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賞の結果発表

本日、応募しておりました第3回トムスラボ漫画大賞の結果が発表されました!

拙作の「石ころオンライン」が、なんと審査員特別賞をいただくことができました!!!!
室月の名が入っている!!!!!!!
ポストにも書いたのですが、編集部講評がとってもとっても嬉しいのです。
というのも、今作の課題として勉強していたのが構成だったからです。

時は遡り2024年7月のモチコミonlineです。
まだまだ描き始めで棒にも箸にもひっかからないネーム、誰ともマッチングしないで終わるかもしれなかったときのことです。
唯一マッチングしていただけたのがトムスラボの編集さんでした。

この時のネームが、お話を描きたいけどキャラが動かないという苦しみを並べてコマを割ったものでした。
構成のことなんて何も考えておらず、心のままに頭から描き殴ったものでした。
その結果、せっかく貴重なお時間を割いてマッチングしてくださって編集さんの「どうしてこの構成にしたのですか?」という問いに答えることができませんでした。
せっかく時間をもらっているのに答えられない、これは非常に申し訳なく、そんな状態で申し込みをした自分が情けなかった。
そこから構成を猛勉強しました。
フックとは、つかみとは、ログラインとは、セントラルクエスチョンとは?
主人公の持つ願いとは、叶えたい想いとは、大事にしているものは?
悔しい気持ちをバネに勉強してきたことを「石ころオンライン」には詰め込みました。
なのでそこを評価していただいたことが本当に嬉しく、自身の努力を認めて褒めてあげたい気持ちでいっぱいです。

しかしその反面、キャラの勉強や世界観の魅せ方や画力の勉強が二の次になってしまっていたことが浮き彫りになった結果だったと思います。
これはコミティア150の出張編集部でも散々言われていたことでした。
やはり次の課題はキャラですね。

コマ割りや構図や構成という目に見える技術は勉強すればするだけ身につくはずだと頑張りやすいのですが、キャラや面白さという感性が必要なものは、ロジカルに考えることができずに苦戦しています。
「感情から書く脚本術」や小池一夫のキャラクター創造論を読んでみたりもしていますが、うまく落とし込めておりません。
いろいろな作品のキャラの魅力を言語化してみたりしようかなと思ったり。
まだ一歩目で躓いていられないので頑張りますよ!

処女作もこちらの記事から読めますのでご興味があれば…!

最後に応援してくださった方、見守っててくださった方、読んでくださった方、本当にありがとうございます!
2025年も猪突猛進します。


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