野球場図鑑／一本杉公園野球場
【所在地】多摩市南野 2-14-1
【両翼】91m
【中堅】120m
【収容人員】10,030人
【アクセス】
-多摩センター駅(京王、小田急、多摩都市モノレール)から京王バス[多05]系統で「一本杉公園」下車
-多摩センター駅から京王バス「豊ヶ丘四丁目」行きで「恵泉女学園大学入口」下車、徒歩5分
【リンク】
多摩市立スポーツ施設
多摩市
多摩市南部の高台、一本杉公園に昭和57年4月開場した掘り下げ式の市営野球場。公園は元々町田市域にあったが、多摩市に編入された後、同市における野球場の需要が高い事から建設に至ったと言われる。テニスコートを併設する。
平日でも40%前後の稼働率を誇る人気の高い球場で、春夏秋の高校野球や、首都圏の大学による準硬式リーグ戦、ソフトボールJDリーグの試合が行われている。90年代後半あたりまではイースタンリーグの公式戦も時折行われたが、今後は「する野球」に特化され、スコアボードや観客席は縮小される方針らしい。収容数の内訳はスタンドが1,330人で、芝生席が8,700人という事らしいが、そんなに入るようには見えない。
最も有名なエピソードは、昭和60年1月、名球会と出版社および同志の共催により、前年に西武を退団し、メジャーに挑戦する前の江夏豊の「引退セレモニー」が行われた事だろう。16,000人の観衆の前で、前座のように行われた少年野球の試合をリリーフ、代打として途中から乗っ取るような形で落合博満、山本浩二といった名打者と対戦した。
ドラマのロケ地としても使用されており、TBS『下剋上球児』第5話の撮影が行われている。