野球場図鑑/青森県営野球場
【所在地】青森市安田字近野 234-7
【両翼】93m
【中堅】121m
【収容人員】21,016人
【アクセス】
-JR青森駅から青森市営バス「慈恵会」「細越」行きで「総合運動公園前」下車
-東北新幹線・新青森駅東口からシャトルバス「ねぶたん号」で「県立美術館前」下車、徒歩5分
【リンク】
青森県総合運動公園 新青森県総合運動公園
青森市街地から南西約4km、県総合運動公園に昭和42年開場した県営球場。陸上競技場を併設し、近隣に県立美術館がある。合浦公園の市営球場改修までは青森県のメイン野球場的存在であった。現在高校野球は春と秋のみの開催となっている。
建て替えのため92年、新県営球場の建設地調査の際発見された「三内丸山遺跡」保存のため、建て替えられなくなったというのは結構有名な話であり、遺跡は2020年世界遺産に認定された。
高校野球以外では北東北大学野球リーグ戦が行われている。プロ野球の一軍戦は1988年を最後に行われていない。語り草となっているのが98年7月18日、高校野球選手権青森大会での「東奥義塾×深浦」。深浦高校の0-122という歴史的大敗試合が全国に大きく報じられた。
上記の理由で建て替えもままならず、現在、スコアボードが落雷の影響で選手名、守備位置、打順等が表示されない状態のまま使われているような状況だが、県は新県営球場を「ボールパーク」として整備する方針を示し、2025年度中に施設の概要とスケジュールを策定する方針らしい。場所は市内の大字宮田にある新総合運動公園とは限らないとの事。ボールパークとして「にぎわい」を創出するならば、陸の孤島のような場所は避けるべきなのでそれが正解と思われる。