【廿日市市】HIROHAI野球場 刷新
なぜ女子野球をやるに満足な環境がないのに「女子野球タウン」になるのだろう、と普通に思った。これに限らず、自治体はそういうところがある。民間企業のように、同じ志を持った人間が同じ目的のために動くという組織ではないからだろうか。お金の使い方が民間の理解を超えていたり。
観客を呼ぶイベント(高校野球とか)が行われない野球場のネーミングライツを売りに出したり(買う側のメリットを考えないのだろうか)、公共交通機関で到達できない場所にスタジアムを造り、では観客はみんな車で来いと言いたいのかと言うと駐車場のキャパも十分でなかったり。
東京ではリーグが求める条件を満たしたアリーナを整備できず地元のチームに逃げられた例もある。上越市の球場は硬式対応にするため防球ネットを改修し、硬式可になったと思いきや、すぐ隣に新しいホールを造りその駐車場を拡張したら車をファールボールが直撃するようになりまた問題になった。
何か民間企業に比べると「考えがない」ように見える。特に宮島みたいなメジャーな観光地を擁する廿日市のようなところは。
しかし女子野球ができる環境を後からでも整備するのはGJだと思う。「テントを仮設し更衣スペースとしていた」というのも酷い話で、主催者にしてみれば、他にまともな野球場がたたくさんある中でお宅でやる必要ある?という立場だろう。そういう状況を改善しようというのは上から目線で気が引けるが褒められてしかるべきだろう。
件の球場は両翼92m、中堅120m。カープのファームの本拠地に、という話にはならないだろうが、女子野球には良いだろう。レフト側の敷地の余裕があるようなので、「丘」を造って見晴らし良く女子野球観戦、みたいな、小さいながら個性的なボールパークを造って、女子野球のメッカになってください。
女子野球選手が廿日市を訪ねる動画があった。