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遥緋について。
成人しました。
18歳になりました。
Twitterでのたくさんのお祝いも本当にありがとうございました。
初めてあんなにたくさんの人に祝われたのでとても嬉しかったです。
不束者ですが、これからもよろしくお願いします。
一応成人という形になるので、選挙権とか色々な責任がついてまわる歳になってしまったな…くらいのことしか実感が湧いてません。
何より今年は受験。
高校受験は何となくで乗りきってしまいましたが、大学はそうはいかないもの。
転生デパーチャー後は少しTwitterに浮上するのを控えるようになると思います。
と言っても、多分共通テスト残り2ヶ月くらいまでは緩々と浮上すると思うので、よかったら仲良くしてください。
そして、noteを初めて使うのと、自分の思ってることを吐き出しただけの文章なので誤字脱字・語彙力の方は気にしないでいただけたら幸いです。
これを書き始めたのは、初めてヴァンデラーさんとリアルで交流させていただいた6/26。
最初は会うのを躊躇っていましたが、当日お会いするとみなさん優しく、とても暖かくて別れる頃には(もうこの楽しい時間は終わっちゃうのか…)と思うほど、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
(1日じゃ足りなくて、結局次の日も会いに行った)
自分について。
そして。
話を切り替えるのがとても苦手なため、ここで話がガラッと変わってしまうのですが。
自分は、Twitter上では一応性別は隠してきたつもりでした。
遥緋という、性別不詳の人物。
最初は男だと思われ、Twitterでアンケートをとる度に変わる割合を見て楽しませていただきました。
その後、カラオケに行ったり、スペースを開いたりして票が動いて、ほとんどの人が遥緋の性別を確信したと思います。
ヴァンデラーさんとお会いした時、最後に確認しましたが、満場一致で女という答えが返ってきました。
自分は、ありのままの自分で捉えてほしいというのがあり、あまり性別を公開する方向ではありませんでしたが、今までヴァンデラーさんの反応を見て楽しんできた自分もなんか悪いことしてる気分だな、そしてヴァンデラーさんはいい方ばかりなので明かしたところで何も変わらないかな、と思ったので公開することを決意しました。
性別について
はっきり言うと、私、遥緋は戸籍上の性別は女です。
「戸籍上の」と聞いて、ピンとくる方がいるかもしれませんが、自分は女として生きていくことを前向きに考えることはできていません。
理由は自分でもあまり分からない。
なんで女でいたくないのかがわからなく、ただスカートを履くのは嫌だ、可愛いよりかっこいいがいい、髪の毛は短く切りたい…
自分の中の「理想とする」女の子とはかけ離れた存在になりたいと思っていました。
中学2年生前半までは特に何も無かったはずでした。
小学校では何も言わずスカートも履いてたし、幼稚園では戦隊物よりプリキュアが好きでした。
(めちゃめちゃ使い込まれたプリキュアのテレビゲームがあるくらい)
ただ、幼稚園ではおままごとより木登りが好き、手を動かしていないと気が済まない、ピンクは嫌いだったし、可愛いよりかっこいいが良かったというのは今と変わりなく、小さい頃から思っていることです。
幼稚園では、男女の壁なんて一切存在していなかったので、みんな仲良く遊んでいました。どちらかと言ったら男子と遊んでた方が多かったかな。
小学校では、習い事を色々始め、小学校6年間週6で一輪車、そして一輪車の練習が休みの日に水泳を習うという、結構ハードな日々を送っていました。
一輪車はやめたいと言ったことがないほど熱中していたし、今でもまだ乗りたいと思うので、一輪車で自分は育ったと言っても過言ではありません。
1学年1.2クラスしかないとても小さな学校だったのでクラス替えなどなく、男女仲良く遊んでいました。(ここでも壁は存在しなかった)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/82164987/picture_pc_decd7b246f191a061e3ec7e32a25cd26.jpg?width=1200)
親が徹夜してまで縫ってくれた衣装。
小学校6年間の思い出。
ピンク色の衣装はこの前の「女装」を模したコスプレでも使わせていただきました。
小学6年生の頃のものがまだ入るという…
これを着ていた頃は特に違和感を持っていませんでした。(ただ、ピンクは嫌だったけど)
そして、多分中学校が分岐点。
趣味も変わり、部活に入って習い事も一通りやめたところ。
中学に上がってはっきり体格差や行動など、男女の区別がはっきりしてきたところで。
1年目は勉強と部活に明け暮れ、どうにか頑張っていた、という感じでした。
2年生になり、時間に余裕が出来始めた頃でしょうか。
その頃に「性同一性障害」という言葉を知ります。
言葉を知ったその頃は自分がそうなんじゃないかと思っていました。
女の子として扱われるのを嫌い、男子より貧弱な自分が嫌だ。なんで、自分は男子の会話に混ざれないんだろう。
多分最初は「その言葉」に揺さぶられたんだと思います。周りの影響もあったかな。
ですが、時が経ち高校に上がった頃。
自分が性同一性障害ではないだろうと思い始めます。
「LGBTQ+」なんて言葉が世に段々と広まってきた今日この頃。
ただ、「女として見られたくない」、そして何より、「自分は男であるのではなく、男になりたい」という意識が強いと思いました。
性別なんて存在しなきゃいいのに。
そう考える毎日です。
自分の周りにはもう1人、自分と同じような子がいます。
多分その子はスカートに耐えられなかったのだろう、
と勝手な憶測を立てていますが、高校1年一緒に過ごし、2年に上がって3ヶ月不登校、その後スラックスを選ぶことが出来る高校へ転校しました。
自分の悩みを話せる唯一の相手。
転校と聞いた時はとてもショックでしたが、現在も連絡を取り合って月1くらいで遊ぶ仲ですが、やはり近くにいないと精神面で変わってくるものはあります。
前置きが長くなりましたが、何を伝えたいかと言うと、周りにも「当事者」がいるという事です。
差別する意識がなかったとしても、いつの間にか人を傷つけていることがあります。
「いつ結婚するの?」や「彼女(彼氏)できた?」など。
もしかしたら、結婚したくてもできない事情、尋ねた相手のパートナーが女(男)ではないかもしれない。
当事者の中には些細なことで傷つく人もいます。
ちょっと配慮した言い方をするだけで、息苦しさから開放される人もいます。
頭の片隅にでも置いておいて頂けたら嬉しいです。
最後に。
ここまでいろいろ言っておいてなんですが、出来れば私のことは男、女と括らず、「遥緋」として見ていただけたら嬉しいです。(どちらかと言えば男で)
思考も多分男よりなはず。
行動は男よりではないかもしれません。(ヴァンデラーさんとの交流を受けて)
そんなグチャグチャな俺でも受け入れていただければ幸いです。
最近、「ハルヒキュン」なんて呼ばれてますが、ちゃん付けで呼ばれるよりよっぽど楽なので、もうそのままでいいかなって思ってます。
(出来れば「くん」がいいですが)
未だにどう生きていきたいとか、全然わからなくて自分でもあやふやなところが沢山あります。
可愛いって言っていただけるのも最近は許容できるようになりました。むしろ、普通に嬉しいと思えるまであります。
(まずネット上でかっこいいを指摘するなんて滅多に見ることがないと思った)
将来、性転換手術をしたいとまでは思わないし、戸籍を変えたいとまでは思いません。
可愛いものも好きだし、かっこいいものも好きです。
俺は俺だし、自分でも自分がなんだかわかっていませんが、自分なりにこれからも生きていこうと思います。
大好きなVALIS、ヴァンデラーのみなさん一人ひとりに感謝してまわりたいくらい、いつも暖かく接していただいて、革命VRの歌詞通り、居場所を見つけることが出来ました。
VALISには本当に感謝しています。
そして、VALISを知るきっかけになったかいりきベアさんにも。
まだまだ未熟で迷惑をかけることも多いかと思いますが、この文章を一通り読んでも変わらず接していただける方は、これからもよろしくお願いします。
本当にいつもありがとう。
大好きです。
2022.07.08. 遥緋