【鑑賞記録】坂本龍一 「音を視る 時を聴く」
みなさん、こんばんは。お久しぶりです、らむです。
1週間も折り返し地点となりました。いかがお過ごしでしょうか。
最初にあげた自己紹介にライブレポート、見てくださった皆さん、スキしてくれた皆さん、フォローしてくれた皆さん、本当にありがとうございます!!😭とても励みになっております、、。
これからもたくさん見てくれるととっても嬉しいです!
坂本龍一「音を視る 時を聴く」
1.はじめに
本日は、私が15日に訪ねた東京の木場公園の中にある美術館、東京都現代美術館で行われている坂本龍一の個展のレポートです。
この先からは展示内容についての記述もございますので、これから行く予定の方や行ってみたいと少しでも思う方はご注意下さい。
個展に行った日、後から予定があったため少し短めのレポートですが、それもご愛嬌ということで、、、。ご了承の上お読みください。
2.坂本龍一「音を視る 時を聴く」レポート
音が視えると、時が聴こえる
どの展示も日常と音楽を結びつけた、音楽と芸術の融合作品だった。彼がが生きてきた時間の中で、音楽と共にした日々の中で、どれほど日常の中から出た音に目を向けていたのか。向き合っていたのか。その音たちを時間と結びつけて生きてきたのか。その答えの大傑作がこの個展なのではないか。
水と全球画像から水が垂れていく音を聴きながら変化する時間や東日本大震災によって被災したピアノの音が奏でる地震データ、音によって形づくり紐解かれていくもの、日常の音から視る生活風景、水や霧に映像を流して奏でるメロディー、霧と光と音が一体化した自然、彼が初めてステージでピアノを弾いた映像を融合させあたかもそこに弾いているかのように視せる演奏、現代のインフラをストリームとを音での表現。
日々の生活の中に溢れる音に記される時間。時間が流れていく、変化していく度に聴こえる音。音を視ることで時間を思い出す。時間を聴くことで音が流れ出す。音と時間。深く深く関わっているようで、音楽業界の中では着眼されない点。当たり前すぎて見落としてしまう点。記憶とは、見たものと聞いたものが同時に記録される。音と時間は切っても切り離せないほど密接している。
日常的に時間が流れていくことと音を聞けることへの感謝と共に、生活の中に溢れる音に記される時間がどれほど尊いものなのか視ることと聴くことで実感できた。
ひとつ心残りとしては、彼が弾くピアノを自分の目で見れかったこと。聴けなかったこと。その後悔すらもかき消すくらいこれからもずっと彼が残してくれた音楽を聴きます。
改めて、とても素敵な展示でした。坂本龍一と作品に携わったアーティストさん方、関係者の皆様、本当にありがとうございます。
坂本さんのご冥福をお祈りいたします。
3.展示概要
坂本龍一「音を視る 時を聴く」
会期:2024年12月21日(土)~2025年3月30日(日)
開館時間:10:00-18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(2月24日は開館)、2月25日
会場:東京都現代美術館 企画展示室 1F/B2F ほか
観覧料:一般2,400円(1,920円)/大学生・専門学校生・65 歳以上1,700円(1,360円)/中高生960円(760円)/小学生以下無料
詳しい概要は、東京都現代美術館のHPから💁🏻♀️
🔗 https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/RS/
4.最後に
ここまでお読みいただきありがとうございます。
ここで、美術館のお得情報共有です。
来月2月1日(土)と2日(日)は学生無料デーです。中高生・専門学校生・大学生はチケットカウンターで学生証を見せると無料で観覧できます。
そして!3月1日(土)~3月30日(日)の期間、18歳以下(2006年4月2日以降生まれの方)は年齢を確認できる証明書を提示すると無料で観覧できます。
この機会にぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか🚶🏻♀️