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らめれこボドゲコラムvol.004_ピリオディック

vol.004-ピリオディック(2019年)

こちらの記事にいらっしゃった皆様、こんにちは。
らめれこげーむず!の「うにかんてんてー」と申します。
今回も楽しく、ボードゲームレビュー行ってみよう!

前回に引き続き、新しめなゲームを。GEN-CON新作です。
化学周期表をフィールドに見立てて、
色々な状況を見ながらコマを動かして勝利点を稼ぐゲーム、
その名も「Periodic」

とりあえず、コラム筆者が大学で化学専攻してたこともあり、
このフレーバーの時点で、興奮が止まらない感じです。

それに加えて、コンポーネントの可愛い事と言ったら!
パステルカラー&グラデーションの色使いに、
顕微鏡コマ・三角フラスココマのフォルムにもうっとり。
ゲーム始める前から、既に満足してしまうというね。

さて、ルールの方だけど、比較的単純で、
目的スペースまでフラスコを動かせたら、目的カード上にキューブが置け、
カードの全ての目的が全部達成出来れば得点となる。
手持ちのエネルギーを使いたいだけ使って沢山動くか、
逆に場に溜まったエネルギーを回収しながら1回だけ動くか、
動き方のルールも5種類あるので、なかなか悩ましい。

さらに、周期表の色分けに沿ったエリアで行動終了すると、
アカデミックトラックと呼ばれる追加点も狙える。
そして隠し持ったアジェンダカードによる秘密の目的での加点も。

得点方法がそれなりにあり、点差はつきにくいので、
毎手番、状況をしっかり把握して行動していかないと勝てないね。
上記の通り、見た目でやってみたい感を掴んでくれるので、
知名度の低そうなゲームだけど、結構な回数プレイする機会があるんだが、
いつも微差で負けている気がするな。

なお、プレイ自体は比較的単純だと書いたけど、
意外とプレイ時間は長めなので、そのあたりは要注意。
それを除けば、どんな層にも受けが良いのでどんどん布教したいね。

実は、周期表や化学記号への興味を高めるツールとしても機能しそう。
コマの動き方ルールや目的カードにも、化学要素がフレーバーとしてあり、
(イオン化傾向とか化合物の構成元素とか、etc)
実際にプレイしてると、何となく頭が良くなった感がある、イイネ!

なお、ロールプレイ的には、
「教授、この物質の構成元素が分かりましたよー」
「原子エネルギーが猛威を振るっちゃうぜぇー」
「キミ、倉庫からアレを持ってきたまえ」

とか使えると思います、どうぞ。

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