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ドイツの野球ブンデスリーガ視聴方法

 と言っても、ブッフビンダー・レギオネーレというチームがホームゲームをYoutubeで配信しているだけなのだが。シーズンが終わってからの紹介になってしまって恐縮。

 ドイツには野球にもブンデスリーガがあって、これがドイツ野球のトップリーグという事になる。一番野球から遠そうな国にもセミプロみたいなリーグがあるのだからやっぱりヨーロッパはスポーツの根付き方が違うと思った。

 センター、ホーム、一塁、三塁すべてにカメラが設置された本格的な配信となっていて、マイナースポーツながら国内最高峰の矜持が感じられる。

 投手はあまり大した球は投げず、ちょっと低いだけのストレートを捕手が捕れなかったり、平凡なフライを外野手が落としたり、まあ日本人の目にはレベルの低い野球に見える。

 結構お客がいて、日本の独立リーグよりも入ってるんじゃないかと思う試合もある。野球後進国なのに悔しいなと思ったのがスタジアムのとても良い雰囲気。

 スタンドとパブリックスペースが地続きになっている開放感。なんだろう、このセンスの良さ、雰囲気の良さ。このスペースに、ショップやテーブルを囲んで飲食しながらグループでくつろげる席なんかがある。日本のこの規模の野球場にはなぜこれがないのかと。

センターから両翼が完全に直線。

 両翼99m、センター122m(フィート表示もあり)と国際規格を満たしているのはマイナー競技ながら国際大会を意識しているのだろう。センター最深部が角なのがユニーク(バックスクリーンまで折れ曲がっている)だけど当然外野の奥行きはない。

 ちなみに実況はドイツ語なのでチンプンカンプンなのだが、エンタイトルツーベースを「オートマチックダブル」と正しい野球英語で言っていた。

 野球では完全に格下なのに、何がこんなに「羨ましい」のだろう。その正体はたぶんスポーツだけ観ていてもわからないのだろうけど。 

ブッフビンダー・レギオネーレのチャンネル

野球ブンデスリーガについて


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