そもそも"知育"って何?
「知育」って何のことか説明できますか?
子どもが賢く育つための教育のこと?
子どもの成長に良い影響を与える教育のこと?
知育って知っているようでよく知りませんよね。
この記事ではそもそも知育って何?を解き明かしていこうと思います!
辞書上の「知育」って?
一般的な辞書によると…
【知育】ちいく
徳育・体育に対して、知識の習得によって知能を高めることを目的とする教育。
うーん、イマイチまだわからない。
「徳育」もなんのことかよくわからないので、再び辞書で調べると…
【徳育】とくいく
道徳心のある、情操豊かな人間性を養うための教育。知育や体育に対する。
どちらにも、「知育」「徳育」「体育」の単語が出てきていますね。
こうなると、体育についても辞書を引いてみたい!
ということで「体育」を辞書で調べると…
【体育】たいいく
知育・徳育に対して、適切な運動の実践を通して身体の健全な発達を促し、運動能力や健康な生活を営む態度などを養うことを目的とする教育。また、その教科。
ここにも「知育」「徳育」の単語発見!
どうやら「知育」「徳育」「体育」は切っても切れない関係性であることが分かりました。
知育業界での「知育」って?
知育業界での「知育」は、それぞれの団体や教会が独自に解釈し提言しています。
それぞれ違う言葉で難しく表現されていますが、言っていることは大体同じ。
知育とは、頭・心・体をバランスよく高めること!
どれか一つは低くても高くてもダメです。バランスが重要なのです。
この3つをバランスよく高めることで、将来「常識を備えた大人」となることができ、人生を有意義に過ごすことができます。
昔と現代の知育の違い
私たち親世代が子どもだったころの知育は、主に「頭」の知育が主流でした。
というのも、私たち親世代が子どもだったころは、外で友達と遊ぶのが普通で、公園や広場・校庭などに毎日行き、自由に体を思い切り動かして遊んでいましたよね。
そういった外遊びをすることで自然と「体」が高められていました。
しかし現代は、公園や広場は減り、公園なのにボール遊びが禁止され、さらにコロナ禍により校庭などの公開もなくなり、友達と気軽に外で思い切り体を動かして遊ぶことができなくなりました。
こういった時代背景から、現代の知育では「体」を高める知育も重要視されるようになりました。
また、子どもの「心」についても現代ではかなり重要視されています。
核家族化や少子化、物事の自動化・簡素化、情報化、個人主義の横行などにより、さまざまなものが便利になった反面、人としてのマナーやたくましさは失われ、コミュニケーション全般を苦手とする子供たちも増えています。
さらに近年のコロナ禍。
現代の子どもたちは私たちが子どもだったころと比べ、非常に大変でつらい環境で育っているのが現実です。
そんな子供たちを知育によって、将来、自立した大人となる土台を育んであげましょう!
最後にもう一度!
大事なのでもう一度言います。
知育とは、頭・心・体をバランスよく高めること!
これを常に意識して、ゆる知育を進めていきましょう。