日常、ならびに精神状態の変化について
この前、AT THE BENCHという映画を観た。会話の節々に現れるユーモア、クスッとなる動作、映画の構成が秀逸で面白かった。ぜひ見て欲しい。短編の詰め合わせなので楽だと思う。
映画中のあるシーンが心に残った。宇宙人が登場するのだが、地球人を羨ましく愛おしいように感じている動作がある。そこのポイントこそが自分が長年悩んできたことだったからコレコレコレ!!!きたぁああああいいねえってなったよね俺。
前提。
人間は感情を直接共有できない。
言語を介する必要がある。
作中の宇宙人は感情を直接共有できる。
ここから話を派生していく。人間は孤独から逃れるという願望に対して根本から欠陥しているからこそ、実はその唯一性が担保されているのでは無いかということだ。
孤独から逃れるとは果たして誰からも感情を共有される誰にでも共有できることだろうか。否、関係性を持った特別な人に共有されたい共有したいものなはずだ。
では、共感の最高峰である宇宙人は特別を作れるのか、難しいだろう。会話の中で差が生まれづらい。
人はまず感じる、次に頭の中の言語に変換し言葉を発する、最後に相手が受け取り変換される。言葉のキャッチボールに3段階ある。
この間に原初の感情は加工されていく。脚色されたり、削られたり。
この3段階に関係性の特別さ、オリジナリティ、対人関係の唯一性が潜んでいるのではないか。
僕は欠陥しているからこそ、誤解して誤解されるからこそ相手が特別になっていくのだと。そう新しく考えるようになった。幸せだね。
最近、精神状態がいい。仕事もやっと慣れてきてうまく行き始めた。評価も上がり収入も上がったら嬉しいなって段階。今までは転職を考えていたけどある程度頑張ろうと思っている。
テンションが高いと人と一緒にいてより楽しい。お酒は進むし、会話のテンポが速い。好奇心が湧く。躁状態ではない努力の上に積み重ねたいいリズム。
ゆるーく生きてきたけど歯を食いしばって見たらいい景色見れそうだなって思った。頑張る。
遅刻ここ2ヶ月で2回です。だいぶ成長じゃないっすか?社会人としてはまだまだだけど。
会社の人とも仲良い。胸の内を開けられる人も1人出来つつあるし幸せだと思う。上司もいい人だし頑張っていきたい。