呑み女子大生による「鬼滅の刃」ヒット理由はYouTubeじゃない??ていう話。
どうも、酒飲み女子大生のらむです。
アニメ、漫画、YouTubeが趣味のよくいるタイプです。
でも実は大学ではメディアミックスについて勉強してたりするくらい、エンタメ好きなんです。
鬼滅の刃の売り方、なんで流行ったかまとめ、これからの販売やクロスメディア戦術の展開を予想したいと思います。
〇そもそも鬼滅の刃って?
作者の吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)さんの初連載作品で、2016年から連載開始。
大正時代。主人公・竈門炭治郎は早くに亡くなった父の跡を継ぎ、炭焼きとして働きながらたくさんの妹弟に囲まれ、母親と共に育てながら山奥に暮らしていた。
炭治郎が炭を売りに山を下りている間に、家族を鬼に惨殺され、妹の禰豆子は鬼になってしまう。
そんな妹を人間に戻すため、家族を殺し罪のない人々を喰い殺す鬼を倒すために、炭治郎は戦い抜く。
シリアスとコメディを掛け合わせた作品。
アニメ化から人気に火がつき、書籍の売上も爆発的に伸びたことで有名な作品です。
(ここで私は作品の考察やおすすめをしたいわけではなく、新しい漫画業界の売り出し方について考えてみたいんです。)
ちなみに私は音柱の宇随さんが好きです、嫁の一人になりてえ。
〇鬼滅の刃ってなんで人気なん?
2019年のオリコン年間コミックランキングによれば、『鬼滅の刃』の発行部数は1205.8万部、2位『ONE PIECE』の1080万部を上回り第1位に輝いています。
きっかけがアニメ、という裏付けは発行部数にあります。
テレビ放送前の3月の段階で累計発行部数は450万部。テレビアニメ終了間際の9月には1200万部、2020年2月には4000万部を突破したんです。
進撃の巨人でもアニメ化からの人気というのはあったので、あながち珍しいって話でもないんですが…
よくお見掛けする理由としては、
❶小学生をはじめとした幅広い層に観てもらえる機会が、アニメ化によってできた。
❷人気声優たちの起用。
❸王道少年漫画ストーリーだがテンポが良い。
といった理由をよくお見掛けしますね。
プロデューサーさんの手腕であったとか、制作会社の本気ですとか、他にもたくさんあるかと思います。
ヒットの理由ってのは、一概には言えないんでね…
「作品の面白さ」を前提に、それをたくさんの人に見てもらいやすいメディアコンテンツ「アニメ」が、時代の流れにのっかって「VODサービス」によって本来なら見れなかった層である「小学生」「中学生」に「口コミ」をもとに、予想だにしない「ファン層の獲得」に繋がった。
これに尽きるんじゃないかなーって思いますけどね。
あとはキャラクターデザインとよく練られた設定(古事記といった日本の神話を基にされています)が大人の厨二心をくすぐったんじゃないでしょうか。
奇抜なキャラクター、髪の配色、キャラクターたちの強烈な過去、それだけでも楽しくなっちゃうんじゃないですかね。
これらについても、現代のコンテンツやプラットフォームの多様化に絡めて記載したいと思います。
YouTubeってもしかして鬼滅の流行に繋がってんじゃない?
みなさん、YouTubeって見ますか?
便利ですよね!
Googleアカウントがあれば勝手に登録できちゃうし、登録しなくても超快適にスムーズに動画を観れます。
そして何より、だれでも投稿でき、発信することが可能です。
なんであたいが急にこんなこと言うのかってのは、
「鬼滅の刃」の流行って、YouTubeも絡んでるはず。
鬼滅の刃が古事記や日本神話に基づいた設定があったりってのは上に書きましたよね。それを解説したり、お話しの展開を予想する方々がたくさんいるんです。
そのなかでも、あたいの一押し貼っときます。
https://www.youtube.com/channel/UChseO6O70iFxZ06eE4uq5KA
錆兎の考察チャンネルさんです。史実を判断材料に交えながら、知識や作品への愛からたくさんの考察や予想をしてきた方で、本当にためになりました。
んで!本題!
これって、一種のエンタメ革命。
YouTubeもとい動画投稿サイトが、流行の火種の一つになったのは絶対にあると思います。
長くなっちゃうので諸々割愛はしますが、作品の奥深さから話をよりよくお伝えできるコンテンツをファンが別の形で提供するんです。
すごくない?二次創作といった漫画やMMD、MADといったコンテンツは10年前からあったわけですけど。
でも設定が細かくて、奥が深い作品だからこそ、
こういった考察チャンネルが出来て、より一層たくさんの人に見える機会が増えっていったし、ハマる人を連鎖させていったと考えられます。
また、小学生って!実はね!!
YouTubeめちゃくちゃ調べものに使うの!!!!!!
SNS世代改め、YouTube世代だよもう。
結構みんな実況とか観ていることは、らむ統計的には出ていまして。
そんな皆が鬼滅の刃の考察チャンネル観ないわけがないよねえ。
ってなわけで私はYouTubeは鬼滅の刃の流行の火種の一つだと思います。
一応学生なので、お勉強することもやることもいっぱいあるんで深く証拠とか調べつくせないのがもどかしい。これで卒論書きたい。
次回の鬼滅の刃では、これからのメディアミックスにおける展開を予想したいなと思います。長寿作品じゃなかったけど、あと3年はトップ走れると思ってます。
それではばいばい。
※錆兎の考察チャンネル様、リンク張らせて頂きました。本当におススメです。鬼滅好きは見た方がいい。