弾き語りライブの話
どこにも告知しておりませんでしたが、今日(R05/08/11)は沖縄市のネコポゴタウンにて弾き語りのライブをしてきました。
イベントの内容はこちら
先日の台風の影響によりネオポゴタウンのクーラーが壊れてしまいました。
その修繕に多額の費用がかかった為の、修繕費捻出イベントです。
僕は現時点ではソロのライブを基本的にお断りしており、
・イベントの趣旨が共鳴できる内容
・チャリティー性がある
上記のどちらかに該当するイベントのみお受けさせていただいております。(チャリティーイベントも内容ありきですよ)
もちろんギャラは不要だし、交通費や宿泊費についても自己資金で対処できる分には自己負担します。
んで今回、出演に至った理由としてはネオポゴタウンが果たしている役割において環境設備は必要不可欠だと判断したからです。
NEO POGOTOWN HP
ネオポゴタウンの詳しい説明は省きますが、家族連れやライブカルチャーに興味が無い方にも楽しんで過ごしてもらえるような配慮があり、公民館(例えが悪かったらごめんなさい)のように親しまれています。
そして、この店はホントに色々な人が訪れます。
国も趣向も考えもホントにバラバラ。
そこに言語やその他の壁があるような状況でもコミュニケーションを大事にしている姿勢がネオポゴタウンにはあるのです。
そのコミュニケーションの場であるフロアのクーラーが逝ってしまったから一大事。
そんな大切な場を維持する為にも出演させていただきました。
ぶっちゃけ僕なんかが出ても、チャリティーの収支にはビタ一文にすら影響しないし、居ても居なくてもイベントに全く支障はないのです。(むしろ俺がいる方がリスクあるんじゃないか?)
じゃあ何故出るか?
イベントの意向を汲んだ上で、僕は精一杯歌う必要がある。
それを受け手がどう取るかは分からないけど、そのザマを晒すことでイベントの趣旨をより伝えられるかもしれない。
それだけで幾分かの存在意義はあるかと思っています。
どれだけ精神を擦り減らしても構わないと思えるようなイベントで歌える。その事実だけでミュージシャン冥利に尽きます。感謝。
もちろん、僕のようなぺーぺーではそんなライブの選び方は通用しないし、そもそもミュージシャンとしてのニーズが無いんだから今にも淘汰されるでしょう。
それで良いんです。
今日のイベントは7万円程の収益があったようです。クーラーの修理費には一歩届かなかったけどハナマルな結果で終われてよかった。
僕と同じようにネオポゴタウンを大切に思ってもらっている皆様のおかげです。
そして対バンの皆さんのライブも良かった。
出店のパフェもとても美味しかった!
子供連れもいた。
みんな笑顔で談笑していた。
クーラーが快適な環境を整えてくれていた。
SNSで人間関係が上っ面だけになっている時代で、このようなコミュニケーションの場は未来へプラスに働いていく。
そのような場で歌えてよかった。
ソロに関しては断ってばかりで明確なガイドラインは出しておりませんでした。
個人的な音楽告知用のSNSアカウントは全て潰しているので現存するアカウントでの告知もしておりませんでした。
今この場でガイドライン的なやつを出した以上は、今後出演するイベントについてキチンと事前告知をしていきたいと思います。
まぁこんなめんどくさいミュージシャン俺だったら呼ばないけどね。
首が繋がっている内は細々と頑張りますし、もう呼ばれることも無くなるのならサヨウナラ。
路上や公園とかでゲリラ的な演奏は引き続きやるかも。それってもはやライブでも何でもないけどね。
以上、弾き語りのお話でした。
追記
イベントの最終的な達成率は90%を上回ったようです。
良かった!
また、当ガイドラインはあくまでも僕個人のソロ活動としてのスタンスです。
バンドはまた別なのでご理解のほどよろしくお願いします。
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