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野球場図鑑/市原市臨海球場

【所在地】市原市岩崎 315
【両翼】98m
【中堅】122m
【収容人員】9,800人
【アクセス】
 -JR内房線・五井駅から徒歩30分
 -JR内房線・五井駅西口から小湊鉄道バス姉ケ崎駅西口方面行きで「玉前西一丁目」下車、徒歩15分
【リンク】
 市原市有料公園施設
 市原市
【ネーミングライツ変遷】
 ゼットエーボールパーク (2013.4~)

球場正面。

 臨海工業地帯に囲まれた、住宅地とは隔絶されたエリアに緩衝緑地として整備された市原緑地運動公園に昭和43年開場した市営野球場。陸上競技場、テニスコート、屋外プール、体育館を併設し、陸上競技場はかってJリーグ・ジェフユナイテッド市原のホームスタジアムだった事で知られる。
 昭和54年に照明設備が設置された後、老朽化のため同じ場所に建て替えられ、99年7月にリニューアルオープンした。地元の多角経営企業・ゼットエー(株)がネーミングライツを取得し、2013年4月より「ゼットエーボールパーク」という名称が2024現在まで定着している。
 殺風景な工業地帯に似合わないモダンな外観には旧球場の面影はない。大きく波打つ屋根が印象的。両翼ポールからセンターにかけて広い外野芝生席が狭くなっていき、上空から見るとギターピックのような形をしている。
 春夏秋の高校野球県大会の他、リニューアル後はイースタンリーグの公式戦も何度か行われている。また社会人野球の公式戦や、近年では東都大学野球連盟三部リーグ戦等幅広いカテゴリで活躍する。2018年に千葉県内で行われた世界女子ソフトボール選手権大会の会場にもなった。
 このように県内のたぶんNo.3グループを形成する野球場だが、リニューアル前は本当にオンボロで、ネット上にも写真はほとんど残っていない。

野球場図鑑/index
野球場図鑑/千葉県

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