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遊戯王デッキ紹介『BLACK★STAR』
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どうも、ご立派様です。
好きな寿司ネタは雲丹です。
先日齢を重ね、とうとう若者時代最後の年を迎えてしまいました。
改めて自分の人生を振り返りましたが、幼い頃から遊戯王にしか触れていないことに気づきました。
もう若くないんだし、良い大人にならないとな。
良い大人なる為に、アダルティでダンディなデッキ構築を目指していこうと思います。
ちなみに私は享年14歳のJCです、覚えて帰りましょうね。
デッキレシピ
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『影星軌道兵器ハイドランダー』を主軸に『神碑』などで相手盤面・デッキ・ライフをコントロールしていくデッキです。
事の発端
『影星軌道兵器ハイドランダー』を使ってみたいなと思いました。
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自分の墓地にモンスターが5体以上存在し、かつそれらが全て違うモンスターの場合(以降ハイランダー状態)の時に特殊召喚可能なモンスターです。
さらにコストでデッキの上からカードを落とし、その段階でもハイランダー状態なら対象に取らない除去をフリーチェーンで使用できます。
このモンスターを使うなら必然的にハイランダー構築を要求されますが、ハイランダー構築は個人的に難易度高めの構築と思いました。
なのでメインモンスターを『影星軌道兵器ハイドランダー』のみで構築し、召喚条件などをEXデッキのモンスターのみで達成する事にしました。
私の信条は『無理をしないで最大限をやる』なので、
手を抜けるところはきっちり手を抜いてます。
早速構築プランを形成していきましょう。
デッキ全体の構築プラン
ハイランダー条件の達成
まずはこのデッキの命題である『EXデッキのモンスターを5種類墓地に送る手段』を考えていきます。
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今回は『N・As・H Knight』から『CX-N・As・Ch Knight』を出力する事で解決しました。
『H Knight』をEXデッキ側のモンスターのみで出力すればその段階で4枚消費する事が出来ます。
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さらに『H Knight』の①効果で『No.104 仮面魔踏士シャイニング』を仕込み、『Ch Knight』のランクアップ効果で『CNo.104 仮面魔踏士アンブラル』を出力すれば6枚消費できます。
『Ch Knight』の効果で出した『アンブラル』は相手エンドフェイズを迎えた途端に自爆しますが、『ハイドランダー』の召喚条件を満たせるのでむしろメリットにしかなりません。
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肝心の『H Knight』の出力方法は
①『神碑』速攻魔法で『神碑の牙フレーキ』の出力
②『簡易融合』や『簡素融合』、『融合強兵』で『炎の剣士』か『闘気炎斬龍』の出力
③『インスタント・コンタクト』で『E・HERO スチーム・ヒーラー』の出力
これらを組み合わせて出力していきます。
最近複数種類の動きを組み合わせるやり方がトレンドになっています。
『ハイドランダー』のアクセス手段
次にこのデッキのエースモンスターの確保手段ですね。
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『ハイドランダー』は都合良く『闇属性・機械族』の為『オルフェゴール・クリマクス』の墓地効果でサーチ可能です。
『クリマクス』を墓地に落とす手段も『バージェストマ・マーレラ』や『おろかな副葬』を使えば簡単に落とせます。
しかしメインモンスターを『ハイドランダー』のみにしてる関係上、サーチ以外にもサルベージなどで使い回す必要があります。
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私は古きを愛する大和人の為『死者転生』で拾う事にしました。
『神碑』モンスターをEXデッキに戻したり、手札に来てしまった墓地発動系の罠を捨てられるのでかなり便利です。
後は『神碑の泉』によるドロー加速や『一撃必殺!居合いドロー』によってアクセスを狙いますが、ここ辺りは後述する基本的な動きで解説できたらなと思います。
基本的な動き
デッキとしての体裁は出来上がったので、ここから実際に何を目指すかを考えていきます。
と言ってもそこまで複雑に考える必要はありません。
①EXデッキのモンスターを5体墓地へ送る
②『ハイドランダー』の着地→除去効果の使用
基本的な目標をこの2点に絞ってある為、この2点を繋げる動きをどうするかを考えるだけです。
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そこで『フレーキ』との兼ね合いを考え、メインエンジンに『神碑』を採用する事にしました。
『神碑』は相手のデッキを除外する形でのデッキ破壊を主にしている為、相手の有効札をデッキ破壊で消去→『ハイドランダー』の除去を当てる事で効率的に相手盤面を整理できます。
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特に『神碑の泉』と『ハイドランダー』の組み合わせにより、『ハイドランダー』のコストで落ちた『神碑』速攻魔法を『神碑の泉』によってデッキ下に再装填してドローしてくれる為、必然的に手札の質が良くなります。
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またモンスターの数を絞っている為、『ハイドランダー』の墓地送りで落ちた『vivid Tail』+『仁王立ち』や『光の護封霊剣』の墓地効果で相手の攻撃をロックしていき、盤面と状況を整理していきます。
最終的な勝ち筋
ではこのデッキの勝ち筋は何?と言われたら勿論『神碑』によるデッキ破壊をメインにしています。
しかしそれだけだと華がないので、ド派手な切札を用意することにしました。
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『残骸爆破』は墓地に30枚以上カードがあるときに3000バーンを与えるフィニッシュカードになります。
『ハイドランダー』で3枚ずつ、『ハイドランダー』条件達成で6枚は墓地に貯まるため、発動条件自体は戦いの過程で自然と達成します。
『アンブラル』のライフ半分効果が刺さっていた場合は4000ライフからの3000バーンとなり、相手に相当数のプレッシャーを与えられます。
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また『ハイドランダー』などで墓地に行ったとしても『トランザクション・ロールバック』でコピーをすれば問題ありません。
発動条件周りは無視できないのでこればかりは気をつけましょう。
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他にも『No.61 ヴォルカザウルス』を採用し、詰めの一手とします。
最終的にこのデッキはバーンデッキ、デッキ破壊の両側面を持ちながら『ハイドランダー』でコントロールしていくデッキへと変貌を遂げました。
その他採用枠
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メインデッキ
各種『神碑』速攻魔法
基本的には『神碑の穂先』のみ2枚にして、『黄金の雫の神碑』と『怒れる嵐の神碑』以外を1枚ずつ採用しています。
個人的にこの配分が丁度いい感じです。
『一撃必殺!居合いドロー』
『ハイドランダー』アクセスのための『オルフェゴール・クリマクス』にアクセスする為に採用。
2枚入れてるのでワンチャン相手に死を与えます。
『裁きの天秤』
ドローソースとして採用。
デッキタイプ的に場のカードが少なく、かつ手札も減らしやすいので大量ドローを見込めます。
『ロールバック』でコピーしてもなお強い。
『針虫の巣窟』
墓地肥やしカードとして採用。
『ロールバック』でコピーするときもたまにあります。
『パワー・ウォール』
ダメージカット+墓地肥やしカードとして採用。
仮に3000ダメージを0にしながら6枚肥やしができると考えると強くないわけがない。
相手依存のため1枚のみの採用。
『ドラグマ・パニッシュメント』
除去札として採用。
後述する『ブーケファルス』+『ガルーラ』セットを墓地に送るのが主な仕事。
発動後次エンドまでEXの縛りが発生する為、そこだけは注意が必要です。
EXデッキ
『神碑の牙ゲーリ』
『神碑の鬣スレイプニル』
『神碑』速攻魔法で出せるモンスターとして採用。
前者は破壊された『神碑の泉』を拾いつつ、戦闘で破壊されたら1枚除去が可能です。
後者は擬似『リトルナイト』的な使い方+トークン生成で場持ちを良くします。
『神碑の翼フギン』は手札コストが思いの外厳しかったので採用していません。
『鉄獣式強襲機動兵装改“BucephalusⅡ”』
『共命の翼ガルーラ』
『ドラグマ・パニッシュメント』で落とすセットとして採用。
『ブーケファルス』で3500以下を破壊し、追加で『ガルーラ』を埋葬して1ドロー出来るのが強み。
『極炎の剣士』
『融合強兵』で見せる枠として採用。
それ以外マジで役割ないです。
たまに『ドラグマ・パニッシュメント』で墓地にいきます。
『テセウスの魔棲物』
『簡素融合』で出せる枠として採用。
再出力する方法がないので優先度は低めです。
デッキ名由来
デッキ名は『BLACK★STAR』と名付けました。
というのもこのデッキ名を決める際に影星で検索したらソウルイーターの登場人物の1人の名前がヒットして『ええやん』となった次第です。
ちなみにソウルイーター読んだことありません、何処かの機会で読めたらいいなあ…
後書き
前書きでも書いた通り、先日私は29という年齢に到達し、若者世代最後を迎える羽目になりました。
私が唯一愛してる人と一緒の時を過ごせてハッピーハッピー…のはずでしたが翌日にはコロナ発症、かなり早い段階で別れる羽目になりました。
それに加えて参加予定のオフ会をキャンセルせざるを得なくなり、1歩進んで100歩くらい引き摺り戻された気持ちすらあります。
世の中上手くいかないものと思いつつ腐らずに最善の道を探すのは諦めないでいきたいです。
結果的に次善の道になったとしてもより良い未来には足を向けられる気がするからと私は信じています。
というわけで今回はここまで。
それでは皆々様、Bye👋