【LINE MUSIC Weekly TOP10】2019.07.17~2019.07.23
若者のトレンドを掴むべく、今週もチェック。
いつも通り結果考察は下部に。
最下部の今日のオススメは1曲
・INTERSECTION - You're the Reason
◆ 10位
Official髭男dism ‐ 宿命
⇩9(前週1位)
リリース:2019.07.09
所属:ラストラム・ミュージックエンタテインメント
レーベル:ポニーキャニオン
タイアップ:2019ABC夏の高校野球応援ソング/「熱闘甲子園」テーマソング
◆ 9位
THE RAMPAGE from EXILE TRIBE ‐ One More Kiss
NEW
リリース:2019.07.19
所属:LDH JAPAN
レーベル:エイベックス・エンタテイメント
タイアップ:なし
◆ 8位
ちゃんみな ‐ Never Grow Up
NEW
リリース:2019.07.19
所属:ビクターエンタテインメント
レーベル:ワーナーミュージック
タイアップ:なし
◆ 7位
日向坂46 ‐ ドレミソランド
NEW
リリース:2019.07.17
所属:Seed & Flower
レーベル:ソニーミュージック
タイアップ:なし
◆ 6位
M!LK ‐ かすかに、君だった。
NEW
リリース:2019.07.17
所属:スターダストプロモーション
レーベル:スターダストミュージック
タイアップ:なし
◆ 5位
あいみょん ‐ 真夏の夜の匂いがする
NEW
リリース:2019.07.24
所属:エンズエンターテイメント
レーベル:ワーナーミュージック
タイアップ:TBS系 火曜ドラマ「Heaven?~ご苦楽レストラン~」主題歌
◆ 4位
Mrs. GREEN APPLE ‐ インフェルノ
NEW
リリース:2019.07.18
所属:テアトルアカデミー
レーベル:ユニバーサルミュージック
タイアップ:TVアニメ「炎炎ノ消防隊」オープニング主題歌
◆ 3位
Official髭男dism ‐ Pretender
⇩1(前週2位)
リリース:2019.05.15
所属:ラストラム・ミュージックエンタテインメント
レーベル:ポニーキャニオン
タイアップ:映画『コンフィデンスマンJP』主題歌
◆ 2位
DISH// ‐ NOT FLUNKY
NEW
リリース:2019.07.17
所属:スターダストプロモーション
レーベル:ソニーミュージック
タイアップ:なし
◆ 1位
TWICE ‐ HAPPY HAPPY
NEW
リリース:2019.07.17
所属:JYPエンターテインメント
レーベル:ワーナーミュージック
タイアップ:なし
◆ 所感
ランキングに関して思うところは今週は特にありません。
相変わらず、LINEは動きが激しいな、と。
ただ、強いて1つあげるのであれば、6位にランクインしたM!LKに関してですかね。
昨今のボーイズグループの勢いは、音楽誌でもっぱらの話題です。
他のチャートを見てもそうですが、祭nine.やボイメンなど地域問わず様々なボーイズグループが出てきています。
その中で、スターダストはM!LKの立ち位置をどのように考えているのでしょうか・・・
ボーイズグループにも種類は様々あるので(正確には言葉遊びの領域なので「生み出している」が正しい)、ダンスができなくても良いと思うのです。
正直、ダンスもできるボーカルグループを国内で考えると、LDH系グループやエイベックス系グループのクオリティに太刀打ちできるものはあまりないと思います。
逆に言えば、この2つの事務所&レーベルはある程度のクオリティでグループを出してきますし、その手のブランディングが成功していると言ってよいでしょう。
LDHはEXILEの流れを汲み、三代目 J SOUL BROTHERS、GENERATIONS、THE RAMPAGEなどを生み出していますし、エイベックスもAAAの流れを汲み、Da-iceやlol、少し違いますがFAKYやフェアリーズなどを生み出しています。
なぜこの層と比べているかというと、今回ランクインしているM!LKの曲は明らかにマス受けを狙っている曲調に聴こえます。(今の流行りを捉えているという意味合いで)
さらにいえば、各メンバーの歌唱力も決して悪いものではない。
だからこそ、中途半端なダンスがめちゃくちゃ浮いて見えるんですね。
というか、むしろ「なぜ踊らせているのであろう」と疑問に思ってしまうくらい下手です。
せっかく、曲と歌が良いのにもったいない・・・。
マーケチームの押し付けによる戦略ミスにしか思えないんですよね・・・。
もしくは、今後の成長に期待して、今は我慢の時期なのか・・・。
そういう意味でいうと、DISH//のような事例も作っているので、振り切れる事務所が振り切っていない何かが裏側にあるのでしょう。
ビジネスとして音楽を届けるべき相手は、アーティストでもなく事務所やレーベルでもなく、また店舗や音楽業界の人でもありません。
第一にお客様なはずなんです。
「差別化」と言ってしまえば簡単ですが、頭で考えて、机の上で生み出した「差別化」は、お客様が感じる「差別ができている状態」とは大きく異なると思います。
どうか制作陣にマーケ思考を取り戻していただき、数ある若者の未来を変な方向に導いて、破綻させないようにしてほしいものです。
◆ 今日のオススメ
世界のPOPシーンをこじ開ける日本発のアーティストがついに生まれるかもしれません。
ROCKシーンはONE OK ROCKが頑張ってくれていますし、アイドルシーンはBABYMETALが頑張ってくれいます。
POPシーンではK-POPに後れを取っていって、特にBTSの勢いが凄まじく、完全におされていますが、少しタイプをずらして勝てるかもしれないアーティストだと感じました。
既にYouTubeでの再生回数も300万回を突破していて、プチヒット現象が起きています。
メンバーも軒並み10代後半~20代前半と若く、伸びしろもあります。
なにより4人が4人ともハーフ&帰国子女で英語ペラペラどころか母国語が英語です。(2人は日本語が喋れません(笑))
言語の障壁や文化への違和感が低いので、海外への挑戦ハードルも低いでしょう。
INTERSECTION - You're the Reason