野球場図鑑/開成山野球場
【所在地】郡山市開成 1-5-12
【右翼】101m
【左翼】100.7m
【中堅】122m
【収容人員】18,200人
【アクセス】
-JR郡山駅西口から福島交通バス・市役所経由路線で「郡山市役所」下車
※路線は多く、行先は様々だが2024年現在8、9番乗り場のバスが主に市役所を経由している。
-JR郡山駅から徒歩30分
【リンク】
郡山市
【ネーミングライツ変遷】
ヨーク開成山スタジアム (2017.2~)
国有数の桜の名所、郡山市開成山公園にある市営野球場。昭和27年開場と古い歴史を持ち、あづま球場が開場するまでは福島県のメイン的存在で、90年まではプロ野球の一軍公式戦も行われていた。陸上競技場、屋内プールを併設する。
しばらくあづま球場やいわきグリーンスタジアムの影に隠れていたが、地元の強い要望で2010に大改修を実施。元々100mあった両翼をさらに拡張し、中堅も117mから深くした。すり鉢状の「大屋根スタンド」は非常に斬新な形状で、その下に開放感のあるコンコースを設置。「デザイナーズ球場」とも言うべきスタイリッシュかつ大胆な改修で「第22回BELCA賞ベストリフォーム部門」「第30回福島県建築文化賞」を受賞したが、一塁側、三塁側の内野スタンドだけが二層式という造りに改修前の面影がある。
県内の主たる高校野球の他、楽天イーグルスやBCリーグ・福島レッドホープスのホームゲームが行われる事がある。大学野球と社会人野球の公式戦では意外と使われていないが、昔は南東北大学野球連盟リーグ戦の定番会場だった。
2024年6月からはじまった改修では「外野芝生席をコンクリート席に」「照明のLED化」「大型ビジョンの更新」が行われ、翌シーズンから稼働する予定となっている。
主に地元でチェーン展開するスーパー「ヨークベニマル」がネーミングライツを取得し、2017年より「ヨーク開成山スタジアム」を名乗る。