教師156日目~助け合い~

スケジュール

8:00~8:30 バス相見積もり検討
8:30~8:40 職員会議
8:40~8:50 ST
9:00~12:30 体育館ワックスがけ
12:30~14:00 昼食
14:00~15:30 テスト作成手伝い

今日は午前中は全て体育館のワックスがけを行った。
これまでの汚れやワックスの残りを綺麗に削り取ってから再度ワックスをかけ直す。
こんなことも教師がやるのかと思いながら、業者に頼むと30万円くらいかかるらしいのでしょうがないかと思ってやった。
まぁ、大変だったけど楽しかったから良しとしよう。
こんな風にどんどん何でも屋になっていくんだけど、いざ転職しようとすると何も出来ないという評価を受けるのキツいな。
きちんと自信をもって伝えられる実績を積み上げていこう。

そんな午前中を過ごして午後は年休。
職場の同僚とラーメンを食べに行ったが、狙っていたところは生憎休みで別のところへ。
その後、同僚の1人が明日のテストの折り込みをやるというので、お手伝い。
年休中だが、これは好きでやっているのでOK。

その折り込みをやっている最中、解答欄に答えが書いてあるというミスを発見。
折り込みが最初からやり直しになるという事故もあったが、テスト前に気付いて良かった。
テスト問題は複数人で作らないといけないなとつくづく思わされた。

今回は僕のテストが初日に終わっていて、採点まで終わっているので他の人を手伝ったが、僕も他の人に助けられていることは多々ある。
教師は良くも悪くも個人戦の色が強く、自分が終わればそれで終わりとか自分だけ上手くいけばそれで良いとかいう人が多いように感じる。
それでは職場の雰囲気は良くならないし、無駄な仕事も多くなってしまう。
1つの仕事にかける時間も増える。

それでは自分の首を自分で絞めているようなものなので、自分に余裕がある時は助ける。
逆に余裕がないときは人を頼って助けてもらう。
このどちらも出来ない人が多すぎる。
特に後者の人を頼ることが出来ない人が多い。

まず、人を助ける。
そして、いざという時は人を頼る。
助けておけば必ず助けてもらえる。
助けてもらうことは悪いことでも恥ずかしいことでもない。

教師が人を頼るのが苦手な理由は2点ある。

まず、教師になるような人は自分が学生の頃から学校に適応してきている人が多く、常に出来る立場・褒められる立場で育ってきていることが多い。
そうすると自分1人で出来てしまうので、必然的に誰かに頼ったり手伝ってもらったりすることが少なくなる。
それを「1人で出来て偉いね~。」という風に褒められてきたので1人でやることが異様に高い価値を持っているかのように刷り込まれている。

次に教師という職業は1年目から生徒に教えることが多く、人に教わる機会が少ない。
だから、自分は何でも出来るという風に自分を過大評価し、人に教わるとか助けてもらうという価値観が醸成されない。
自分と違う価値観を持つ人を間違っていると決め付け、歩み寄ろうとしない。

本当に仕事が出来る人は多くの人を巻き込み、助けられ、大きな事を成し遂げる。
大きな事を成し遂げる為には多くの人に助けられ、応援されなければならない。

まずは自分の至らなさを自覚し、人に助けてもらうことは良いことだという価値観を身に付ける必要がある。
そして、人に助けてもらえるような可愛いげを持ち、人を助けるような行動をしていかねばならない。

その点で言えば、学校文化に変に適応せず、大学院では人に頼ってチームを動かすという経験が出来たのは良かったなと思う。
これからももっとたくさんの人とコミュニケーションを取り、助けられることは助け、たくさん助けられ、良い人間関係を築いていきたいものです。
僕はそこについては一抹の強みがあるので。
と言うか、それを無くしたら終わりだと思っている。

僕は1人では何も出来ない人間だけど、1+1を3にも4にも何なら100にも出来る人間だと、そうなりたいと思っている。
そんな感じでどうにか上手くやっていきます。

終わり。

教師の労働の実態について書いています。 忙しいなかでも投稿する励みになりますので、良ければサポートのほどよろしくお願いします! 一緒に教師を今よりもっと魅力ある職業にしていきましょう。