教師106日目~生徒実験~
スケジュール
8:30~8:40 職員会議
8:40~8:50 ST
8:50~9:10 教務部会
9:10~10:50 指導案&プリント作成
10:50~11:40 授業
11:40~12:30 昼食&休憩
12:30~13:30 予備実験
13:30~15:00 学園祭準備
15:00~15:10 ST
15:10~18:30 問題演習
先週の金曜日に思い付いて、今週の金曜日に研究授業をやることに決めた。
明日から学園祭なので、自由に使える時間が多く授業準備に時間を使えるからだ。
今回はコロナも少し収まってきたこともあり、生徒実験をやろうと思っている。
生徒実験をやるには次のことに気を付ける必要がある。
・指示はあらかじめきちんと出しておくこと。
・実験手順や注意点はプリントに書き、板書もしておくこと。
・全員に役割を与えること。
生徒実験はまずは大きな事故や怪我なく、実験を終えることが最も大切だ。
その為に最大限の準備をして、生徒にきちんと指示を与えておかないといけない。
もし、実験を始めた後に追加で指示を出したとしても生徒全員にその指示が届くことはない。
指示をきちんと出せるタイミングは実験前のその一時しかないのだ。
だからこそ、きちんと予備実験をして危機察知をしそれを実験前のタイミングで伝えられるようにしておくことが大切。
そこまでやっても聞いていない生徒は居るので、その都度何をやるか確認出来るように手元のプリントと前の黒板に手順と注意点は書いておくと良いだろう。
それに加えて実験でよくありがちなのが手を動かす生徒が偏ってしまうことだ。
積極的に動く生徒がすべてのことをやってしまって、他の生徒は見ているだけということもあり得る。
そうならないためにあらかじめ5人班なら5人分の役割を用意しておき、1人1役割り当てられる形を作っておく。
実験は手と頭を動かして、実感を伴った理解を促進させられる一方で一歩間違えれば大怪我にも繋がってしまう。
そのデメリットをきちんと予備実験をすることで消して、メリットだけを享受出来るようにしたい。
細心の注意を払って、実験設計を行う。
それでも起きる時は起きてしまうのが事故なので、最悪の場合を想定して準備しておく。
生徒の成長はこんな風になってもらいたいという最高な状態をイメージする、逆に授業はこんな事が起こったら嫌だなという最悪を想定する。
そうすることで、リスクマネージメントしながらも理想に近付いていくと思う。
生徒実験では、予想外に時間がかかることも往々にしてあるので、余裕を持って自分がやったときにかかった時間の倍くらいの時間を取っておくのが良いだろう。
時間が余る分にはどうってことないが、足りなくなって焦ると事故に繋がる。
まずは安全第一。
そのつぎに学び。
この2つを大切に生徒実験の研究授業に臨みたい。
終わり。
教師の労働の実態について書いています。 忙しいなかでも投稿する励みになりますので、良ければサポートのほどよろしくお願いします! 一緒に教師を今よりもっと魅力ある職業にしていきましょう。