
事業承継を総合的に支える「事業承継士」をRand.が取得した理由
こんにちは、Rand.共同代表の藁科 憲佑(わらしな けんすけ)です。
Rnad.の代表2人(峯尾・藁科)は、どちらも「事業承継士」という資格を取得しています。
静岡県では10人未満のみ保有している、ある意味レアな資格です。
今回は、事業承継士がどんな資格か、また何故、私たちが二人とも事業承継士の資格を取得してるのかお話します。
事業承継士という資格とは?
事業承継士の資格は、一般社団法人事業承継協会が発行している資格です。創業100年以上、200年以上の企業数がともに世界一と言われている日本でも、近年、少子高齢化・価値観の変化・そして事業も変化が求められる社会によって、事業を承継して存続する、ということが課題となっています。
一般社団法人事業承継協会は、事業承継で失敗する会社を1社でも減らし、日本が世界に誇れるような長寿企業を輩出する国であり続けてほしい、という願いを込めて立ち上げられました。
会社の理念 / 儲かる仕組み / 独自のノウハウ / 企業文化......、様々な会社経営に必要な要素が絡み合う事業承継を総合的にサポートするのが事業承継士という立場です。
事業承継士の大きな特徴は、一つのことに専門特化しているのではなく「コーディネーター」という立ち位置が強いということです。
事業承継は、単に株式の承継だけでなく、事業そのものを承継します。また、単に継続するだけでなく、今の時代にあった形に変化させ、さらなる成長を目指していきます。そのため、事業承継のタイミングに必要となる専門家も、弁護士・税理士・公認会計士・中小企業診断士...と多岐に渡ります。事業承継士は、事業承継の適切なタイミングと適切な専門家チームをリードして事業承継を成功に導く立場となります。
なぜRand.で事業承継士を取得しているか
代表である2人が事業承継士を取得したのは、私たちが目指す動き方と事業承継士という資格がマッチしていたからです。Rand.は事業承継シーンでの後継者の支援を主な活動にしています。承継経営者に寄り添い、伴走していく立場です。
事業承継は、タイミングによって必要となる専門家が異なります。Rand.はは状況や課題によってチーム体制を変えてサポートしていきたいと考えています。
また、事業承継士は、取得の過程で5日間 or web授業30時間の事業承継に関わる幅広い知識を学習します。税制から業務改善、後継者や現経営者と向き合う心構えなど、分野は多岐に渡ります。事業承継に関わる幅広い専門知識を身につけられることも、事業承継士の資格取得のメリットです。
Rand.内で共通の知識を持った会話ができるようになったことも、事業承継士を取得して良かった点です。
事業承継士という資格を活かして、多くの後継者を支援していきたいと考えています!