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遥かなる三浦春馬

こんな夜は尚一層さみしさが増して来る。
そんな事を想いながら月を見上げた…薄ボンヤリとまるで霞みがかった様な不思議な空気に、今日なら春馬くんに逢えそう(´∇`)そんな事をノンキに思っていた。
じゃあそこに立っているだけで画になってるひとは誰?「春馬くん?」はっ、口に出してるじゃんヤバイ!そしたら振り返った・・・本物だ。いや訂正しよう。本物そっくりなビジュアルだ。姿は確かに似ている(本人の実物を見たことないから🙄)でも髪の色がプラチナブロンドだよ?ちょっと長髪だし!あの頃はこんなに長く無かったよね?色も勿論黒だったし…でも雰囲気がどうみても三浦春馬なんだ。頭の中で間違いないさ!と訴え掛けている。見た目が違うのに何故そう思うのか?彼の輝き、オーラがね訴え掛けてくるんだ。ここに居なきゃ分からないよ‼️
もう一度声を掛けてみる「三浦春馬さんじゃ無いんですか?」今度は身体ごとこちらを向いた。無言。ドキドキするんだけど?声掛けちゃ不味かったのかな?駄目でした?何か言おうとしたその時「誰?」誰?あっ!そうだよね。こっちが勝手に知ってるだけなんだから…自己紹介ってやつするのかな?「あ、違うよ。それ僕の事?三浦春馬って⁉️あなたは僕の事を知ってるの?」ショック!まさか記憶が無い?「良く分からないんだけど?…気が付くとここに居たから。どうすればいいのか分からなくて」「いつからここにいるの?」「いつから?どのくらい経ったのかも分からない。」
( ̄。 ̄)「いつもここに立ってるんだ?」「たぶん…ここに居るんだと思う」虚無の世界?確かに雰囲気は普通じゃ無いし…大体わたしの立ち位置はどうなってんの?夢じゃないなら…え"~?倒れたり意識不明にはなってないハズなんだけど?落ち着け自分。
「まって、置いて行かないでよ」うるうるした眼差しでみないでよ!「どうしたの?」よく見たら…眼が違う‼️ 眼の色がねエメラルドグリーンなの。違和感があったのはそのせいだったんだ!髪の毛の色や長さに目が行っていて気付いて無かったんだ。これだけビジュアル違うのに三浦春馬と感じるのは何故?彼自身から醸し出される雰囲気としか言えない。わたしが思ってるイメージ通りの彼だから。「じゃあ、一緒に行こうか?」彼はここを動いても良いのだろうか?と思ったけれど仕方ない。手を繋いで歩いた(これは自然にだからね)

まず、湖の廻りをぐるっと廻ってみた。
特に何とも言えない普通の景色。異様に静かと云う事を除けば。周りを取り囲む木々の木立。森と表現するほど多く立ち並ぶわけではないが…林と云うほど背の高い樹が隆立しているわけでもない。暗くならない程度の間隔で立ち並ぶ樹木といったところの表現で想像が付くだろうか…。ドラマにでも出てきそうな湖周辺だった。ふと興味をそそられその中へ入り込んだ。歩いてみる。これも何もない感じ。このまま何も見付からないかもね…。有ったとしてそもそもわたしに見付けられるのだろうか?不思議な時間だけが過ぎていく。まるで彼の思考回路にでも入り込んだかの様な薄い霧に包まれたベールの中を歩く気分だった。何となく喋るのは違う気がしてお互い無言が続いた。儚げな雰囲気なのに掌はガッシリしてるんだな(笑)こんなに繊細な手なのに。彼が天才ピアニストの役をするのを見てみたかったな…そう想った。リストみたいな難解な曲を苦悶の表情で弾く姿を観てみたかった。シューベルトやモーツァルトを優しく奏でる幻想的なシーンも…などと妄想しながら歩いていると、いつの間にか先に歩いていた春馬くんが突然立ち止まって危うくぶつかりそうになる。最初はわたしが先頭に立っていたハズなのに?「どうしたの?」景色が変わっていた!突然開けた一面の黄色い絨毯。咲き拡がる菜の花が風にたなびいてユラユラと揺れていた。「うわっ!キレイ」菜の花?と言う事は春なのね。よく見ると所々に白い菜の花が模様の様に交ざり混んでいた。その片隅にひっそりと咲く彼岸花…。あぁ、やっぱり春なんだね。不意に風が吹く、まるで春一番の様な突風が。彼は何かを感じて居るようだけれども表情からは窺い知れない。「綺麗だね」とだけ呟いた淋しげに。ふたたび歩き始める。菜の花のお花畑を横切って行くと遠くからせせらぎの様な水音がしてきた。ちいさな川だ。まるで神話の中に入り込んだみたい。ニンフでも出て来そう…ふふっと微笑む。ギリシャ神話なら何が出て来る?こんなシュチュエーションいくらでもあるよね(笑)出て来て欲しいモノは現れないらしいf(^_^)何事も無く進む。残念。
意外と広いなこの世界。終わりは在るのかな?
夢から覚めた夢?
でも…何かに近付いてる気がする。彼の表情が変わって来ているから…握られた手が強くガッシリとなってきている。小川にそって、おそらく上流と思われる方角に向かって歩いている。あっ!鹿だ…と思った。目の前に小鹿の様にちいさなユニコーンが現れた。春馬くんにその頭を擦り付けるように懐いた感じ。「よしよし」とでも言うように頭を優しく撫でる。心の優しい人の所にしか現れないんだよね確か!そのユニコーンが導くかのように歩きだした。トコトコといたわりながら歩くように。そういえばもうどのくらい歩いているんだろう?全く疲れていないけど?だから走り出さないのかな?優しいね。ふと立ち止まる。まるで自分の役目は終わったと言うように…横にそれて道をあける。小さく項垂れて別れを惜しむように。切なくなってくる。また次が居るのだろうか?と前を見る。次はまたこれは!サテュロス?ケンタウロス?半身半獣の神?妖精のどちら?かは分からないけれど現れて、今度は力強く意思を持つように歩き始める。無言で付いて行く。でも何故かそろそろこれが終わりそうな予感がしてきた。この先に答えがあるような気がしていた。バッカス?大きな樹の下にワインを片手に美女を小脇に抱えた酒の神のごとき…吉田鋼太郎みたい‼️ サテュロスらしき半獣の使者はそのままわたしたちを置いてその先へ駆け出していった、後ろを振り返ることも無く。ずっと無言だった…何か彼だけは感じたのかしら?テレパシーの様に話し掛けられたりしていたのかも知れない。わたしに分からなかっただけで。

吉田鋼太郎の様なバッカスが口を開いた。初めての喋るキャラクターだった。
「望みはなんだ?」一言だけ。
「望み?なんだろう?そんなモノ在るのかなぁ?知らない」…とまるで他人ごとの様に語る、無感情に。無表情に。
「何か望みがあるから儂のところへ来たのだろう」いつの間にか手を離されていた。彼はその掌を見詰めて「これからどうしたらいいんですか?自分が誰かも分からなくて」「もう答えは出ておる。尋ねているのは希望だ、夢では無い」「夢じゃなくて希望…」「まだ…演じたいんだ。ずっと表現し続けたいんだ。終わらせちゃいけなかったんだ…どうしたらいいんだろうってずっと考えていたらこうなっていた」「分かってるじゃないか。でもそれには少し時間が必要だ。お前は自らその命を絶ってしまったのだから、直ぐに戻してやるわけにはいかない。しかし、ちゃんと分かっているのならば…そう遠くは無いから諦めるな」ととても優しい眼差しで彼を見詰める。「ここには時間が在る。悠久の時間が。その魂を癒し浄化させるのだ。答えは自分自身が持っているから自らに問え!誰に聞くな!学びたければ好きなだけ学べる。ここに国境は無い。」今、気付いた‼️声は発せられていない‼️頭の中に直接響いて来ている。ふたりの会話が…。わたしは聴かされているんだ。「演じる事も自由。学ぶ事も自由。遊び暮らす事も自由だ。お前が何を選ぼうと誰も何も言わない。お前が望めば友人も現れよう。そうしながら過ごす事を神より赦されたのだ。いづれ時が充ちれば願いは叶う。念じれ、願うのだ。その想いが強く正しければ叶うから」…とやっとわたしの姿が見えたように?「お前は何故ここに居る?」えぇ~そうなの?( ̄▽ ̄;)何て答えたら良いのか考えてあぐねていたら「あぁ、そうか!よしよし」となにやらニヤケてこちらを見る。何がそうか?でよしよしなの?えっ無視?視線外された‼️「ここには好きなだけ居て良い。また次へゆくも良し。己で決めよ」と徐に立ち上がり去っていった?消えた?えっ?何が起きた?っていうかなんなの…大樹はそのままに、でも明らかに周りの雰囲気は一変していた。

彼は静かに振り返り、わたしの手を両手で包み込むように握りしめ額に付けるようにした。どのくらいだろう…しばらくしてようやく手は離され「ありがとう。何かすっきりしたよ。これでお別れだね」ああそうだね。わたしもそんな気がしてたよ。あなたをバッカス神のもとへ誘うために来ていたんだ。目が覚めたらきっと何もかも忘れてしまうんだろうな。それでも良いや!春馬くんが自分を取り戻してくれればそれでいい。それに立ち会えただけで。
いつの間にか、見覚えのある三浦春馬に戻っていた。髪の毛の色も瞳の色も。彼が自分を見失っていたから外見が違って見えたのかもしれない。わたしの思い込みがそう見せられているのかも知れない。

自分が真実だと思っていることが、他人にとっての真実とは限らない。何が真実だなんて誰が決めるのか分からない。信じる事が真実なんだ。
【イリュージョニスト】を想った…彼が初演で主役を努めるはずだったあの舞台を。いろんな人の想いを抱えてカンパニーが導きだした答え。それを支えた多くのスタッフや役者たち。伝説の様に語り継がれる。板に乗らなかった幻の主役が存在したことを。だから彼の伝説を遺していく為にも正しく彼を語り継がなければならない。わたしたが信じる本当の三浦春馬をエンターテイメント界だけでなく世界中に発信しなければいけない。ひとり1人は小さいけれど、集まれば大きな力になる。だから、彼を遺す為の障害はわたしたちが取り除いてあげなければいけない。


「ありがとう…遇えて良かった。わたし、あなたの…」最後まで言えなかったかも…


あぁ…またやっちゃったよ‼️パソコン抱き抱えて寝てた(笑)せっかく渾身の記事を思い付いたのに、忘れちゃったぁ~🤣🤣🤣もう一回練り直し。トホホ(;´д`)

でも…何か夢みてたような…まぁ良いか!
なんか夢見心地だからラブレターポエムにしとくかな(笑)さぁ~今日も愛してるよ~春馬くん💕素材はどの路線にしようかな?やっぱりわたしの中では三浦春馬はギリシャ神話の世界観なのよねぇ~✨力強さと儚さが混ざったあのオリエンタルな感じ。好きだなぁ~😆うん!やっぱり今日も大好き💕よし!書こう🎵パソコン寝ちゃうからスマホにしとこう(笑)
えーっとnote…



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かずっち
拙い文章への共感やサポートありがとうございますm(_ _)m