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どの編集部に持ち込んだらいいか問題



持ち込みの秋

さて、コミティア150の出張編集部の情報がでましたね!
第5回モチコミonlineの受付も既に始まっていますね。こちらは前回までと少しルールが変わり、続々とマッチングが成立しているとのことです。
開催日が土曜日なので、本職の土曜出勤の予定が確定次第申し込みたいところ。

どこに持ち込むか?

しかし自分の作品傾向がまだ良くわかっていません。
どの層向けなのか、どのジャンルなのか、どの編集部に持ち込めば良いのか。
以前処女作を見ていただいた編集者さんに質問してみたところ「絵柄は少年誌、内容は青年誌」とのことでした。
モチコミonlineのプロフィールにも、希望の雑誌傾向・描くジャンルを記入する欄がありますが、これもなかなか悩みます。
ジャンル傾向がはっきりしているほどまだ作品を描いていないのです。

誰に読んでもらいたいか?

そんな中、岩村先生の動画を拝見しました。持ち込み先に悩んでいらっしゃる方は是非視聴してみてください。

こちらの動画の後半、誰に向けて描いたか?という問いがあります。

処女作は自分が前に進む為でもありますが、創作される同じ悩みを持つ方が、わかるわかると笑ってくれたらいいなという気持ちでした。
リンクを貼りましたのでよろしければ読んでみてください。

そして現在取り組んでいる2作目です。
前々回の記事で少し触れたのですが、ある編集者さんに「この作品を描くきっかけはなんですか?」と聞かれたときに「知人の子が引きこもってしまって、現実には楽しいことやたくさんの可能性があると言いたい」と答えました。
そこで編集者の方は「じゃあ外に出たいと思わせたら勝ちですね」と返されました。
そこまではそうなんですが、少しだけズレを感じていました。
というのも知人の子の引きこもりははきっかけになった出来事なだけあって、実際に漫画を読んで欲しい人ではなかったんです。
その主人公は少年ですが、引きこもりというわけではありません。ただ現実を直視していない、現実からゲームに逃げている人間です。
その違和感を感じながらも、それを言語化できないまま過ごしていました。

では誰に向けて描いているのか?
なるべくきつくならないように言葉を選びますがすみません。責めたいわけではなく、こういう人々に希望を持って欲しいという意味です。
現実を直視していない人、根本的な問題の解決から逃げている人、他人の努力を嘲笑う人、原稿があるのにゲームで時間を溶かす自分、どうせ一票では変わらないからと選挙に行かない大人、現実を諦め異世界に夢をみる人、チャンスを待っているばかりで掴みに行かない人。
努力すれば未来を変えられる可能性はたくさんあるのに、日々を怠慢に過ごしその努力をしない人間(自分を含む)に向けてです。
まだ自分次第で可能性が広がることを実感できない無垢な子供にも読んでみて欲しいですが、そこがメインではありません。
現実に向き合わずに後悔したことがある大人にこそ読んで欲しい。
一度うまく行かなかったくらいで諦めないでほしい。
持ち込んでうまくいかなくても、何本でも漫画を描けばいい。(これは自分向けです)

と、このように主張を並べてもまったく面白くないし説教臭くて心にも響かないのはわかりきっているので、コミカルに描いて読んでもらおうという魂胆です。

だから、きっと青年向けか恋愛メインではない大人の女性向けか、とにかく少年漫画や少女漫画ではなさそうです。
主人公やメインキャラクターには少年を据えがちですが、大人をターゲットにしたところに持ち込んでみようと思います。

ジャンルは?

ターゲット層が見えてきたものの、ジャンルはまだ迷いますね。
処女作をジャンプルーキーにも作品をアップする際にもジャンルを選択しなければいけなくてかなり迷いました。
悩んで悩んでコメディにしたのですが、処女作を読んでジャンルとして思い当たるものがあれば遠慮なく教えていただきたいです。

モチコミonlineの作品傾向も、己の主義主張を隠してコミカルにして楽しく読んでもらいたいので、コメディになるのかなあと考えています。
まだ2作(しかもひとつはまだ制作中)なので、これからだんだん固まってくることでしょう。
将来の自分に期待しています!

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