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野球場図鑑/駒沢硬式野球場

【所在地】世田谷区駒沢公園 1-1
【両翼】91m
【中堅】120m
【収容人員】3,040人
【アクセス】東急田園都市線・駒沢大学駅から徒歩15分
【リンク】
 駒沢オリンピック公園総合運動場

グラウンド全景。

 1964年東京オリンピックのサブ会場であった駒沢オリンピック公園に、翌年開場した都営野球場。かって東映フライヤーズの本拠地で、現在の陸上競技場の場所にあった「駒沢球場」とは別物である。「初代」駒沢球場はオリンピックのために用地を引き渡す形で役目を終えた。どちらの球場も野球が五輪とは無縁だった時代らしい変遷をたどっている。
 現駒沢球場はプロ野球とは無関係に、高校野球や大学野球や軟式野球の会場として東京の野球を補完する役目に徹してきた。
  2008年の改修でネット裏の座席に個席が設置され、エントランスにようやく「硬式野球場」と名前が表示された。しかし競技者の数に対し野球場の数が足りていない東京において貴重な同球場は更に機能強化の必要があり、2019年8月には観客席の増席、得点表示しかなかったスコアボードのフル表示LED化、ちゃんとした会議室、ロッカールームの拡充など大規模な改修が行われた。これにより内外共見た目が大きく変わったが、従来のエントランス(ネット裏席の土台)はそのままに、新設された一塁側と三塁側の内野スタンドを往来できる通路が外周を取り囲む形で設置されているので、改修前の面影は十分に残っている。

野球場図鑑/index
野球場図鑑/東京都

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