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Rand.を立ち上げた理由(共同代表 藁科編)

こんにちは、Rand.の共同代表 藁科憲佑(わらしな けんすけ)です。

事業承継の後継者支援サービス Rand.を、共同代表であり中小企業診断士/事業承継士の峯尾さんと営んでいます。

Rand.は、Roots and ◯◯◯の略で、事業のルーツ(歴史、今まで関わってきた人たちの想い、カタチづくったモノ...など)を、自分のスキルや考え方と掛け合わせて新しいカタチを作れるという、事業承継の強みを表しています。事業承継は、ゼロからのスタートではなく、今までの事業を発展させるビジネスです。承継事業が活発になることで、その地域の生活はより豊かになるハズです。
Rand.では、そういった事業承継での挑戦のサポートができる仕組みを作っていきたいと思っています。

Rand.を創業しようと思った理由

事業承継は、今ホットな話題です。そして、団塊の世代の経営者がどんどん引退する時期になるこれから数年は、さらに大きな問題となっていきます。
そのため、自分の実体験・スキルを活かしてなにか役に立てないか、と考えたことがシンプルな理由です。

承継事業の実体験

私は、承継事業を6年ほど経営しています。経営難な家業を自身で経営していた会社で引き継ぎ、20代から30代半ばまで家業に向き合い続けました。約10年の間に、家業の立て直し → 倒産 → 再スタート → 次の承継者への引き継ぎとジェットコースターのような経験をしています(現在進行形で)。現在は当初の売上規模より3倍に成長し安定した事業に育てることができました。
その過程で、伴走してくれる仲間やスポットごとに力添えをくれた方々など、多くの支えてくださる方に出会いました。
中小企業は自社のリソースが限られています。そのため、自分たちの力だけで経営革新をしようと思ってもなかなか形にならないだけでなく、発想も限定的になってしまいます。

そのため外部のパートナーが必要です。特にビジネスライクな関係ではなく「仲間」と呼べる協力者を作っていくことが重要だと学びました。

協力者の輪を広げ、今まで出来なかったこと・発想できなかったことをカタチにしていくことで、自社の力以上の結果を生み出すことができます。

Rand.では、この「仲間」と呼べるパートナーを作れる組織にしたいと思いました。承継者と共に、知恵を絞る、実行する...といった伴走者のチームを作ることが、事業承継を成功へと繋げて、後継者の自己実現を達成する道となると思います。

ベースとなるプロジェクトマネジメント

私は、承継事業の他にも長年、web集客やブランディング、webサイト構築を支援するクライアントワークを行っています。クライアントワークの良いところは、常に最新のトレンドに触れる機会があるということ、また、自社事業やクライアントさまの事業で気付いた気づきを次のプロジェクトに活かす(気づき・知見の循環)ことができることです。

また、チームをまとめてプロジェクトを推進させるスキルは、事業承継の支援でも活かすことができます。
事業承継の支援は、課題や必要になることが多岐になるため、多くの専門家と協業してプロジェクトを進める必要があります。その時に、クライアントワークで培ったプロジェクト マネジメントのスキルを活かせると考えました。

Rand.で実現したいこと

Rand.で実現したいことは、まずは、自己実現に繋がる事業承継を増やしていくこと。そして、たくさんの事業承継の経営者同士が刺激を受けたりコラボレーションできる環境を作っていきたいです。
その中で、たくさんのプロジェクトが生まれたり、新しい事業が生まれる、そんな刺激的なコミュニティに育ったらと願っています。

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