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遊戯王デッキ紹介『十六葉を賭す』
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どうも、ぼっけもんです。
主な死因は酔って便器に頭を突っ込んだことです。
お腹ゆるゆる族でありながら寒さ耐性0の為、便器が冷え切っているだけで直ぐに逝ってしまう悲しい生態、それがらんどるです。
そんな感じでデッキ紹介に参りましょう。
デッキレシピ
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『幻妖フルドラ』を中心に展開していく『六武衆』デッキです。
事の発端
『幻妖フルドラ』に挑戦しようとは前々から思っていました。
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モンスター→罠、魔法→モンスター、罠→魔法に変換できるこのカードはカジュアル界隈でもよく見かけるモンスターです。
当然使うとなったら強いカードを拾えたら良いですよね。
その上で他と差別化できたらさらに良いですよね。
強さと差別化、それらを両立出来るカードは何かなと考え色々調べてみました。
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今回は強さと差別化、両方出来そうなカードとして『六武衆』最強のサポート札である『六武の門』に目をつけました。
『六武の門』は場の武士道カウンターを取り除く事で様々な効果が使え、しかも古のカード故に効果の発動にターン1制限はありません。
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さらに最近?登場した『六武衆の指南番』は今まで触れなかった『六武式』魔法・罠をサーチorサルベージが出来る為、『六武式』罠をコストに『フルドラ』の効果が使用できれば破壊された『六武の門』を拾い直すことができます。
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・カジュアル界隈で『六武衆』はたまに見るけど『六武の門』を採用している形を見かけたことが無い
・『六武の門』の効果が余りに強力故に真っ先に除去される
・制限のカードを拾い直せたら強いんじゃね〜?
以上の観点から『六武の門』に焦点を当てて、そこから必然的に『六武衆』に興味を持ち始めました。
そこで今回はデッキベースを『六武衆』×『幻妖フルドラ』に設定し、そこからどう個性を出して出していくかを考える事からスタートしました。
デッキ全体の動作設定
初動設定
まず何より『フルドラ』のアクセス方法をどうするかを考えました。
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今回は『シューティング・ライザー・ドラゴン』で叩き落とすのが一番楽だと結論付けしました。
ではこの『ライザー』を『六武衆』とどう絡めて行くか?
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このデッキでは『M.X-セイバー インヴォーカー』→『聖騎士の追想イゾルデ』の強い動きを使う事で『ライザー』の成立+αまで到達できます。
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必要札:『M.X-セイバー インヴォーカー』が成立可能→ランク3が組める手札
①『インヴォーカー』のX召喚→効果で『影六武衆-キザル』を特殊召喚→効果で『六武衆の破戒僧』をサーチ&自身の効果で特殊召喚
②『破戒僧』+『インヴォーカー』で『聖騎士の追想 イゾルデ』のL召喚→『イゾルデ』の①効果で『真六武衆-キザン』を、墓地へ送られた『破戒僧』で『六武衆の理』をそれぞれサーチ
③『イゾルデ』の効果で『フェニックス・ギア・ブレード』を含んだ装備魔法2枚を落としながら『六武衆の指南番』を特殊召喚→『フェニブレ』がコストで墓地へ行った為そのまま回収
④『指南番』をコストに『六武衆の理』を発動→『破戒僧』を蘇生→『指南番』の効果で『六武式襲双陣』をサーチ
⑤『破戒僧』+『キザル』で『シューティング・ライザー・ドラゴン』をS召喚→効果で『幻妖フルドラ』を墓地へ送りレベル2までダウン
⑥『イゾルデ』とレベルが下がった『フルドラ』で『ギガンティック・スプライト』をX召喚→効果で『スプライト・ジェット』を特殊召喚→『ジェット』の効果で『スプライト・ダブルクロス』をサーチ
⑦『ギガスプ』と『ジェット』で『影法師トップハットヘア』をL召喚→効果で『ミメシスエレファント』をセット
最終盤面
場:『影法師トップハットヘア』、『ミメシスエレファント』
手札:『六武式襲双陣』、『真六武衆-キザン』、『フェニックス・ギア・ブレード』
初動で『イゾルデ』を展開の中核に置く事で『フェニックス・ギア・ブレード』を手札に引き込めます。
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現代遊戯王の無限コストになれるこのカードを拾う事で『フルドラ』の魔法カードコストを確保=好きなモンスターのサルベージができるようになります。
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このデッキでは『インヴォーカー』を作る為の初動札を
・魔法回収用の罠カードのサーチが行える『幻影騎士』
・2巡目以降は6シンクロを狙える『音響戦士』
・召喚権を使わずに展開可能な『SRベイゴマックス』+『SRタケトンボーグ』セット
上記のどれかからスタートor組み合わせて展開していきます。
中盤の展開
中盤以降は主に『六武の門』をサーチした後に、『六武の門』のパワーを用いて展開をしていきます。
兎にも角にもまずは『六武の門』のサーチをしていきましょう。
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といってもここでの動きは実にシンプル、『六武衆の軍大将』をL召喚すれば武士道カウンターを乗せられる『六武の門』にアクセス可能です。
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この時に『真魔六武衆-シエン』をS召喚して『六武衆の師範』を拾った上で『軍大将』のL召喚が出来れば後述するコンボギミックの強化を狙えます。
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また『師範』or『フルドラ』と『指南番』のセットが盤面に揃いやすくなる為、『軍大将』を守る+ダメージを通す役割として『サイバース・クアンタム・ドラゴン』を採用し、相手の盤面を剥がしていきます。
盤面に応じて『フルドラ』の蘇生と回収先の切り替えを行いながら、終盤のコンボに繋げていきます。
終盤のコンボへ
『フルドラ』で回収する機構は完成したので、後はフィニッシュホールドをどう決めるかを考えていきます。
せっかくなら『フルドラ』を使いながら『六武衆』ならではのコンボが良いですよね。
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そこで『六武衆』が誇る最強展開札である『諸刃の活人剣術』に着目しました。
主に注目したのは発動後のデメリット部分。
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『活人剣術』で蘇生した『六武衆』モンスターが1体でも存在していたら発動したターンのエンドフェイズに破壊され、その段階での攻撃力分の合計の自傷ダメージが発生します。
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しかし隣に『Em トラピーズ・ハイ・マジシャン』が場に立って居れば、自傷ダメージをバーンダメージに置換できます。
『活人剣術』の自傷ダメージはチェーンブロックが発生しないダメージの為、蘇生効果を通した時点でほぼ確実にバーンダメージが確定します。
参照値が破壊された時の攻撃力を参照にする為、『六武の門』のバフ効果を火力に変換することができます。
しかし『トラピーズ・ハイ・マジシャン』を出す為には『レベル5の魔法使い族×2』が必要になり、『フルドラ』に加えてもう一体魔法使い族を用意する必要があります。
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今回は『星杯の神子イヴ』を用意する事で解決する事にしました。
S召喚に成功した時『フルドラ』を蘇生する手段として『星遺物に継ぐもの』を加えておく事でスムーズにランク5まで到達できます。
『神子イヴ』は『ミメシスエレファント』+『破戒僧』、もしくはレベル3モンスター+『指南番』で出力していきます。
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それ以外だと『師範』の種族を『ミメシスエレファント』の効果で魔法使い族に変更する事で『トラピーズ・ハイ・マジシャン』の出力ができます。
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『活人剣術』そのものはサーチが効かない為、『六武衆の結束』によるドローターボか『トラップトラック』でアクセスを狙っていきます。
これが『六武式切腹反撃』です、ご笑覧あれ。
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その他採用枠
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メインデッキ
『新鋭の女戦士』
『イゾルデ』のサーチ範囲でかつ墓地から拾って強い戦士族として採用。
『フルドラ』で使い回してもよし、墓地除外して『キザン』や『師範』などを回収しても良しの便利な存在。
『音響戦士ピアーノ』
『神聖魔皇后セレーネ』用の魔法使い出力用に採用。
墓地効果でも種族変更ができるので腐りにくいのがポイント。
『嘆きの石板』
『イゾルデ』のコスト役兼捲り札として採用。
単純に無効に出来るのが強い。
『石板』カードは存在しません。
『六武式風雷斬』
『指南番』のサーチ先として採用。
単純に武士道カウンターを取り除けば破壊かバウンスがチョイス出来るのは強いです。
『幻影霧剣』
『幻影翼』
『フルドラ』用の罠コストとして採用。
使い勝手が良いし墓地効果で簡単にレベル3を捻出できるのが素晴らしい。
『戦線復帰』
『フルドラ』蘇生用に採用。
『トラトリ』系のカードで何持ってくるか悩んだら汎用蘇生札を選んでおけってじっちゃまは言ってた。
EXデッキ
『S:Pリトルナイト』
単純な除去札として採用。
『クアンタム』と一緒に盤面出力する事でかなり硬い盤面を生み出せます。
『コードブレイカー・ウイルスソードマン』
『軍大将』のL召喚サポートに採用。
『真魔六武衆-エニシ』のバフを受けると2800になる為アタッカー運用もします。
『真魔六武衆-エニシ』
『真魔六武衆-キザン』
武士道カウンターを貯める為に採用。
どちらも縛りの無い6シンクロの為、サクッと出してカウンター稼ぎに使えます。
特に『真魔キザン』は墓地からの自己蘇生もある為、カウンター稼ぎがよりしやすくなりました。
『神聖魔皇后セレーネ』
『フルドラ』の蘇生用に採用。
『告天子竜パイレン』や『召皇女クインクエリ』など色々試してみたけど一番丸いところに落ち着きました。
『クアンタム』で守れるのが普通に強かったりします。
デッキ名由来
デッキ名は『十六葉を賭す』と名付けました。
十六葉とは十六葉菊を指しており、その花紋は織田信長を始めとする様々な武将に下賜された紋様となります。
その紋様に賭す、つまり『六武衆』の命を賭して相手を倒す意を込めてあります。
こう書くと末期の旧日本軍みたいな精神性ですね。
まあデッキを回転させるか回天を使うかの違いですね。
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後書き
先日、有難いことに閉ザサレシ極寒ノ大地にてホホジロザメさん主催の新年会に参加させて頂けました。
同郷のカジュアルデッカー勢が一堂に集まる機会であり、非常に楽しい時間を過ごせました。
もしかしなくても人生の中でトップレベルにお酒が美味しい席だったかな〜と思います。
去年の暮れにはミソさんの方で『嘔吐不味』が紹介されていたりで、年末年始はかなり幸福度が高い状態で過ごせました。
勿論皆々様がいつも見守って下さっている事は前提条件ではありますが、細々とはいえ続けてきた甲斐があるってものです。
『継続は力なり』とはまさにこの事なんでしょうね。
これからも細々と続けていけたらなあと思います。
出来ればオフ会もやりたいですね。
それでは皆々様、Bye🖐️