交流
今日はバイトでミャンマー人の男の子と仕事していました。彼は最近、日本語能力試験N4に受かり、次はN2に挑戦するそうです。そして私は、彼のお母さんと同い年らしく、何かと頼りにされます。
今日は仕事の合間に「漢字」について話しました。「へん」と「つくり」、漢字の成り立ち、熟字訓。特に熟字訓には興味を持ったようでした。彼曰く「例外が面白い!」。キラキラした目で「もっと教えろ」とばかりに私の話に食いついてきます。いくつかメモを書いて説明して渡すと、嬉しそうにそれをポケットにしまっていました。
仕事が終わり、事務所で退勤記録をパソコンで打ち込み、しばらくおしゃべりしていると、「お母さんに、日本の人、こんなやさしい人いたよ、ていつも話す」「良かったね、頑張りなさい、て言われる」と教えてくれました。
今、ミャンマーは政治情勢も不安定で、家族のことがとても心配な様子でした。それでも自分が日本で頑張っている姿を見せることで、家族に勇気と力と希望を与えることができると分かっているのでしょう、「自分、頑張らないとねー」と笑っていました。
今度、彼にドラえもんの漢字辞典をプレゼントする約束をして帰りました。