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ベース弦について"Dean Markley Blue Steal"

ベースを弾き始めてから随分と経ってしまった。その間色んなベースを買ったり売ったりしてきたが、それと同じくらいの量ベース弦を試してきた感じがする。
前まではリチャードココのニッケルのやつとラベラのフラットワウンドを気分によって取っ替えていたが、近頃ベース弦熱がかなり加熱してしまっている。
その中でも最近個人的にアツいのがDean Markleyというアメリカのブランドで、アコギのピックアップやケーブルなどサプライ品をメインにやっている所らしい。
10数年前に誰かからここの弦は良くって瞬間的に冷却してるからなんだか長持ちなんだと聞いて、"冷却"という言葉に惹かれて一度だけ使ってみたことがあった。よかった記憶が有ったのだがあまり詳細は覚えていなくて前に購入しようとしていたのだが、日本の代理店が取り扱いを辞めてしまい国内に全く流通しなくなってしまっていた。かなり残念でどうにかして入手出来ないかと思っていたのだが、面倒だし忘れてしまっていた。最近ふと調べてみると2022年からキクタニさんという代理店が取り扱いを開始するとのアナウンスを受けて割と歓喜してしまったが、私の住む関西には未だに普通に店頭に無くて先月東京に行った際にステンレスの方を購入してみた。

Dean Markleyの定番弦"Blue Steal"

箱の外観的にめちゃくちゃハードでメタルなパッケージで、パワーな人が愛用してそうな雰囲気がある。実際に海外のミュージシャンでもハードな人々のシグニチャーセットがラインナップされている。

自作のテレキャスターベースと"Blue Steal"

実際に弦を張って見た所、ペグに巻き付ける部分の弦の細い芯が剥き出しになっていて最初の一巻きはその細い部分を巻くことになるのが個人的そして精神的に少しだけ気になるが、無骨な雰囲気がある感じがする。
弾いた感じは、ステンレス弦特有の妙な滑らない感があって正真正銘のマジのステンレスという感じである。
肝心の音なのだが、かなり個人的だが思ったよりもかなりお淑やかなで品のある音がしていてかなり扱いやすいし、妙な深みがあって奥の方にほんのりキラつきがあって個人的にかなり好きな弦の感じがする。まだ張りたてでこの先どうなるかはまだ分からないけど、今後も使っていくような感じがある。
先日ライブでも使用したが、とっても良かった。音が深くて深くてステンレスだからかなんだか塊感があった。
やっぱり良かった。
テンションは個人的には緩めの印象です。

関西でも手軽に手に入るようになって欲しいなと切に願っている中途半端な初夏な毎日でした。

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