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2024年上半期 統括

ガガーリンです。

どうも、カタンの開拓者ことコロンブスです。
嘘です、らんどるです。

というわけで毎年恒例のデッキまとめの季節になりましたね。
まあ恒例にしたの去年からなんですけど。

2024年の1月〜6月の間に組み上げたデッキと今の段階のデッキレシピをつらつら上げながら感想を投げていこうと思います。
同時に今現行で使ってる去年以前からあるデッキの今の構築やら崩してしまったデッキについても簡単に語ります。
つまりは総決算記事になります。

そして今回滅茶苦茶多いです。
どれくらい多いかと言うと、全て合わせるとデッキレシピが24個もあります。馬鹿野郎。

なので目次もいつもより長々スクロールになっています。
気になるデッキがあったらそこを読む形をとったほうが良いかもしれません。

それでは参りましょう。

上半期作成デッキ一覧

1:『UP DRAFT』

『烈風帝ライザー』と『SPYRAL-タフネス』の相互シナジーを活かしたデッキになります。
『スネークアイ・エクセル』が準制限になりましたが元々2枚だった為ノーダメージです。
あと『マジックカード「クロス・ソウル」』の登場により手数が向上しました。
しかしコンセプトカードの『タフネス』の出し方が納得いっていないので、そこをどうにかしてみたいのが本音。

2:『巳本廻収』

『ナーガ』の効果の複数発動を狙う『リブロマンサー』×『溟界』デッキです。
『溟界の滓-ヌル』の採用枚数を減らし、代わりに『溟界の蛇睡蓮』を採用しました。
こうする事で序盤は初動の量増し、中盤〜終盤は『ナーガ』へのアクセス方法に変わります。
バック除去能力を底上げする為に『蕾禍ノ玄神憑月』を搭載し、除外領域に爬虫類が溜まりそうだったので『溟界の昏闇-アレート』を採用することに。
ちなみに『ナーガ』の出力先は相変わらずです。
なんか面白そうなのはないものか。

3:『4Bに壊された者』

『破壊剣の使い手-バスター・ブレイダー』の装備効果で相手モンスターを寝取る『ヴァルモニカ』デッキです。
『天地開闢』で見せるモンスターを『聖戦士カオス・ソルジャー』にする事で『天翔ける騎士』をX召喚する事で出力できるようにしました。
現状は相手がこちらのモンスターを除外しない限り反応しないので、『ネクロ・ガードナー』を搭載しようか少し悩み中。
また『創神のヴァルモニカ』の登場により溜まりにくかった響鳴カウンターが一気に加速するようになりました。

4:『凍結6秒前』

『青氷の白夜龍』の強制無効で『怒児様』の怒りゲージを加速させる『竜輝巧』デッキです。
『バトル・フェーダー』の代わりに米版の『スモーク・モスキート』採用以外は一切変わりません。
基本的にこのデッキは『竜輝巧』で全て解決しているから変化はかなり乏しいです。
メインエンジンが1テーマで完結するのは良い事でもありますが、こういう記事を書く際は変化が乏しくて書くことが少ないのが難点になりますね。

5:『レプリカの神様』

『聖王の粉砕』のデメリットを敢えて受け入れる事で強化されるデッキです。
安定性の確保+レベル4非チューナーの確保の為に『マンジュ・ゴッド』をフル採用する事で『GP-スター・リオン』をより出力しやすいように調整。
また『蘇りし天空神』をフル採用にする事で『オシリスの天空竜』をより盤面に維持できるように調整しました。
さらに『ダイガスタ・フェニックス』を採用する事で『No.2 蚊学忍者シャドー・モスキート』の火力の実質的な底上げに成功しました。
生まれ落ちてまだ1ヶ月くらいしか経ってないですが、かなりのお気に入りデッキだと思います。

6:『ピーコック・サイン』

『サクリファイス・ランクアップ』を用いて『CNo.88 ギミック・パペット-ディザスター・レオ』の特殊勝利を狙うデッキです。
まだ公開されてから日数もそこまで経っていないので目立った構築の変化はありません。
個人的に『トイ』を使いつつも『トイ』に対する依存度が低いデッキになったかなと思います。

未公開デッキ

例年に比べると少ないと思いましたか?
残念、らんどるさんは2回行動出来るパパスなのだよ。
ここではneuronでは公開してるけどまだ記事にしていないデッキの一部を公開します。
ちなみにその数は5個、つまり記事にした分含めると11個今年に入ってデッキを組んでいることになります。
組み過ぎだ馬鹿。
ちなみにリメイクデッキとかはまた別途に分かれます。
本当に組み過ぎだ馬鹿。

1:『甘岩溶』

『マスターモンク』を切り札に据えた『春化精』×『マドルチェ』デッキです。
盤面が整えば『花と野原の春化精』1枚で『マスターモンク』を出力することに気付きを得て組み上げられた構築。
『森と目覚の春化精』の打点倍加が現在値の倍になる為、『ミセス・レディエンド』を並べた後に使うと打点4000超えの2回攻撃を可能にします。
場を繋ぐ役割として『マドルチェ』達を採用し、パーツが揃うまでひたすら耐えていきます。

2:『廻RHYTHM』

『廻る罪宝』のセットカードバウンス効果を使い、『古代の採掘機』でセットした魔法カードの即発動を狙ったデッキです。
序盤は『無限起動』の展開力で必要パーツをかき集め、次ターン以降に『採掘機』の発動を狙います。
『廻る罪宝』のみだと回収率が悪いので『霞の谷の雷神鬼』も搭載し、適宜セルフバウンスしていきます。
最後は『マイティ・ガード』や『霞の谷の見張り番』などを呼び水に『超越竜』の力を使って戦っていきます。

3:『カルペ・ディエム』

『ガーディアン・デスサイス』を降臨させる『メメント』デッキです。
『ガーディアン・エアトス』と『デスサイス』の両方を『メメント』を使うことによって確定サーチし、『デスサイス』の最速降臨を狙います。
基本的には『トラップトラック』や『メメント・フラクチャー・ダンス』で『デスサイス』を効果破壊し『冥骸府-メメントラン』などを絡める事で『デスサイス』の強烈な縛りを適用されている中でも展開をすることができます。
『死神の鎌-デスサイス』が尽きたら自爆からの『フェイバリット・コンタクト』でデッキ内に戻すことで強烈な縛りを踏み倒す事もできます。

4:『バグらせの流儀』

新規『XYZ』達を用いた『ミュートリア』デッキです。
『ユニオン・アクティベーション』でサーチ範囲内に『ミュートリア・アームズ』が居る為、『クリフォート・ゲニウス』と組み合わせて『ミュートリア』をかき集めていきます。
前半は『XYZ』の動きをしつつ、後半は『ミュートリア』達を使って相手の思考をバグらせていきます。
かき集めた『ミュートリア』達は『マジックカード「クロス・ソウル」』を使って出力していきます。

5:『らんどる -1.0』

真のらんどるモンスターである『破滅の魔王ガーランドルフ』をエースに仕立てた『ナチュル』×『白き森』デッキです。
『白き森の妖魔ディアベル』で『緊急儀式術』を、『PSYフレームロード・Ω』で『破滅の儀式』をそれぞれ装填する事で毎ターン『ガーランドルフ』の効果を発動させることが出来ます。
『ガーランドルフ』の全体除去はこちらの場も巻き込みますが、それぞれEXデッキに戻るので再度同じ盤面を形成することが出来ます。
またの名を『シン・らんどる』デッキです。
ちなみにゴジラ映画は一回も見たことがありません。

継続・リメイクデッキ

実はここからが本番、ココカラファインです。
ここまで読んでいる人は『こんなにデッキ作ってんなら去年のデッキとか無いんじゃない?』と思う方もいるでしょう。
実は去年作ったデッキは新規を取り入れて強化されていたり、一度は崩そうとしたけどリメイクを果たしていたりでなんだかんだ結構な数が残っています。
なのでメインはむしろこっちになります。
覚悟してな。

1:『Deep Marine』

オリジンのらんどる式デッキである『海造賊』デッキです。
最近登場した『刻まれし魔の大聖棺』によって今まではズル出ししていた『海造賊-双翼のリュース号』の正規召喚が可能になり、一気に継戦能力が高まりました。
その結果今までフィニッシャーにしていた『RR-アルティメット・ファルコン』などを抜いても問題無く戦えるようになりました。
新たに『影法師トップハットヘア』と組み合わせて今まで中々触れなかった相手の魔法罠を叩き割りに行けるようになったりとさらに幅広い対応力を得ました。

2:『領域忍法【盤勇隠力】』

『ヴァリアンツの忍者-南月』を中心に『忍者』や『ヴァリアンツ』の動きをしていくデッキです。
『賜炎の咎姫』の枠は結局『奇跡の魔導剣士』+『破械雙王神ライゴウ』の元鞘に戻りました。
なんだかんだで一番対応力あるのこのセットだった。
後はリメイク記事出した時と全く変わりません。
『ヴァリアンツ』側の新規がくるまで多分こんな感じでのらりくらりやっていくと思います。

3:『閉錠』

『ペンデュラム・ディメンション』採用型『魔鍵』デッキです。
最近登場した『竜騎士アトリィ』の登場により『誓いのエンブレーマ』の価値が高まり再登板。
これによりこのデッキの初動枚数は驚異の10枚初動、流石に何かしらを引ければ動ける究極の安定性を手に入れました。
多分過去現在見ても自分のデッキの中で最も美しいコンボデッキです。

4:『vetustissima theatrum』→『拳擲岩を穿つ』

『岩石族』×『VS』を組み合わせたバーンデッキです。
かつての『岩石VS』は『VS 裏螺旋流雪風』の登場により、バーンの総ダメージ数を稼ぎやすくなった結果ヨガファイアで相手を焼き殺すデッキになりました。
それに伴いメインエンジンを『ヒロイック』から『セフィラ』にシフトする事にしました。
『墓穴ホール』や『古生代化石マシンスカルコンボイ』、『No.33 先史遺産-超兵器マシュ=マック』を用いて相手のライフを根こそぎ焼き払います。

5:『紅蓮の握り』→『寿司が如く』

『転生炎獣ゼブロイドX』で握る『軍貫』デッキです。
今度は神室町に出店する形になりました。
『天盃龍』達の力を借りる事で『転生炎獣レイジング・フェニックス』や『転生炎獣バースト・グリフォン』を絡めた展開がし易くなり、それに伴い寿司ネタのパワーが上がりました。
今度登場する『原石』テーマのおかげでいっその事『赤しゃりの軍貫』抜き構築が見えそうになっています。
一体このデッキはどこへ向かおうとしてるのか。

6:『オン・インドラ・ユガ・ソワカ』

『輪廻竜サンサーラ』を用いた『ドラゴン族』×『帝王』デッキです。
基本コンセプトは揺るがずに、採用されているカードが変わっています。
特に『トップハットヘア』が登場した事で盤面の整理+『真源の帝王』へのアクセスが同時にできるようになった為、見た目以上に安定性は高まりました。
代わりにエクストラが常に悩み中。
メインデッキで動きが完結しているとエクストラデッキの自由度が天元突破してしまうのはメリット・デメリット両方ありますよね。

7:『炎廻魔術:燐』

『伝説の爆炎使い』の全体除去を上手く使っていくデッキです。
このデッキも基本構築は変わらず、新規のお試し枠として『罪宝の囁き』を採用してみました。
使用感的には『オルターガイスト・マルウィスプ』の再発動が狙えるので、相対的に『オルターガイスト』L数を伸ばせたり出来て中々好印象。
この手のデッキは『あゝ考えるのが面倒だけど遊戯王したいな…せや!』って時に使えるので重宝してます。

8:『x=4000,y=-431,z=0^12』→『0の12乗』

『異界共鳴-シンクロフュージョン』で『赤き竜』と『究極幻神-アルティミトル・ビシバールキン』を出力し、超大型シンクロを並べていくデッキです。
『"罪宝狩りの悪魔"』が規制を喰らい相対的に弱体化したので一時は解体しようかと悩みましたが、『輝神鳥ヴェーヌ』周りを採用する事で『罪宝』周りで稼いでたリソースの回収が出来るようになりました。
どうせなら赤き竜シリーズ全て入れたいなと思い、『アルティマヤ・ツィオルキン』を搭載。
『エクスプロード・ウィング・ドラゴン』と『魔王龍 ベエルゼ』を搭載し、さらに幅広い選択をすることができました。
あとデッキ名が長かったので短くしました。

9:『Lux duo』

『オッドアイズ・セイバー・ドラゴン』で2種類の『聖刻』モンスターを無限リリースする事で『六花聖ティアドロップ』の無限の打点を狙うデッキです。
『双穹の騎士アストラム』の枠をお試し期間として『S:Pリトルナイト』に差し替えています。
このデッキのコンボパーツである『化合獣カーボン・クラブ』を一時的に安全圏内に飛ばせますが、『アストラム』と比べるとどうしても防御性能は落ちちゃう印象。
このデッキは多分使わなくなっても崩さずに取っておく枠かもしれない。
デュアルモンスターそのものの新規待ってます。

10:『Permafrost』

『イビリチュア・リヴァイアニマ』からあらゆるカードに繋げていくデッキです。
『ユベル』ギミックのほとんどを抜いた代わりに空いた枠に『ラーの翼神竜』周りを採用しました。
途中からこのデッキがバチカンさんの『令和ゴッドファイブ』と大分構成が似てきたな…と若干危惧をしたものの、まあそういう時もあるさと割り切っています。
あいも変わらず決め方はバーンです。直火焼き最強。

11:『一連托生・大円寂』

らんどる式『霊獣』デッキです。
新たに『幻惑の見習い魔術師』を採用して『キマイラ』周りのアクセスを太くした以外は変わってないです。
メインに使いたいテーマの味付けを薄くする代わりに他テーマで味を立たせる出汁が効いたデッキを作れると自分の中のお気に入り度が高くなる傾向にあります。
つまりこのデッキもそんな感じです。



ここから紹介される2つはこの記事を書く前までは解体枠だったけど奇跡の復活を果たしたデッキになります。


12:『無窮之剣』→『剣聖の誓い』

『No.74 マジカル・クラウン-ミッシング・ソード』自身に『焔聖騎士 ローラン』の装備効果を誘発させてフリチェ除去を飛ばしながら戦うデッキです。
今度は『光の黄金櫃』と組み合わさりました。
とことんカッコいいテーマ同士で連んでいくデッキですね。
『トリコロール・ガジェット』と『隠し砦 ストロング・ホールド』を組み合わせることによって『ギアギガントX』のX召喚が狙えるようになり、これによって今まで採用候補にあった『銀翼のAXE-サリー』が正式採用され、1ターンに2回フリチェ除去を狙えるようになりました。
また『マジクラ』の正規召喚も『時の沈黙-ターン・サイレンス』や『黒き魔術師-ブラック・マジシャン』によって非常に組みやすくなりました。
『運命の旅路』で稼いだ『光の聖剣ダンネル』も相手の蘇生無効に使えたりと今まで以上に対応力が上がりました。

13:『STEAL BALL RUN』→『P.B.の大魔術』

らんどる式『GP』改めて『水月のアデュラリア』主体のデッキです。
メインエンジンに『蕾禍』を搭載する事で、本来やりたかった『甲虫装機』と『アデュラリア』ょ組み合わせをよりやり易くしました。
それに伴いEXデッキの選定をランク5主体にしました。
序盤は『融合強兵』や『GP-RB』、『GP-アサシネーター』を噛み合わせてランク5を組みつつ、終盤は『GP-PB』や『鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン』などを出して『アデュラリア』と組み合わせて相手のライフを撃ち抜いていきます。
『エニグマスター・パックビット』を搭載する事で相手ターンに『GP-リオン』の効果でアクセルシンクロをし、相手モンスターを魔法罠に埋める事でさらなる打点強化を狙えます。

封印・解体デッキ

組まれるデッキが大量にあれば崩すデッキもまたある。
これが大量にデッキを生み出す系ビルダーの闇の側面ですね。
ここからは諸々の諸事情で封印ないしは解体したデッキ紹介していきます。
言ってしまえばお焚き上げしたデッキ一覧ですね。

と言ってもここで紹介するデッキはたった一つになります。

ちなみに2023年下半期統括で先行紹介したデッキはどちらも封印指定されていますので、ここでは除外されます。
悲しいね。

1:『火途の神路』 解体

『魔鍵憑神-アシュタルトゥ』の相手ターン除去を『愉快な燐のきつねびゆらら』によってサポートしていくランク3主体のデッキでした。
お察しの通り『永遠の淑女 ベアトリーチェ』が規制喰らうとこのデッキで『アシュタルトゥ』出すのは不可能になります。
こればかりはどうしようもない、リペアも不可能なので文字通り死んでしまいます。
例え今回の規制で『ベアトリーチェ』が逝かなくてもいつかは規制される運命ではあります。
なのでこの機会できっちりケジメを付ける形で終わらせる事にしました。
ありがとうアシュタルトゥ、お前とつるめて楽しかったぜ。

後書き

というわけで長々つらつらと書いてきました。
皆様お疲れ様です。

私がよくデッキの案を嬉々として語っていると色んな方か『よく思いつきますよね〜』とよく言われます。
実はこれ厳密に言えば違うかなと思っています。

私とて人間ですのでアウトプットする為にはインプットをする必要があります。
しかし私はそのインプットが上手くありません。
どうしても表面上のテクスチャのみを掬い取っているだけなのでデッキ自体に深みを中々持たせることが出来ず、言ってしまえば限りなく薄っぺらいデッキになることが多々あります。
その為深みを持たせる為に色んな人のデッキの知識をストローでチウチウする日々を過ごしています。

推しはジェントル・クリミナルです

一時期デッキを組む事自体に悩まされた時期もありましたが、結局自分の未熟さと向き合うしかないと気付きました。

己のデッキは己しか作れない。
だから己自身が己のデッキを裏切ってはいけない。
何も信じられなくなるのは悲しいことだって、自分がよく分かっているから。

まあ最後何故かしんみりしちゃったけど、結局は自分のデッキが最高のデッキだというホビー漫画みたいな事を考えながら失礼致します。

ではでは👋

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