教師49日目~つらつらと~
スケジュール
8:30~8:40 職員会議
8:40~8:50 ST
8:50~9:40 授業
9:50~10:40 授業
10:50~11:40 授業
11:50~12:40 初任研
12:40~13:00 昼食
13:00~14:10 教材研究&初任研レポート
14:20~15:10 授業
15:10~15:25 掃除
15:25~15:30 ST
15:30~18:40 部活動
部活動が終わり次第さっさと帰るに限る。
土日は休むに限る。
まぁ、教材研究はやるけどあくまで趣味の範囲。
今日は特に書くことがないので、授業についての考え事をつらつらと。
書くことがないことは良いことだよね。
知らせがないのが良い知らせとも言うし。
あ、でも2時間も残業してることは忘れてはならない。
まず、宿題について。
国語・英語は毎回予習の宿題を出している。
さらに、国語・英語・数学は週末課題まである。
そのチェックで多大な時間を取られている。
さて、ここでここまで徹底的に管理してやらせる必要があるのかという疑問が浮かぶ。
結局のところ、自分でやると決めて主体的に学んでいかないことには身に付くものが少ないのではないかと思う。
ただ、逆に高校生にそこまで委ねるのは厳しく、やらずに後悔する生徒をたくさん生み出してしまうのではないかという思いもある。
そして、最初の頃はある程度強制的にやらせた方が習慣がついて結果的には自主的にやるようになるという考えも一理ある。
ここで、教育の目的、すなわちどんな生徒を育てたいかを考える。
僕はただ1つ。
自分で考え、行動する生徒を育てたい。
最終的には一人立ちしてもらうことが目的だ。
そうであるとするならば、やはり自分のやることは自分で決めるスタイルの方が良いと思う。
しかし、そのなかでやることのメリットややらないことのデメリットはきちんと伝えていく必要はあると思う。
さらに、僕には働く目的として色々なことに寛容な社会を作るというのがあるから課題とかその人の時間の使い方をくどくど言いたくないんだよなー。
とりあえず、この1年はそれで楽しくいってみてどうなるか見てみよう。
その結果次第で来年からの振る舞いを考えよう。
あとは問題演習をどんな形でやるか問題。
1つ教えたら、1つ問題演習をやるか、1単元まとめて教えて、復習っぽく問題演習をやるか。
理想は授業でやったことを家で復習という形で問題演習をやってくれて、1単元ごとに再度復習の形である。
これだと、同じ単元を3回やったことになる。
結局、人間は忘れていく生き物で知識を定着させるためには何度もやることが必要だと思う。
しかし、ここにも罠がある。
まず、生徒はやるように言われてない課題をわざわざやらない。
生徒は国語や英語でそもそもやること大量だし、それに加えて部活動や恋愛などやりたいこともたくさんだ。
そうなると授業でやるしかなくなる。
しかも、ずっとこっちが話していると飽きてくるし眠くなるのでやはり少しずつ問題演習をするのがベターかと思う。
最後に実験。
そもそも実験の引き出しが少なすぎて辛い。
指導教員がすごく実験の引き出しを多く持っているのでこの1年で盗みとらねばならない。
さらに、実験をやると進度がギリギリになる問題もある。
指導要領では実感を伴った理解とか言ってるくせにそれをやるためのゆとりの時間がない!
内容を教えるだけで精一杯。
ここはやはり伝えたいことを明確にして、端折るところと実験を通してきちんと学ぶところを作るしかなさそうだ。
そして、最後に生徒との距離感。
僕は距離は近い方が良いと思うが、適度な距離感が大切という先生もいる。
ま、この辺はやりながら暗黙知的な感じで蓄積していくしないだろう。
こんな、テキトーなことしか書くことがないくらい恵まれた生活を送っています。
上手く手を抜く大切さを身に染みて感じる今日この頃。
おーわり!
教師の労働の実態について書いています。 忙しいなかでも投稿する励みになりますので、良ければサポートのほどよろしくお願いします! 一緒に教師を今よりもっと魅力ある職業にしていきましょう。