森とブロックチェーン(6)
前回までのお話はこちらから
僕は気がついたら飛行機の上にいた。窓から下を見ると森が広がっている。ここは一体どこなんだ?
マミさんの家にいったらちょっとエッチな展開になるんじゃないかと期待した記憶はある。
なんか僕は犯罪者になったような気もする。Binancoのイーサリアムを僕は自分のウォレットに700億円分くらい移した気がする。
ははは。
ってどこだよ!!!
ここは!!!
それにもう窓からみる景色は日本には見えない。ここはどこなんだろう。
いろいろ見ているとどうやら飛行機会社の名前はLufthansaというらしい。ヨーロッパぽい感じだな。聞いたこともある気がする。
隣に座っている男性はちょっと伊勢崎友介似のイケメンだ。日本人にみえるから怖いけど少し話してみるか。
とおそるおそる状況を理解するために普通の会話っぽく隣の男性に話しかけた。彼はワインの仕入れに来たらしい。東京の有名なレストランでソムリエをやっているとのことだ。
僕は行き先を探るために彼に聞いた。僕は今回はじめてなんですがどこか観光スポットでオススメなところありますか?
じゃあ。定番だけどブランデンブルグ門はみてくるといいよ。
やべえ。回答を聞いてもどこかわからない
ええっとそれ以外にどこかありますか?
そうだなー。ポツダム広場かな。ベルリンの壁もまあまあ残っていていい感じじゃないかな。
べ・ベルリンかよ。なんと。マジか。
億ラビットくんに助けを求めることができるかもしれない。
やった。よくわからないけどなんだか、都合いい方向に話が進んでいる気がしたがそこはあまり言わないでおこう。
飛行機はベルリンに降り立った。
続く