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【美術】モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光

みなさん、こんにちは。らむです。
あっという間に1月が終わり、2月になりました。2025年が始まり、早くも1ヶ月経ちました。みなさんいかがお過ごしでしょうか。

1月の振り返りをしたいのですが、まだ1月分あげれていないものが何個かあるのでそちらをお先に投稿します。
その中の1つ、友人と出かけた「モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光」の鑑賞記録を本日はお届けします!

「モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光」

1.鑑賞記録

角川武蔵野ミュージアムの1階グランドミュージアムで2024年7月27日から2025年3月20日まで行われているこの展示会。

入り口に行くと『太鼓橋』を彷彿させるような木の橋に、床は『睡蓮』が。モネの作品たちが暖簾となり飾られているフォトブース。白いレースの傘があるので、橋を渡ってぜひ素敵な1枚を。入り口側の黒い壁にはモネが生涯残した言葉が綴られている。

中に入ると、印象派の誕生について描かれている。様々な時代を巡り、モネをはじめとした画家たちが立ち上がってできた印象派。絵画と共にカラフルな説明と、この展示会で度々登場するミニキャラモネさんが一言解説をしてくれるので楽しく鑑賞できるブース。

黒いカーテンの中に入ると、この展示会のメインである360°スクリーンの30分間の映像作品。モネの作品たちがゆっくりと動き出しては、移りゆく。モネの繊細なタッチによって美しく表現される色や繊細かつ儚い光、モネの大きな象徴とも言える風景画が見渡す限りのスクリーンと床に映し出され、静かでささやかな音楽と共にモネの作品に没入体験できる。平日木曜日の夕方に行ったので人がまばらで思う存分体感できた。

映像作品を観た後はそこで映し出されたモネやたくさんの画家たちの作品をモネの生涯と紐付けて見るブースへ。印象派展の擬似体験、モネの庭、ジャポニスム、連作。たくさんの作品と共にモネが生きてきた道を辿る旅のよう。映像に映し出されたモネの庭や『太鼓橋』、ダイニング、連作『日の出』。額縁の中は窓になっていて奥のものが作品として見える仕掛け。とても見応えのある展示ばかり。

出口に差し掛かるとあとがきが。光でもずっと同じものはない。時間と共に移り変わっていく光を追い続けたモネが描いた作品にはいつも光が宿っている。モネが見つけた光をどこかの誰かが見つければ、また誰かの元にも届いてと連鎖が続いていく。モネが今でも有名な画家であることを証明するかのように定期的に展示会が開かれているのは、そんな連鎖が幾重にも重なっているからだろう。

今日、モネからもらった光を私は自分の人生に照らす一筋として大切にします。
素敵な展示をどうもありがとう。次のモネの展示会、楽しみだな。

2.展示概要

「モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光」

会場:角川武蔵野ミュージアム
   1階 グランドギャラリー
会期:2024年7月20日(土)~2025年3月23日(日)
休館日:毎週火曜日(2月11日(火・祝)は臨時開館)
営業時間:10:00~18:00(最終入館は17:30まで)
主催:角川武蔵野ミュージアム
   (公益財団法人 角川文化振興財団)
後援:在日フランス大使館
   アンスティチュ・フランセ
協力:株式会社クサカベ
チケット価格(税込):〈オンライン購入〉
          (https://tix.kadcul.com/)
          〈当日窓口購入〉
          一般(大学生以上):2,500円
          中高生:2,000円
          小学生:1,300円
          未就学児:無料


実はこの企画展、会期が1月19日までだったのが、3月23日まで延長されました!!
場所も2020年の紅白歌合戦で、YOASOBIがパフォーマンスを披露した場所なのもあり話題なので、モネの展示気になるなって方だけでなく、YOASOBIがあの時歌っていた場所に行きたいという方でも、本が好きな方、読書や漫画を読むのが好きな方にもうってつけの場所です。

まだまだ楽しめるモネの展示、ぜひ360°モネの絵画に没頭する旅に行ってみませんか?
最後まで見てくださりありがとうございました!!

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