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Japaneseエンターテイメント
昨日、最後のメッセージだと思って追悼サイトを訪れた。
そこを開くだけで溢れる涙と嗚咽に自分が我慢していた事に気付かされる。
しばらく動けなくなってしまった。
彼を見てきたと言っても、わたしは映像のTⅤオンリーでドラマの選択基準での好きな俳優さんの一人だった。何となく追い掛けて居たに過ぎなかった。映画の1本も見たことが無かったしTⅤで見ていて喜んでいたに過ぎなかった。それでも…故意に視聴しなかった番組以外はほとんど観ていた事に気付いて驚いた。ホントに何気なく彼のことを追い掛けていたんだな…と思った。そんなわたしが彼の旅立ちを知りショックを受けて立ち直れなくなるなんて自分でも想定外でした。いったい何が原因でこんな状態にまで影響を受けたのか自分でも理解出来ませんでした。ただ、毎日納得の出来る記事や情報を求めてネットサーフィンを繰り返し、ワイドショーや雑誌を読み漁る毎日でした。でも、そこにはわたしが求めるものは何も無かった。そうするうちに周囲が騒がしくなり何を信じたら良いのか分からなくなってました。YouTubeでキンキーブーツのローラを知り…これがあの春馬くん?配信などで映画などは観ていたけれど、そのどれとも違う彼の姿に魅了されたくさんの残された映像を見ました。本物が観たい!叶う筈もない願いでした。それからは手に入るⅮⅤⅮだけでも観たいと地球ゴージャスと劇団新感線を購入。全然見たことの無いキラキラの彼に堕ちました。版権の関係でⅮⅤⅮ化出来ないものがいつか配信でも観られる時期が来れば嬉しいな、と想いながら時折舞台作品の配信など視聴するようになりました。『三浦春馬』と言う役者に出会わなければ自分には縁遠い世界だと決めつけていました。もともとは好きな世界だったのに特別なものになっていたのです。規模は全く違っても幼い頃から生の演劇に触れて育って来ていた事すら忘れていました。忘れかけていた感性や自分のやりたかったことを思い出させてくれた。諦めていたものへもチャレンジしてみようかな?と言う気持ちにさえさせてくれた。彼なら「そんなの関係無いよ」と笑ってくれそうな勝手な思い込みですが(笑)
『三浦春馬』に出逢い、彼の人柄に触れていくに連れ変わっていく自分が居ました。彼が縁で知り合い繋がる縁の不思議さに運命を感じずにいられません。夫を亡くし日々の生活でいっぱい一杯だったわたしが得たものは、哀しいキッカケではあるけれど…これからの自分を見詰めさせてくれる出逢いです。がむしゃらに生活することだけで心のゆとりすら失い掛けた自分に気付いたのです。贅沢なことは出来ませんが『三浦春馬』が遺した軌跡を追いながらもう一度人生をやり直している…青春を取り戻したような高揚感に包まれて彼に寄り添って生きてゆきたいと思っています。
彼がエンターテイメントとして、私たちに期待していたものが受け取れるのかは神のみぞ知るところでしょう。彼の愛した世界の行く末を見てみたい。心の赴くままに触れてみたいと思います。
先ずは日本のエンタテイメント業界のお手並み拝見です。
一人の逸材を失いましたが、後進のスターを輝かせ世界に比肩するJapaneseエンターテイメントを育てて行くことでその歴史の中の一人として三浦春馬がいつまでも輝き続けてくれるのだと信じています。
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