野球場図鑑/ナゴヤ球場
【所在地】名古屋市中川区露橋 2-12-1
【両翼】100m
【中堅】122m
【収容人員】4,883人
【アクセス】
JR東海道本線・尾頭橋駅から徒歩5分
名鉄本線・山王駅から徒歩7分
【リンク】
中日ドラゴンズ オフィシャルウェブサイト
中日ドラゴンズの練習場であり、ファームの本拠地。屋内練習場、選手寮を併設するドラゴンズの一大拠点である。
昭和23年、「中日スタヂアム」として開場。以来97年のナゴヤドーム開場まで中日ドラゴンズの本拠地として親しまれる。最盛期で公称35,000人を収容し、両翼は91m、中堅は119mという、今とはまったく違う野球場だった。火災による全焼、運営会社の倒産等波乱の歴史を歩み、名前が「ナゴヤ球場」となったのは運営会社の変更による昭和48年の事である。現在は(株)ナゴヤドームが、ナゴヤドームとこのナゴヤ球場の両方を運営している。
97年以降、徐々に「ファームの本拠地」らしい姿に変わっていく。広いナゴヤドームを本拠地としたのに合わせ、99年度より外野が両翼100m、中堅122mに拡張され、フェンスの高さも4.8mとなった。以降、外野席がなくなり、スタンドの規模も縮小(それに伴う防球ネットの強化)。スコアボードも変更され、寮と屋内練習場の建設はこれらと並行して行われた。最終的にはエントランスに一軍本拠地時代の面影が残らないほど別の球場のようになった。
かってプロ野球チームの本拠地だった野球場が、本拠地変更後もチームの練習拠点かつファームの本拠地として使われ続けている例は他にない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?