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体調不良で休養発表のつば九郎に激励集まる 2月8日は「つば九郎の日」「早く元気になってね」 「#つば九郎まってるよ」がトレンド入り
体調不良のため、休養を発表したヤクルトの球団マスコット・つば九郎への激励エールが集まっている。2月8日はファンの間では「つば九郎の日」と呼ばれており、X(旧ツイッター)では「#つば九郎まってるよ」がトレンド入りした。
ヤクルトは6日につば九郎が体調不良のため、出演予定だった4月中旬までのイベントを中止とし、オープン戦や公式戦でも当面の間、出演を見合わせることになったと発表した。SNSでは「つば九郎先生が早くよくなりますように」「今日はつばの日。地震の時、台風の時、元気をもらった 今はエールをおくる番」「人気者だから疲れが出ちゃったのかな?ゆっくり休んでね」「待つことしかできない日々は不安でたまらないし色んなことを考えてしまうけど、元気な姿で戻ってきてね」「会えなくて寂しいけどずっと待ってる」「長年頑張ってたからね。今はしっかり体を休めてほしい」「いつにもなってもいいからスワローズに帰ってきてほしい」といったコメントが集まっている。
マスコットなんだから、中の人に代役を当てれば良いじゃないか、と思ったが、彼の芸は正に「中の人」の芸なので、確かに「代わりがいない」という事になる。同時に「代わりがいない」マスコットなど、球史上初なのではないかとも思った。つまりマスコットとしてはじめて独立した鳥格を認められた存在という事だ。
そこまでキャラというものが確立した存在であれば、同時に「ストーリー」の構築もできるのではないかとも思う。
例えば、つば九郎自体の代役を立てる。「つばみ」では個性が弱いので新しいマスコットを考案しても良いが、「トルクーヤ」を呼び戻すという設定もアリだろう。
今まで存在感のなかったトルクーヤだが、スケッチブックではなくホワイトボードか何かでつば九郎以上の毒舌芸を披露する。「お前しゃべれたのか」と突っ込まれながらも浸透していく。
と仮定し、つば九郎が戦列復帰した時、既に居場所がなくなっておりリストラの危機、などというストーリーも彼らしくて面白いんじゃないかと思うのだが、それを考えるとトルクーヤでは厳しい気もするので、ツッコミどころ満載の新キャラが、ファンに認めてもらうために手を変え品を変え、というのもありかもしれない。
しかし中の人が体調不良というのは普通に心配なので、早く良くなる事を祈る。
その次くらいに心配なのがフジテレビの動向なわけだが、正直あの会社がどうなろうと構わないものの、スワローズの株主である以上無関心ではいられない。フジテレビ自体なくなる事はないとは思うが、球団との関係はどうなるか。経営陣が刷新されてニッポン放送でスワローズの扱いが大きくなったりしたら怪我の功名なのだが。