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外遊びはやっぱり大事!

近年、都市化が進み便利な世の中になりましたが、その一方で子どもが自由に遊べる公園や広場が減り、さらにコロナ禍により外で気軽に元気いっぱい遊ぶことが難しくなってきました。

しかし、幼児期の外遊びは、体を動かすことで体力がつき、手や足の動きなどの発達を促すほか、様々なメリットがあります。

花や木といった植物や虫たちから受ける刺激、電車に乗る、博物館に行くなどの体験など、屋外には室内ではできない知育の学びがたくさんあふれています。

自然体験が豊富な子ほど自立性が高い!

独立行政法人国立青少年教育振興機構の「青少年の体験活動等に関する意識調査(平成28年)」では、海や川で泳いだり、星空をゆっくり観察したり、虫を捕まえたり…などといった「自然体験が豊富な子どもほど、自立性が高い傾向にある」という興味深い結果が出ました。

この調査では、タオルや雑巾を絞ったり、包丁で野菜を切ったりという生活体験やお手伝いをすると回答した子どもも、同様に自立性が高い傾向にあることが分かっています。

このデータから読み取れるのは、

頭だけではなく体全体の五感(見る・聞く・触る・嗅ぐ・味わう)を使った体験が、子どもの心身の成長に良い影響を与える

ということです。

屋外知育の特徴

屋外での知育活動は、室内とは違った特徴があります。
室内活動と組み合わせることで、知育の効果は飛躍的に上がっていきます!

■体をたくさん動かす

・昆虫を捕まえたり、走り回ったり、のびのびと自由に体を動かすことができます
・縄跳びなど、体力を養うトレーニングができます

■本物に触れる

・自然のものはもちろん、プロのスポーツ選手のプレーや、実際に大人が働いている現場を見るなど、「本物」に触れて学ぶことができます

■社会の仕組みを学ぶ

・バス停や駅などでは1列に並ぶなど周囲に配慮する気持ちや、切符の買い方など公共交通機関の使い方を学べます
・大人が働く現場を見せることで、キャリア教育の土台となります

■多様なコミュニケーションが生まれる

・街で出会う人たちや、お店の人たちなど、普段関わることの少ない人たちとも知育を通じてつながることができます

散歩しながらでもできる屋外知育

上記に上げたような自然体験や屋外知育には、どこかへ行って行う特別な活動だけでなく、散歩しながらでもできる身近な屋外知育もあります。

散歩の途中に咲いている草花に目を留めたり、公園で虫を探したり、セミの脱皮を観察したり…。

それらの身近な体験をどう知育レクリエーションとして活動し学ぶのかが重要なのです。

それぞれの知育レクリエーションのやり方はまた後日詳しく紹介しますが、子どものなぜなにに大人はひたすら対応していくこととなります。

一緒に辞書や図鑑を引いて調べたり、図書館にいって本を探したり。決してその場でスマホで調べて終了~となってはいけません!!

どうしても辞書や図鑑で調べてもわからなかった場合のみ、親御さんがこっそりスマホで調べて、それに類似している本や図鑑のページを使いうまく説明してあげましょう。

私が制作している知育グッズにも、屋外知育で役立つ「探検シート」というものがあり、何もすることがない休日は「探検シート」を持って3人の子どもを連れて近所を探検しに行きます。
幼児向けに作ったものですが、小学校2年生の長男も夢中になっています。

身近な体験からで大丈夫なので、屋外知育にチャレンジしましょう!

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Ran|知育レクリエーションインストラクター
7歳・3歳・1歳の3人育児中のワンオペ多め現役ワーママ。何かと忙しい子育て中のママさんのための、がんばらない知育『ゆる知育』情報を発信中。
ゆる知育コミュニティ立ち上げ予定✨
Instagram→【rskidsran3】
Twitter→【@Ransan3mama】
note→【ran_edu】

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