【情報№427】『世界標準AO式子育て』のご紹介。著者杉山大輔
『世界標準AO式子育て』のご紹介。著者杉山大輔
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子育てに関する悩みを抱えている親御さんに朗報です。『世界標準AO式子育て』は、子供の個性を尊重し、彼らの得意分野を見つけ出すための指南書です。本書は、心理的安全性を重視し、子供たちが自分自身を理解し、自分の強みを活かせる方法を提供しています。
本書のテーマ
やりたいことが見つからない、ウチの子は目立った特徴がない。そんな風に思っている親御さんはいませんか?決めつけてしまう大人の共通点として、自分自身が変化してこなかったことが多いのではないでしょうか。大人だって自分軸を見つけられないことがあるのに、それを子供にどう教えていけばいいのか。本書はその問いに答えます。
自分を知ることの重要性
教育において最も大切なのは、自分という人間と、何が得意なのかを理解することです。多くの人が学生時代に忙殺されて、自分について深く考える機会を持たなかったことに気づくのは、大人になってからではないでしょうか。
個性と得意を伸ばす
IQは親から遺伝すると言われますが、著者は尖った個性を活かすことがこれからの時代に求められると語ります。もちろん学力も重要ですが、それ以上に自分の得意分野をどのように表現するかが問われるのです。
実際の子育て経験からの洞察
4人の子供を育てる父親である著者は、それぞれの子供が好きなこと、得意なことが異なると述べています。本書では、ウサギとカメの例を使って、子供たちの特徴を活かした戦い方を見極める方法を紹介しています。
“現実にはいつも相手が昼寝をしてくれるとは限りません。むしろ、レース中に昼寝をしないウサギがほとんどでしょう。ー中略ー特徴を活かせる勝負の仕方を見極めよう。まず、カメの特徴を考えてみましょう。
硬い甲羅を持っている
(種類にもよるが)海のなかで泳げる
長生き
「どちらが長生きするか?」
「どちらの背中が硬いか?」
ー中略ー
あなたのお子さんの戦う場所はどこですか?見守る親が、それを見極めてあげましょう。”
親としての役割
勝てる方法は子供自身が気づくことができない場合があります。しかし、親がその方法を見つけて教えることで、子供は自分の特徴を活かした戦い方を学ぶのです。このように、親が気づけることは非常に重要です。
本書の価値
『世界標準AO式子育て』は、幼児から高校生までの成長過程でどのように得意と才能と学業を絡ませるかを教えてくれます。4人の子供を育て、AO入試を突破した父親が、激動の時代を生きる子どもたちのために書いた一冊です。
これから子どもを育てる親はもちろん、今を生きる中学生・高校生の親も、手遅れなんて存在しません。子供の価値は親が決めるものではないことを再認識させてくれる一冊です。
今回おすすめした書籍はこちら
『世界標準AO式子育て』
この本を通じて、子供たちの個性を尊重し、彼らが自分らしく成長できるサポートをしていきましょう。
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