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【甲子園】京都国際の校歌に関東第一アルプス応援団が手拍子「美しい」「これがスポーツじゃん」

第106回全国高校野球選手権 決勝 京都国際2―1関東第一 ( 2024年8月23日 甲子園 )

 優勝校を称えるため、京都国際(京都)の校歌が甲子園に流れると、一塁側の関東第一(東東京)アルプスの大応援団からは手拍子が起こった。
 この大会では準々決勝で敗れた大社(島根)の大応援団が泣きながら勝利チームの神村学園(鹿児島)の校歌に手拍子を送ったことが話題になった。
 その神村学園応援団も21日の準決勝で敗れた際に関東第一の校歌に手拍子を送っていた。
 勝った京都国際も試合後に応援団へあいさつした後、関東第一のアルプス席に向かって礼をして、大きな拍手が起こっていた。
 この光景にネットでも「美しい」「これがスポーツじゃん」「甲子園に青春をかけた者同士だから」と称賛の声が上がった。

https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/08/23/kiji/20240823s00001002160000c.html

 京都国際優勝おめでとう。あの強かった近畿勢が、近年は大阪桐蔭一強状態と思いきや、何気に京都勢が強い。関東一にとっては一番やりたくない相手が最後に残ったわけだ。

 関東一の敗因と言えば再三「打球が野手の間を抜けなかった」事だと思う。「あそこで…たら」というシーンはたくさんあるが、それは負けたからで、勝てば同じようなシーンも問題なし。つまりベストは尽くしたと。特にタイブレークで失点すると、そのままズルズルと壊れてしまう傾向があるところを、2点に踏みとどまったのには「地の」強さを感じた。

 印象に残ったのはショート市川歩の守備だろうか。華を感じた。ドラフト候補とは言われていないようだが、プロで守備を磨いてほしいと個人的には思う。

 昔、地元の成立学園が甲子園に初出場した時は「胸をはって帰ってこい」という常套句がすんなり出てこないレベルの戦いぶりだったが、関東第一、東東京代表としてよく頑張った。胸をはって帰ってきてください。

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