セミの脱皮観察ワーク
梅雨も明け、少しずつセミの鳴き声が聞こえてきたこの季節にぴったりの
ゆる知育ワーク【セミの脱皮観察ワーク】をご紹介します✨
虫の変態を学ぶ
虫は幼虫から成虫へと段階を踏んで変態していきます。
中でもセミの脱皮はとても神秘的で観察しやすく、ゆる知育にもってこいです。
夏を迎える今の季節はいたるところで観察ができるので、毎年の恒例行事にしましょう!
子どもたちは、小さなセミの幼虫が木を登り、殻を破る様子に見入る事、まちがいなしです✨
姿を変えながら成長していく様子は、子どもたちに命の不思議を伝えてくれるでしょう。
脱皮が始まるのは夜
セミの脱皮が始まるのは夜(20時~21時がピークと言われています)なので、観察する日は子どもたちを見守るようにしましょう。
観察するルールを決めて、【静かに集中して観察する】ことを、子どもと約束しておきましょう。
ルールを決めて、子どもに守らせること自体が、子どもに責任感や規律を守る大切さを学ばせる機会にもなります。
子どもの好奇心が広がる
一度セミの脱皮を観察すると、他の生き物についても興味を持つようになります。
興味を持ったらチャンスです!!
すかさず図鑑などで調べるように声かけしましょう!
セミは幼虫の間、どうやって過ごしているのか、成虫になったらなぜあんなにも鳴くのか…
好奇心を武器に疑問を解決していくことは子どもの将来に必要な学びの一つです。
セミの脱皮観察ワークで期待される効果
学び
・虫の変態
・セミの生態
変化
・集中して観察できるようになる
・好奇心や疑問を持った事について深く調べるようになる
・命の尊さを理解する
社会的スキル
・観察力
・集中力
・責任感
・思いやり
準備するもの
セミの脱皮は夜に観察を行うので、蚊などの虫よけ対策等をしましょう。
・長ズボン
・長袖シャツ
・虫よけスプレー
・懐中電灯
セミの脱皮観察方法
①事前にセミが脱皮しそうな場所の目星をつけておく
観察する日の昼間などに、観察ポイントを探しておきましょう。
広い公園や神社などが適しています。
根がしっかりしており、セミの抜け殻が周囲にたくさんある木がおススメ。
また、そこまでの安全なルートも確認しておきましょう。
②子どもに目的を伝えてから出発する
まず、出発前に子どもに「今日はセミの幼虫を見つけて、脱皮する様子を観察しにいくよ」と目的を伝えます。
この時、「観察は安全に気を付けて行うこと」「脱皮中のセミには絶対に触れないこと」の2点を必ず伝えて、守るよう約束させます。
③懐中電灯を消して観察開始
事前に見つけた観察ポイントに移動し、セミが見つかったら懐中電灯を消して、脱皮が始まるまで待ちます。
\\ 明るいとセミが昼間だと勘違いして、脱皮が始まりません //
背中が割れてきたら懐中電灯をつけて静かに観察しましょう。
※観察ポイントに行く前に子どもがセミを見つけたら、そこで観察を始めてOKです!
④翌朝もう一度行き、抜け殻を確認する
観察当日は夜も遅いので、帰宅途中歩きながら、脱皮を観察した感想を聞いたり、”セミの気持ち”を想像させたりします。
翌朝、同じポイントに行き、セミの抜け殻を確認すると、子どもに「ちゃんと脱皮した!!」という実感が沸き、達成感を得ることができます。
学びの効果を高めるポイント
学びの効果を高めるポイントは
虫の【気持ち】を想像させること!
例えば、「セミは長い間土の中にいて、やっと外にできてたんだよね。今どんな気持ちだと思う?」という感じ。
植物でも同じで、「種から育って、ようやく咲いたお花が踏まれちゃったらどんな気持ちかな?」など、様々なものを擬人化して聞いてみましょう。
想像力が働き、知識だけでなく情緒を育成することにつながります。
また、異なる生き物同士で比較するもの学びになります。
例えば、セミは幼虫から成虫になるけど、蝶はさなぎを挟んで成虫になります。
比較による発見は深い学びのはじまりです✨
最後に
生き物の変化を観察し、自分で調べることは
頭だけでなく心も育ててくれます!
気軽にできるゆる知育【セミの脱皮観察ワーク】、
ぜひ今年の夏にやってみてくださいね✨
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Ran|知育レクリエーションインストラクター
7歳・3歳・1歳の3人育児中のワンオペ多め現役ワーママ。何かと忙しい子育て中のママさんのための、がんばらない知育『ゆる知育』情報を発信中。
ゆる知育コミュニティ立ち上げ予定✨
Instagram→【rskidsran3】
Twitter→【@Ransan3mama】
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