【SEでも機械学習】プログラミングスクールに通った感想

今年の8月から某プログラミングスクールのデータサイエンスコース(3か月)に通い始め、現時点で一通り講座の履修が終わったので、ちょっとした感想を記載します。

少々ネガティブな内容を含むので、先に満足度を言っておくと70点です。
基本的には良いと思います。最後まで挫折せず続けられましたし、初心者向けのコンペなら参加できるくらいになれたので、価値は間違いなくあります。

ただちょいちょい残念な部分はあったことや、ここで記載したネガティブ側面はあまり情報が出てなかったので、今後初学者の方がスクール選びをする際に参考に頂ければ、、程度の感覚で情報を記載しておきます。
(批判の意図はないのでスクール名は伏せます)

1つ目の残念ポイント
大抵のスクールでは「初学者からエンジニアになれる」と言ってますが、これは過大広告だと思います。私の感覚では、エンジニアになるためのスタートラインには立てるという感触です。
以下、私がスクールで学べた範囲を簡単にお絵描きしました。

画像1

エンジニアの定義にもよりますが、私が想定しているデータサイエンスのエンジニアはいわゆるプロフェッショナルなので、
数学的/統計的な知識をもって、前処理(特徴量エンジニアリング)やパラメーター調整ができ、結果として計算された数値に見解を述べられる、、と言うレベルです。
当然一朝一夕で身につくものではないので、私自身スクールに通いながら、本当にスクールが上記のようなレベルをコミットするなら「どんな詰込み教育になるのだろう」と期待していたのですが、、私が通ったスクールでは教材、教師、カウンセリングなどそれぞれのレベル感が、全く生徒をエンジニアにすることを目指してなかったです。。
この辺はスクール業界全体が未成熟市場なので、各社良いことしか言ってないようです。お気をつけ遊ばせ。

2つ目の残念ポイント
チューターさんの質が少々物足りない感じでした。技術レベルは初学者には判断できませんが、対人能力がう~んと言う感じです。
私が通ったスクールのチューターさんは若い方が多く、聞かれたことに定型的に答える、、と言う感じでした。ただ、生徒には「ノーやできないと言うな!」と言われているのか、、ノーと言えば済むところを、わざわざ持ち帰って的外れな回答をする傾向がありました。。
おそらく社会で泥臭い対応をしたことがないためか、相手が不明に思っているポイントをヒアリングし、何を解消すべきか確認した後、相手の技術レベルにあった回答をする、、と言う基本的な対応ができない感じでしたね。。
社会人からすると少々もやっとおもいます。

3つ目の残念ポイント
単純にチューターさんのリソース不足を感じました。
各スクールにはカウンセリングという個別指導のような仕組みがあると思いますが、私が通ったスクールではカウンセリング予約はほんとに取れなかったですね。
おそらく巣ごもり需要刈り取りのため、無理して受講者増やした弊害がでていた感じです。。

以上です。
これからスクールに通おうと考えてる方はちょっと意識頂けると、より良いスクール選びができると思います。


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