャラクター同士が『姉妹』というカテゴリで繋がる関係上、自然と百合プレイが捗ります。

そしてゾンビ化してるとは言え、心が少女そのものなのも大きなポイントになります。

というのもこのシステムは『パーツ』と呼ばれる肉体部品の総数=そのキャラクターのHPになり、HPが0になっても即キャラロストになりません。
しかしネクロニカのキャラクターは総じて少女である為、心が非常に弱いです。
あまりに苛烈な出来事が起きてしまうと心が壊れてしまい、完全に壊れたらそのキャラクターは本当の意味で死んでしまいます。

ざっくり言うと『クトゥルフ神話TRPG』における永久発狂のような状態になるとアウトになります。
それを防ぐために対話をする事で心の傷を慰めてあげる必要があります。
その結果、百合プレイが非常に捗ります。

②異形×武装×少女が作れる

そしてこのTRPGのもう一つの大きな特徴、それは異形や武装した少女キャラクターが作れるところです。

オタクくんは少女の見た目にそぐわ無い巨大な腕や余分な頭、脚にキャタピラなど不釣り合いな部品が付いてたら嬉しいですよね?
オタクくんは少女が日本刀や対戦車ライフル、チェーンソーを振り回して戦う少女が好きですよね?

僕は大好きです。

先程さらっと説明した『パーツ』と呼ばれる肉体部品がまさにそれに該当しており、キャラクター作成時にその部品を選択する事によって自分の性癖に忠実な少女を生み出せます。

このTRPGは業が深ければ深い程沼に落ちていくTRPGだと思います。

その結果生まれたのがこの偏愛ちゃんです。
パーツは『つぎはぎ』をメインに少女全開にしてあります。
かわいいね。

後書

後書きなんてねぇよ

いや本当に何もないです。
語りたいことは全て語りました。
そうですね、敢えて言うことがあるとすれば

みんなもネクロニカやろう、です。
語り尽くせ無い程度には楽しいので、是非。

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