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【西武】新加入セデーニョは打線の軸となれるか 1試合3得点でも救われる先発陣の奮投 (源田の醜聞についても)

 2023年から2年間にわたり、オリックスでプレー。今季98試合に出場し打率2割6分、15本塁打、37打点をマークしたベネズエラの大砲候補は「伝統あるチームの一員になれることをとてもうれしく思います。チームの勝利に貢献し、優勝に導くために最善を尽くします」と来日3年目となるライオンズでの新シーズンについて、強い意気込みを語っている。
 今季の西武はチーム打率が2割1分2厘、350得点、60本塁打と打撃3部門すべてで大きく低迷。リーグ優勝したソフトバンクに42ゲーム差を離され、歴史的最下位に沈んだ。来季から本格的な指揮を執る西口新監督も「本当に打てなかった」と指摘した通り、これらの要因は深刻な「貧打」に尽きる。
 マキノン、山川が抜けた穴を埋めるために今季獲得したコルデロ、アギラーの助っ人コンビはそろって〝不発〟。シーズンを通してクリーンアップを固定できなかった。
 チーム内の本塁打数トップが外崎、佐藤龍、中村剛の7本で最多打点は外崎の41。真のポイントゲッターがいない打線は相手バッテリーの脅威とはならず、余裕をもって大胆な攻めを受け続け、手玉に取られた。
 現場からは「1人でも軸になる打者がいてくれたら、本来はクリーンアップ向きではないバッターの役割も明確になり、負担も軽減されてくる」との嘆き節が聞かれたが、やはり中軸が出現することは今季最後までなかった。
(後略)

https://news.yahoo.co.jp/articles/eacd87539e2656d42a97c612deb25c752353c1a6

 セデーニョが西武打線の「救世主」になるかどうかだが、ならないと思う。

 これは別にセデーニョ個人の実力とか資質の問題ではなく、今現在の西武打線が「セデーニョ歩かせとけば楽勝」という打線だからだ。

 だから、セデーニョはクリーンアップを打つのだろうが、他にクリーンアップを打てる外国人選手を1人、今のメンバーから一人でもブレイクしてくる事を期待して三番か五番に据える。外崎はもうレギュラーは無理かと思ったがせっかく三塁にコンバートして守備の負担を減らそうとしているところなので二番に置いてはどうかと。

 これに一番を打てる打者が加わってはじめてペナントに参加できる、という現状の打線だが、どうするつもりだろう。

 というところ、西武ファンにビッグなクリスマスプレゼントが。

 源田のスキャンダルという(泣)。

「コンプライアンス」を重視する西武だから、何の咎もない事はないと思う。山川と違って犯罪性はなく、個人の家庭の問題で片づける事もできるだろう。しかし独身だった坂本勇人よりも悪質ではある。坂本が今季も平然と試合に出ていたことを考えると、源田の扱いがどうなるか微妙だが、謹慎などのペナルティをまず考えないといけないのではないか。

 今のところ世間は源田の奥さんに同情的らしい。それは表に報じられている内容からそうなっているわけだが、当事者の事情に関してはファンにはわからないわけで、それ以上踏み込んだことは言えない。ただ、不倫には個々の事情から「こりゃ不倫したくもなるよね」と思えるようなケースもある。

 円満な夫婦仲をアピールしていた源田と奥さんだが、それが演技だったとすると奥さんも普通じゃない、という見方もできるし、純粋に「騙されて」いたのかもしれない。もう少しすればもっと詳細が明らかになるのだろうが。

 これから源田をどうする、について現実的に考えると、源田が「キャプテン」としてチームを引っ張り、鼓舞できていなかった事も事実だ。つまり「キャプテンシー」を発揮できていたのかな、という話。

 何が言いたいのかというと、本人にどれだけ非があるかに関係なく、既に球団とファンに多大な迷惑をかけ、西口新監督の門出を汚しているという事実がある。

 プロ野球界には奥さんに同情すべき不倫をしようが性犯罪まがいの事をやろうが、実力があればOKと考える球団もあるしファンもいる。つまり源田と言えどトレードの駒という事である。

 これが文字通りチームの「血を入れ替える」キッカケになるかもしれないとも秘かに思っている。一番を打てる選手が欲しい。

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