カラスの羽根 運の卵屋 後日談 3
アメリカの野球、ワールドシリーズは今日で決着が着いた。レンジャーズの勝ち。私としてはもっと長引いて欲しかったので、ダイヤモンドバックスを応援していたが、レンジャーズも好きではある。
イヴ・サンローランがアクセサリーはイミテーションのビーズなどで作る話が展覧会で強烈に頭に残り、運の卵屋で手に入れたビーズのアクセサリーが(100円なので当然)ダイヤモンドではないことから、おそらくレンジャーズになるだろうと予測はしていた。
上位の戦いになればなるほど、決まっていることを覆すのは難しい。将棋で「相手は必ず間違える」と念じて挑む棋士の話を聞いたことがあるが、上位にいくほど間違えないからだ。
だからリーディングをして、いつも通りにやれば今回は負けると流れが決まっているな、という時には、いつもと反対のことをしてみるのがおすすめだ。そうすると、決まっている路線を崩すことができる。
もちろん、精確にリーディングすることがそもそも難しいのだが、予感でもいい。「どうせこうなる」と諦めているような時は、たとえば入ってみたいと思っていたが入ったことのないレストランに入ってみるとか、泊まってみたいと思っていたが泊まったことのないホテルに一泊してみるとか、小さなアクションでも、決まっている路線(かみのみぞ知るのプログラム)を崩すことが可能だ。(やりたくないと思ってきたことをやってみる、は、たいてい結果は悪い。)