遊戯王デッキ紹介『甘岩溶』
どうも、ランブルボールです。
好きなお菓子は羊羹です。
人生は死ぬまでの暇潰しとも言いますよね。
なのでRTAしていこうと思います。
再走無しで生き抜いていこうと思い、デッキ紹介記事を書きます。
デッキレシピ
『マスター・モンク』をエースに置いた『春化精』×『マドルチェ』デッキです。
事の発端
皆様は運命の出会いを信じてますか?
私の中の運命の出会いは恋人との出会いになりますがこれ以上書くと惚気に成るので封印します。
それはいつも通りに馴染みのカードショップでオリパを漁っている時でした。
バリッバリに光輝く『マスターモンク』のレリーフがオリパの表紙を飾っていました。
この時代のレリーフの輝き方が一番好きならんどるさんは余りにも光輝きすぎてそこにダイヤモンドが飾られてるかと思うくらいにバリッバリに輝いて見えました。
即座に購入し、このカードでデッキを組みたいという欲求しか湧きませんでした。
心すら凍てつく新潟の寒空に突如として現れた荒々しい武闘家との出会いが馴れ初めです。
『マスターモンク』をどう使う
レリーフの美しさを提唱し終えたので、改めて『マスターモンク』の効果を見ていきましょう。
『モンク・ファイター』をリリースしてのみの特殊召喚をして得られるのは単純な連続攻撃。
攻撃力も1900と平成の遊戯王視点で見ても控えめ打点。
しかも一度正規召喚しても蘇生不可という徹底振り。
じゃあ進化前の『モンク・ファイター』はと言うと
戦闘ダメージ0化というこれもまたシンプルな効果。
お前ら武闘家だろ、もっと攻めっ気だしていこうぜ?
一応『マスターモンク』達には専用サポートカードが存在していますが、わざわざアクセスしなくても良いかなと思える程度には控えめ効果仕様となっています。
しかし時は令和、このカードが登場してそろそろ20年が経とうとしています。
その間に強力なサポートカテゴリが登場しました。
それが数多の禁止・制限カードを生み出した『パワー・オブ・ジ・エレメンツ』で登場した『春化精』達です。
画像にもある通り地属性を強力にサポートしてくれる為、使わない理由がありません。
特に『春化精の花冠』がある状態で『花と野原の春化精』の効果を使うだけで『マスターモンク』の再出力が物凄く簡単に整えられます。
また、『花冠』があると自軍の地属性が全て『春化精』モンスター扱いになる為、『森と目覚の春化精』の攻撃力倍加の恩恵を受けられます。
『森と目覚』のバフは現在攻撃力を参照する為、予め外付けでバフを乗せておけばさらなる打点を得ることができます。
と言うわけでこのデッキは超シンプルに『花冠』の効果で『春化精』名称を得た『マスターモンク』に対してバフを与えていくデッキになりました。
所謂特定カードで戦うエース構築ってやつですね。
『春化精』を使い回すために
『春化精』の効果をを毎ターン安定して使う為にはモンスターが必須となります。
このモンスターのチョイスをどれにするかでだいぶ性格が出るんじゃ無いかなと私は考えています。
特に今回は『春化精』を特にプッシュして使う関係上、墓地に行った『春化精』を回収する手段が欲しいな…と考えました。
そこで今回は『マドルチェ・シャトー』+『ティーチャーマドルチェ・グラスフレ』の組み合わせで回収する事にしました。
『グラスフレ』のデッキ戻し効果はX素材に依存しない効果の為、一度正規召喚しておけば後は『春化精』のコストに『マドルチェ』を絡ませるだけで使った『春化精』+好きな地属性をサルベージできます。
特に『マドルチェ・エンジェリー』は『苗と霞の春化精』でアクセスが可能な為、『マドルチェ』ギミックに接続しやすいのもポイントが高いです。
また最近登場した『マドルチェ・デセール』はマドルチェがデッキに戻った際に場のXモンスターにこのカード自身を素材として供給する効果を持って居ますが、この効果はXモンスターであれば誰にでも使える便利な効果になって居ます。
その為『春化精』の効果で蘇生した『御影志士』にX素材として供給される事で、『マスターモンク』周りのパーツを探しに行くことができます。
『春化精』のコスト問題も『マドルチェ・マジョレーヌ』を絡ませる事で幾分か軽減することが出来ます。
今回はデッキ全体をエンジン枠の『マドルチェ』とバッファー枠の『春化精』と役割分担することでデッキ全体のまとめ上げました。
『マスターモンク』強化計画
今回は複雑なコンボや初動ルートもありません。
ただただ『マスターモンク』を強化していく形になります。
しかし先に挙げた専用サポートを入れた構築は正直このデッキとの噛み合いが良くなったので、今回は地属性サポートに振り切ることで解決する事にしました。
①『ミセス・レディエント』
まずはシンプルな打点強化役の『ミセス・レディエント』になります。
1体居るだけで『マスターモンク』は帝ラインの2400に到達し、『森と目覚』のバフを適用するだけで4800の2回攻撃という暴力を生み出せます。
破壊されても『春化精』のサルベージが可能なのは素晴らしいですね。
②『鉄巨人アイアンハンマー』
次はロビンファミリーの仲間である『鉄巨人アイアンハンマー』です。
自身のモンスター1体に直接攻撃付与という超シンプルな効果を『マスターモンク』に付与する事で直接二連撃を可能にします。
さらに『ミセス・レディエント』と『森と目覚』を併用する事で打点4800の直接攻撃二連撃で相手を消し飛ばすことが出来ます。
『アイアンハンマー』は見た目通り岩石族の為、『御影志士』のサーチ範囲でもありつつ、『岩投げアタック』の範囲対象でもあります。
『岩投げアタック』で『タックルセイダー』を落とすことで間接的に妨害をすることが出来ます。
落ちた『タックルセイダー』は『シャトー』+『グラスフレ』のセットでサルベージする事で使い回しが可能になります。
③『ガッチリ@イグニスター』
『ガッチリ@イグニスター』はフィールドから墓地に送られた時限定ですが、『マスターモンク』に相手の効果を受けないというほぼ完全耐性を付与することが出来ます。
基本的に『マスターモンク』の使い回しを想定してるので優先度は低めになりますが、動きの中でアクセス出来ればより『マスターモンク』がガッチガチになります。
基本的には上記3種類を展開の中に織り交ぜながら動かしていき、強化された『マスターモンク』で相手を蹴り飛ばすデッキに仕上がりました。
その他採用枠
メインデッキ
『アステル・ドローン』
『苗霞』でサーチ可能なXサポート役として採用。
地味にレベル5として扱う永続効果が『マドルチェ・プディンセス・ショコ・ア・ラ・モード』を出す際に役立ったりします。
『剣神官ムドラ』
『春化精』や『マドルチェ』の巻き戻し役として採用。
基本的には『墓守の罠』の3枚目くらいの立ち位置で使ったりするので墓地戻しはおまけ程度。
おまけでも全然強いのは内緒。
EXデッキ
『恐牙狼 ダイヤウルフ』
『No.41 泥睡魔獣バグースカ』
『塊斬機ラプラシアン』
相手の盤面を処理するのに採用。
基本的に地属性しか効果が使えないので除去の選択肢はなるべく多めに取っておきたい気持ちが強いです。
『神羊樹バロメッツ』
『デセール』を誘発させる枠として採用。
『マドルチェ・プロムナード』をデッキ内に巻き戻しつつ、『デセール』で他Xモンスターに素材供給が可能となります。
『空牙団の懐刀ドナ』
『Gゴーレム・インヴァリット・ドルメン』
『鎖龍蛇-スカルデット』
盤面整理用に採用。
メインデッキで動きが完結してる+『春化精』の縛りの関係でここは実質フリー枠でもあります。
デッキ名由来
デッキ名は日本神話で出てくる『天岩戸』を捩って『甘岩溶』と名付けました。
マドルチェ要素の『甘』、春化精要素の『溶』、それを繋ぐマスターモンクをはじめとする岩石族の『岩』で繋げた感じです。
まあこの記事書いてる季節は灼熱地獄と化した真夏日ですが。
皆様方は熱中症予防も大事ですが、そもそも暑い場所を避けてガンガンクーラーかかってるエリアで涼しくお過ごし下さい。
後書き
今回はやることがシンプルシリーズなデッキのため、記事の文章量も普段と比べたら軽量化してあります。
本来読みやすい文章量はこれくらいかなとは思いますが、私は基本的に書くことが多すぎて5000〜7000字を行くことはザラにあります。
茶番とかを減らせばもう少しスラリとした記事になりそうなものですが、淡々とデッキの内容を書いてある記事って凄い高尚なデッキを作ってるってイメージになっちゃうんですよね。
私の記事は良くて場末のバーの張り紙程度の気楽さで見て欲しい部分があります。
本来記事とはこれくらいの気楽さで書いていいと思ってます。
書くことが重荷にならない程度にこれからもやらせて頂きます。
さて迫ってきましたAAオフ、皆様準備はしっかり整えてますか?
私はAAオフ後のタイムアタックスケジュールを組むのに戦々恐々してます。
というわけで今回はここまで。
それでは皆様、Bye✌️