教師224日目~リーダーのタイプ~

スケジュール

8:00~8:30 返却物整理
8:30~8:40 職員会議
8:40~8:50 ST
8:50~9:40 授業
9:50~10:40 授業
10:50~12:40 レポート課題朱書き
12:40~12:55 掃除
13:00~13:10 ST
13:10~14:00 レポート課題朱書き
14:00~16:00 職員会議
16:00~17:00 類型選択確認
17:00~18:00 成績訂正

今日はそこまで忙しくなかったはずなのに気付くとなぜか18:00を過ぎている。
これは時間を意識して仕事を出来ていない証拠なので明日からは無駄な時間を過ごさないように朝のうちに計画を立てて動いていこう。
明日こそは定時退勤目指していくぞ。

今日は職員会議で初任者研修の一環である課題研究のまとめを発表する時間があったのだが、発表資料において校長の名前の漢字を間違えるという失態を犯した。
研究は求められている以上に真面目にやったので研究内容についてはすごく自信があったのだが、こんな所でミスをするとは。


近くの先生から指摘されたので発表前に訂正で一笑い取ろうと決意した。
校長の名前の訂正と自分の所属の訂正をして、笑いを取ったあとに真面目な発表をした。
僕の研究内容については何人かの先生が興味を持って質問してくれて、すごく有意義な会話が生まれたと感じた。
教師になってなかなか感じることの出来なかった意味のある議論が出来て楽しいという感覚を味わえた。


校長の名前をミスしたり、初任者研修の日付を勘違いして研修当日の1週間前に会場に行ってしまったり、本当にこの1年は大きなものから小さなものまで一通りのミスはやりきったと言えるのではないか(この話をしていたらヤンマーディーゼルですねとツッコミを受けた)。
さらに今日は成績処理でもけっこう大きめのミスをしていたことが発覚。

ただ、不幸中の幸いなのが大きいミスではあるが、取り返しのつくあまだマシな方のミスであることだ。
僕のだいたいの失敗は謝ったら笑い話になるくらいのミスだ。
そういうところは運が良いなと思う。

今回も僕の代わりに主任の先生が謝ってくれたたためどうにか事なきを得た。
つくづく主任には恵まれていると思う。


僕の学年主任は人柄が抜群に良い。
何か提案が挙がってくるとどんな意見でも必ず1度受け止めて検討してくれる。
そして、だいたい自由にやらせてくれる。

1人でバリバリ仕事を進めていくタイプではないが、チームで仕事をすれば力を発揮するタイプのリーダーだと思う。


リーダーには大きく分けて4つのタイプがある(PM理論)。
以下にPM理論の説明を引用する。

P機能は、目的達成機能(Performance function)のことで、組織の目標達成や問題解決をする働きを差します。たとえば、納期に間に合うスケジュールを組む、作業をメンバーに割り振って効率化する、成績が振るわないメンバーを指導する、などが具体的な行動です。
つまり、先頭に立ってメンバーを引っ張る力が強いタイプであり、皆が想像するリーダー像といえるでしょう。
M機能は、集団維持機能(Maintenance function)のことで、メンバーとの人間関係を良好に保ち、組織の雰囲気作りをする働きのことです。M機能の行動は、個別面談でコミュニケーションを図る、人間関係のトラブル解決に関与する、メンバーが交流する場を設ける、メンバーの労をねぎらうなどがあります。
リーダーシップのイメージとやや離れていると感じますが、メンバーをひとつにまとめて統率を図るためには必要不可欠な能力です。
PM理論の4つのタイプ

P機能とM機能をどちらも持っている人が、「理想のリーダー」と考えるのがPM理論の本質です。P機能とM機能の高低差により、次の4つのタイプに分類されます。

 

・【PM型】(P機能、M機能ともに大きい)…両方の能力が備わっており、組織をまとめながら目標を達成できる、理想像にふさわしいリーダータイプ

・【Pm型】(P機能が大きくM機能が小さい)…目標を達成できる反面、組織をまとめる力に欠けるタイプ

・【pM型】(P機能が小さくM機能が大きい)…集団をまとめる力はあるものの、目標を達成できないタイプ

・【pm型】(P機能・M機能ともに小さい)…目標を達成する力と、集団をまとめる力も弱い、リーダーにふさわしくないタイプ



今の学年主任はpM型のリーダーで、リーダーには進むべき道を示して欲しいというタイプの人には合わない部分もあるとは思う。
しかし、 僕は大抵の事は目を瞑ってある程度裁量を与えてくれる今のリーダーが好きだ。
人が良いので親や生徒からは信頼される事が多く、何かあれば尻拭いをしてくれる。

僕はこういうタイプのリーダーとチームを組んで一緒に良いチームを作りたい。
僕の主体性と行動力を最大限に活かしつつ欠点を補ってくれるだろうと思う。


今年の学年団からはあまり評判が良くないが、それは今の学年団の前の学年主任がP強めのPM型リーダーで、道筋を示し、細かく段取りを立てるタイプだったからだろうと思う。
それが当たり前だと思っていると今の学年主任のようなタイプのリーダーとはなかなか上手くいかない。

僕の学年主任はM機能に強みがあるのにP機能を求められている為、強みを最大限に発揮できていないように感じる。
そうであるならば、新学年になるタイミングで僕が担任団に入ってP機能をフォローしつつ主任のM機能を最大限に活かせば良い学年になるはずだ。


今は主任が孤立気味なのでなかなか大変そうだが、僕はどちらかと言うと主任側なのでそれぞれを繋ぐ懸け橋の役目を果たせそうだ。
今年は主任に歩み寄って良さを活かそうとするタイプが居なかったことが苦労した原因だ。

教師はチームで仕事をすることが多く学級経営力も求められるにも関わらずこういうリーダータイプや組織経営に関する知識を持つ人が少ない。
だからこそ僕の強みになっていくと思う。
きちんと勉強して実践に活かし、他の人にも知見を共有出来ると良いなと思う。

今日はここまで!

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じぇい
教師の労働の実態について書いています。 忙しいなかでも投稿する励みになりますので、良ければサポートのほどよろしくお願いします! 一緒に教師を今よりもっと魅力ある職業にしていきましょう。