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遊戯王デッキ紹介『Deep Marine』
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どうも、らんどるです。
主にデッキ紹介記事を上げる事しか趣味がなくなった悲しき人間です。
ついに紹介記事50本という一つの目標に到達します。
という事で今回は、自分自身が今でもオフ会に出向く際は必ず持っていくレベルで愛してやまない、らんどる式『海造賊』デッキの紹介となります。
前置きは程々にしつつ、早速紹介に移りましょう。
デッキレシピ
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罠コントロール型のらんどる式『海造賊』デッキです。
事の発端から約2年
『海造賊』を面白く使いたいという思いを抱き、そして今日までデッキをアップデートし続けてきた文字通り『お気に入りのデッキ』という奴です。
今回はここ一年でさらに強化された部分や初動札の再設定、コンセプト周りをしっかり語っていけたらなと考えております。
コンセプト
そもそものこのデッキのコンセプトは『海造賊』を使いつつも『海造賊』に頼り過ぎない『海造賊』デッキを目指しています。
EXデッキの『海造賊』は手札コストに『海造賊』を要求する上に、メインデッキの『海造賊』モンスターは一部効果を使用した後は『海造賊』モンスターしか展開できない重い制約を持って戦うテーマになります。
その縛りをどう掻い潜りつつ展開に繋げていくのか。
また『海造賊』をどう強く使っていくかに向き合ったデッキとなります。
そしてこのデッキを動かすに当たり3つの柱を設定しました。
①『キャプテン黒髭』の効果拡張
②『双翼のリュース号』の効果拡張
③罠戦術による盤面コントロール
本記事ではこの3本を主軸に解説していこうと思います。
いつも以上に真面目ちゃんな紹介になりそうです。
①『キャプテン黒髭』の効果拡張
まずはこのデッキの要、エンジン役でもある『キャプテン黒髭』について触れていきます。
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『黒髭』は完全フリチェで相手の場か墓地に存在する属性に対応している『海造賊』をエクストラデッキから出力しつつ1ドローできる鬼強効果があります。
地味に自身以外も搭乗させられるで、理論上このモンスターを維持さえできれば往復でドローできるのが良いですね。
このデッキは『黒髭』の出力を最優先していきます。
『黒髭』を出すための初動
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構築当時からずっと居る『デスガイド』初動以外に『レスキューヘッジホッグ』初動で動かしていき、『黒髭』+『ラスティ・バルディッシュ』の盤面を形成していきます。
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展開の過程で『バルディッシュ』が盤面に出力される為、相手が闇属性モンスターを場か墓地に用意した瞬間フリチェ除去が発生します。
その上相手視点だと残しておくと『幻影霧剣』の妨害が頭の中を過ぎる為、ちょうど良くヘイトを買ってくれるのが良いですね。
従来ならここで止まる所ですが、長年使い続けてると新たな境地に至ります。
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このデッキも漏れなくエクシーズモンスターを活用するデッキ、当然ながら『アーマード・エクシーズ』の恩恵を受けられます。
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特に『DKL』が与える恩恵が一番大きく、『黒髭』のフリチェ装備効果=対象を取らない・墓地へ送らない除去に変換されます。
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また『DKL』の採用に伴い『エクシーズ・ソウル』を採用できるようになりました。
『海造賊』の弱点である基礎打点の低さ、そしてエクストラデッキに『メルケ号』を戻すことで弾切れを無くしてくれます。
その上『DKL』で回収可能なのでさらに長く戦えるようになりました。
②『双翼のリュース号』の効果拡張
次にここ最近でより重要視されるようになった『双翼のリュース号』に目を向けていきましょう。
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主に注目されるのは①効果、お互いのメインフェイズに手札か魔法罠ゾーンにある『海造賊』を出力することができます。
この効果で『黒髭』を船から降ろせばまた乗り込み効果によって盤面に+1、さらに1ドローが発生してアドバンテージ量を加速させることができます。
しかし今まではこのカードはどちらかといえば出力しにくいカードであり、使えればラッキーだな〜程度の存在でした。
しかし令和も6年が経ち、インフレ加速する現代遊戯王にて新星が爆誕しました。
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それが最凶の悪魔族集団『デモンスミス』の台頭です。
昨今の環境で見ない日がないと言わんばかりの『デモンスミス』達はこのデッキにも大きな恩恵を与えました。
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特にこの『刻まれし魔の大聖棺』の登場が革新的で、『海造賊』を再装填しながら『リュース号』の正規召喚を可能にしてくれます。
『海造賊』は効果の仕様上エクストラ側の『海造賊』の蘇生や使い回しが難しいテーマでしたが、『セクエンツィア』はその全てを一手で解決してくれました。
しかし『セクエンツィア』そのものを出す為には『光属性・悪魔族』を1体は用意する必要があります。
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そこで注目されるのは『荘重のヨルズ号』のP効果、お互いの場に宣言した属性を持つ悪魔族のトークンを生成する効果を持っています。
しかも『ヨルズ号』自体が自力でPゾーンに移ることが出来る為、『セクエンツィア』のL召喚までスムーズにできます。
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流石に『ヨルズ号』のトークンだけに頼るのは現実的ではない為、『デスガイド』や『バトル・スタン・ソニック』に対応している『天孔邪鬼』も採用しました。
このモンスター自体も属性を変更しながら相手の場に送りつけられる点から『海造賊』との相性は抜群です。
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魔法罠ゾーンから『海造賊』を出力できる観点から『トップハットヘア』との相性も良く、維持さえ出来れば毎ターン相手の魔法罠を荒らしていくことができます。
基本的には『黒髭』で『DKL』や『バルディッシュ』、『リュース号』で『トップハットヘア』のトリガーを引いて相手の盤面を荒らしていく形になります。
③罠戦術による盤面コントロール
3本目の柱と書いてありますが、実際は1本目と2本目を統括した結果の3本目でもあります。
ここまで読んでいると『初動が通ったら〜』みたいな匂いがぷんぷんしてきます。
事実上記の動きは初動がスムーズに行けば出せる理想の動きの一つでしかない為、妨害や除去蔓延る現代遊戯王では生きていけません。
このデッキでは初動札を『ガイド』と『ヘッジホッグ』以外に積まず、代わりに『海造賊』に繋がる罠札を積むことで防御面の底上げと動きの丸さを取りました。
①『バトル・スタン・ソニック』
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『白髭』は相手ターン限定ではありますがエクストラデッキ側の『海造賊』を展開出来る効果があるため、相手の攻撃を止めつつチューナーを出せる『バトル・スタン・ソニック』との相性は抜群です。
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例え『白髭』が効果を使えずに除去されても『赤髭』がカバーしてくれる為、戦線維持はかなりのものになっています。
『海造賊』以外では前述した『天孔邪鬼』を出す事で必要な属性を相手の場に用意しつつ相手の場に移動もできるので思ってる10倍は使い勝手が良いです。
②『メタバース』
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『海造賊』には手札コストさえあれば同名以外のあらゆる『海造賊』カードのサーチができる『拠点』が存在します。
このカード自体がフィールド魔法の為、『メタバース』でのアクセスが可能となります。
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そしてこのカードと『バトル・スタン・ソニック』は両者通常罠の為、『ラビュリンス』達の恩恵を受ける事が出来ます。
主に『迷宮城の白銀姫』を中心に守りを構えていき、『海造賊』の展開に繋がるように取り回していきます。
罠で自分のガードを上げながら相手のガードをこじ開けつつ、『黒髭』達で出力された船で轢殺アタックを仕掛けていきましょう。
その他採用枠
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メインデッキ
『迷い風』
『逢魔ノ刻』
『悪魔の技』
『迷宮姫』や『フェアー』でアクセス可能な通常罠として採用。
素引きしても強く使えるカード達のチョイスになります。
『碑像の天使-アズルーン』
『トップハットヘア』でアクセスする永続罠として採用。
防御用の札としてかなり良い感じです。
EXデッキ
『魔界特派員デスキャスター』
『黒髭』や『リュース号』を蘇生する為に採用。
このデッキでは『黒髭』の再出力回数で得られるアドバンテージ総量が大きい為、蘇生できる手段は多いに越した事はありません。
『刻まれし魔の神聖棺』
『リュース号』の蘇生+打点強化役として採用。
『セクエンツィア』と共に装備されると打点が5000まで伸びて、『ブレンネ号』や『拠点』の効果でさらに打点を伸ばせば『L・G・D』や『ジ・アライバル』と言った完全耐性高打点を上から殴りつける事が出来ます。
『トロイメア・フェニックス』
自由枠
『デスキャスター』のL先に出して耐性付与したり置物系の魔法罠を破壊するのが目的。
海外先行の『NECROQUIP PRINCESS』が来たら入れ替え候補でもあります。
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融合・効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2000/守2000
モンスターカードを装備したモンスター+悪魔族モンスターカード
自分の手札・フィールドの上記のカードを墓地へ送った場合のみEXデッキから特殊召喚できる。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「Necroquip Princess」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):カードの効果を発動するためにモンスターが手札から墓地へ送られた場合、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●そのモンスターを攻撃力500アップの装備魔法カード扱いとしてこのカードに装備する。
●自分は1枚ドローする。
後書き
またの名を蛇足とも言えます。
書く内容もあんまり無いので、この2年間半デッキ紹介を書き続けた男の感想を連ねます。
まず大前提として、いつも読んで下さる方やRPやいいね、感想を下さる方には本当に感謝しております。
それが無かったらここまでモチベ続いておりません。
そして記事が伸びると我が子のように嬉しく感じ、同時にもっと伸ばしたいという承認欲求が生まれます。
この承認欲求、果てが無いのが怖いですよ。
なんせ伸び率の分析をしたりするので数字に目を取られてしまって本質を見落としてしまう危険性を孕んでしまうのが怖い怖い。
あくまで原点はデッキ紹介記事を書いて遊戯王の面白さを再認識していく、それが私がデッキ紹介記事を書いている理由の一つです。
そこだけはブレずに行きたいものですね。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155453778/picture_pc_d8de20e4d5d95cbfb028764cc93f6ef2.png?width=1200)
というわけでそんなメンタリティを持ちながら今後も緩やかにデッキ紹介記事を上げていこうと思います。
あ、そうだ。
第二回乱駄無オフ、さらりとですが参加者募集しております。
お鍋が美味しくなる季節に開催させていただくことにしました。
皆様方是非ご参加下さい。
ではでは。