酒飲み女子大生の舞妓さんちのまかないさんオススメ&ミニ解説
どうも、京都在住酒飲み女子大生です。
といっても今ダイエット中であんまり飲んでないんですけどね。
今回は漫画大好きなので、おすすめ漫画作品です。
『舞妓さんちのまかないさん』
舞妓さんといえばやはり、京都の歴史といいますか。
京都観光における重要な方たちですよね?
意外と皆さん、舞妓さんについて知らなくないですか?
この漫画では、舞妓さんのリアルと京都の伝統や日常に触れることができます。
ジャンルは日常系グルメ漫画
この作品は、花街で共同生活をする舞妓たちの日常と食生活を中心に描いている物語となっています。
青森県から舞妓さんを夢見て京都へ来たキヨちゃんとすーちゃん。
キヨちゃんはちょっと抜けていて、舞妓見習いさん(仕込みさん)としてきたものの、屋形のまかないさんに成り行きでなります。
私がなぜこの作品が好きか。
もともとグルメ漫画が好きなんです、今凄い流行っててたくさんのほのぼの系グルメ漫画にあふれてますよね。
その中でもこの作品は、絵柄がシンプルだけど書き込まれていて、心情的な描写も多く、読みごたえがあるんです。
グルメ漫画に求めるものって何なんだろうって考えたことがあります。なんなら卒論にしてやろうかなと。所属ゼミとは少し変わるので、結局辞めたんですけど。
サマーウォーズでもおばあちゃん言ってるんですけどね?
「いちばんいけないのはおなかがすいていることと、独りでいることだから」
「家族同士で手を離さぬように、人生に負けないように、もし、辛い時や苦しい時があっても、
いつもと変わらず、家族みんな揃って、ご飯を食べること。」
いやぁ、いいこと言うなぁ。
ひとりグルメが流行ってるものそれなんですよね多分。
三大欲求の一つである食欲。
しかも日本って世界でも類を見ない食文化がごちゃごちゃだけど、美味しいものであふれてる国じゃないですか。
だからこそ、日本人って結局癒しを食べ物に求めるんじゃないかなって私は思ってます。私もそうだから。酒もそうだと思い込んでる。
話を戻しまして…
「舞妓さんちのまかないさん」であるキヨちゃんは、舞妓ちゃんたちの同世代なわけなんですが、一人で全部買い出しからお料理までやっちゃいます。
この作品を読んでいると、舞妓さんって私より年下なのに
「年頃の時期を共同生活」
「スマホもない」
「簡単に(髪を結ってる関係でね)コンビニや外食にもいけない」
私だったら発狂。
(友人の妹が舞妓ちゃんなんですけど、実際は固定客をつけていけばスマホをその人から支給してもらえたりはするみたい)
お稽古して、身支度して、お茶屋さんで接客して、屋形に帰って寝て、
るーちんわーく。
そんな中での楽しみってやっぱ美味しいごはんなのかなって。
だからこそ、私が読んでいる彼女たちがご飯を食べているのは何倍も輝いて見える。
そして、なんだかキヨちゃんに会える気がしてくる。
屋形の舞妓ちゃんたちってキヨちゃん大好きなんですよ。
舞妓業界?の中身ってのは、屋形を取り仕切る女将さん「おかあさん」がいて、抱えてる「舞妓さん」たちがいて、まかないさんや男衆、花街のお店のおかあさんおとうさんといった同業者である舞妓さんか、年上の大人の方々しかいないわけですよ。
舞妓同士では言えなかったりすることもあるだろうし、
大人には言えないことだってきっとある。思春期のガールだから。
キヨちゃんはそこで唯一の異質な存在なわけです。
だからこそ、このお話はすごい面白いんだと思う。
長々と語ってしまいましたが、少しでも興味がでた!って人はぜひggってください。めちゃコミで無料公開してます(小声)
NHKさんでアニメ制作も決まっています。とっても楽しみです。
もっとこの作品を知ってくれる人が増えますように。
余談ですが、舞妓さんってインスタにめちゃくちゃ載ってます。
あと私は結構あったりお話ししたりしたことあります。めちゃかわいいですよ。
舞妓ちゃんを全国から探して屋形を決めるお仕事の人もいるくらい、世界は知らないことに満ちています。わぁお。